伝え方【お仕事編②】

皆様、大変お待たせしました。

それでは本日は【伝えることの組み立て方】についてお話しようと思います。


人に何かを伝えるということは、

相手により良くなって欲しい・成長してほしいということですよね。
(もし今この一文を読んでズキっとした方は今一度ご自身に問うてみてください。きっとご自身がよくわかっていると思います。)

伝えるポイントはこの2点です。

・現状
・改善策

とってもシンプルですよね。


それでは例題に沿って説明しますね。
Aさんは月曜日の全体会議用に作った資料で、数値を間違えたまま作成し配布した。

・現状

数値を間違えていたので訂正に時間がかかった
一時的に会議が混乱してしまった

・改善策

資料を作成できたらWチェックを行う
Wチェックを行えるよう早めに資料を作成する
Wチェックでは全体をくまなく確認するよりも、重要なポイントに絞って行う

それでは会話に上記のポイントを落としこんでいきましょう。

「Aさん!全体会議の資料を用意してくださってありがとうございます。
数値の件、大変でしたね。
もしよかったら、私と一緒にWチェックしませんか?
1週間後にまた会議があるので、木曜日までに資料作成してもらって
金曜日に私が再度確認する、不備がなければ印刷する、というのはどうでしょう?
あと、資料で重要なポイントも併せて教えてもらえると助かります。」


いかがでしょうか?


まずは資料を作成したことを労ってください。
仕事とはいえ、一生懸命作ってくれたのです。

失敗したことは仕方ない。
でもそこで終わらせるのではなく、仕事仲間として次にミスしないためには
どうすれば良いか、自分がサポートできることはないかを一緒に考える方が建設的かなと思うのです。


「全体会議なのに数値間違うなんて…!」
「確認ちゃんとしたの?!」
それ、伝える必要ありますか?
失敗した本人が一番わかってたりするんですよ。
そんなきつい一言浴びせるよりも、一緒に問題解決しましょうよ。


次回は【プラス1の言葉】についてです。それでは!






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