見出し画像

ビジネスの基本、商品設計のフロント・ミドル・バックエンドを学ぶ

どーも、ゆー。です。

カメラで生計を立てるぞ!ってなったときに
「で、何をしたらいいんだ?」
ってなりまして、カメラで食べて行くためにはどうしたらいいのか

それを学ぶために、コンサルを受けたりもしました。

それはそれで非常に学びになったし、まず最初はこれがないと始まらないよねってところから話して行きたいと思います。



1.商品がなければ売れるものも売れない

画像1

すっごい当たりまえの話ですが、あなたが飲食店に行ってメニューがなかったらどう思いますか?

「え、メニューないじゃん。帰ろ」

ってなりますよね?

それはカメラで仕事をするってなったとしても一緒です。

何をするにしても最初は商品設計から始まるんですね。

特にHPというのはWEB上の店舗なので、メニューがないと入店数秒で出て行ってしまいます。

なのでまずはHPを充実させるのがいいかもしれません。

僕は最初
・出張撮影サービス
・個人のフリーカメラマン
などを検索してそのメニューをとにかく手当たり次第見てました。

で、だいたいその平均値が出てくるんですね。

そうやって
「こういう内容で、これくらいの値段でやって行ったらいいのか〜」
っていうのを掴んで行ってました。

商品設計を始める前は聞かれたら値段を答えるってスタイルだったので、お客さんも恐る恐る依頼をしてたんだと思います。

メニューのない寿司屋さんみたいな感じですよね(笑)

なのでまずは『商品設計』から始めて行きましょう!



2.フロント・ミドル・バックエンドとは?

画像2

「商品設計が大事なんですね!よし商品作るぞ!!、、、、、何から?」

ってなると思います。

で、商品設計には基本的に
フロント・ミドル・バックエンド
というわけ方ができます。

まあ簡単な例を挙げると懐石料理の松竹梅のコースです。

周りのメニューをぜひ意識して見られてみてください。
世の中のほとんどのメニューがこの3つのメニューからなっているはずです。

なので、まずはここから商品を作って行きましょう。
カメラマンの商品を見てたらそんなに難しくはないはずですよ。



3.フロント商品

画像3

フロント商品を一言で言うと『あなたの商品を気軽に体験できるメニュー』だと思ってください。

わかりやすい例で言うと、シャンプーってありますよね?

シャンプーって一回買っちゃうと数ヶ月は使い続けないといけないので合わなかったらどうしようというリスクを抱えています。

そんな時に実は200円〜300円くらいの使い切りのパックが売られてたりします。

気軽にお試しができるのがフロント商品なわけです!

じゃあ写真に当てはめると何になるのかと言うと

僕は撮影会だと思っています。

僕のメニューって最低価格が14800円の20カットプランになっています。
もちろんそれでも申し込みは入ってくるのですが、撮影会はシャンプーの話で言う使い切りにものに合っています。

『〇〇撮影会やります!』って見たこと無いでしょうか?
まさにそれ〇〇の部分に何を入れるかですよね。

今まで僕がやった撮影会一覧を書いときますね。
・桜撮影会 3月末
・木漏れ日撮影会 5月
・サンセット撮影会(海) 7月
・紅葉撮影会 11月
・イルミネーション撮影会 12月
などなど

基本的にカメラ業界の一番動きがあるのは春と秋です。
いわゆる行楽シーズンですね。

夏と真冬は表情もこわばるしあまり頑張ってするものでは無いかなと思っています。

アイディアによっては撮影会以外にもフロント商品はあるかと思います、ぜひ色々と考えられてみてください。



4.ミドル商品

画像4

松竹梅の『竹』の部分ですね。

この商品を僕は普段の撮影メニューにしてます。

参考までに
・20カットプラン 1〜2時間 14800円(税込)
・フルカットプラン 1〜2時間 29800円(税込)
がミドルの商品となっています。

20カットプランで申し込む方が多いのですが、全ての写真を見てもらって『やっぱりフルカットに変えます!』と言う方もいらっしゃいます。

なのでレタッチは基本全ての写真をやります。
売れても売れなくても。最初はレタッチ前の写真サンプルを送って反応を見るという形にしてたんですが、それだと反応が非常に悪い。
なので全てレタッチしたものを送るとフルカットに変更する人が多くなったので今は全てするようにしてます。



5.バックエンド商品

画像5

バックエンド商品とはいわゆる高単価の商品のことを言います。

事業者さんたちはほぼここで利益を得ています。
それはどの業態でも一緒です。
例えば10000円の商品を毎日30日間売ったとして、30万の売り上げですよね?
そこから諸経費などを引いたらもっと少なくなるし、そもそも毎日家族写真の撮影が初めから入ってくるとは考えづらいです。

なのでこのバックエンド商品っていうのは生命線になるわけです。
実は順番としてこのバックエンドから作っていくのもありです。むしろ慣れてきたらここから作っていくのが一般的です。

で、僕が今個人の方向けに出しているバックエンド商品は『1日同行プラン』となっています。

時間は基本無制限で一日好きな場所に着いて行くものです。
これが49800円。結構いい値段ですよね。でも、頼む方もいらっしゃいます。

しかし重要なのはバックエンド商品というのは単品で考えるのではなくパッケージで考えるんです。

僕はこの商品を購入してくれた方には
・アルバム
・DVD
・オリジナルカレンダー
などのオプションメニューを紹介します。
だいたい買ってくれます。

あなたも買い物をした時って財布の紐が緩んだって経験はないでしょうか?
車を買った時に
「このオプションも付けちゃおう」
とか
カフェに行ってランチを食べて
「せっかくだからデザートも頼んでみよ」
みたいなものです。

なのでオプションメニューって自分の身の回りにめちゃくちゃ溢れてるんです。
オプションメニューの作り方は他にもたくさんあるので色々と学んで見てくださいね✨



まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は商品設計について書かせていただきました。
カメラを仕事としてやろうとしたときに、何から始めたらいいかさっぱりわからなかったので、まずはここからはじめて見るのがいいと思います。

商品設計って最初はめちゃくちゃ苦労します。
サラリーマン人生で商品を作るってほぼないからです。

あなたがカメラマンとしてのスタートラインに立てる要因になってましたら幸いです😊✨


ゆー。でした〜🙋‍♂️✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?