Photo by tecteckpoo 上る煙とつたう滴 6 高野しりもち 2019年9月27日 19:54 何もない朝だったタバコをふかして窓の外を眺めた禁煙はやっぱり続かなかった昨晩の言葉が頭から離れなかった目を閉じれば頬を滴がつたい、気がつけば朝だった薄日が差すぼんやりと霞がかった街はいつもより静かに見えたどうしても、どうしてもつたうそれを止めることができない街を眺めても、煙草を吸ってもとめどなく出てくる。もう認めてしまおう生きる全てだったと思い出してしまおう、その声や横顔を言葉にしたことは無かったけど大好きだったとこの煙草が終わるまでは恋をしているでも燃え尽きる頃にはこの気持ちも一緒に灰になっているはず。 #詩 #散文 ダウンロード copy #note #詩 #言葉 #ポエム #短編 #恋 #好き #散文 #想い #涙 #煙草 #あなた #つたう 6 最後まで読んでくれてありがとうございます。 スキしてくださるととても嬉しいです。 してくださらなくても、目を通してくれてありがとうございます。 サポート