悪の帝国
メジャーリーグ、ワールドシリーズにおいて世界最悪のベースボール・ファンであるニューヨーク・ヤンキースのサポーターの愚行が映し出されましたが、米国ではだれもが知っている悪の帝国とその一味という感じです。
サンディエゴ・パドレスのマニー・マチャドやフェルナンド・タティスJRのようなやんちゃな選手とヤンキース・ファンがやり合うパフォーマンスは、観ているファンにとっては面白さも確かにあるのですが、子供たちも見ているし決して褒められたものではありません。
ヤンキー・スタジアムの一味における罵詈雑言の嵐、神聖なフィールドに平気で物を投げ入れる敬意を欠いた行為、今回のような選手の真剣なプレーを妨害する信じがたい蛮行・・・
単なるスポーツのワンシーンととらえる人も多いでしょうが、実は米国を象徴する典型的な映像でした。
米国の正義とは、言わずもがな暴力であり、世界最強の国家として君臨することが建国以来の存在価値であり、基本理念であります。
大小さまざまな悪の帝国は存在しますが、ヤンキースは比較的小さなひとつです。
ニューヨーク市民はこの街で生きるためには戦いに勝利しなければなりません。
そのひとつの具現化があのワンシーンなのです。
では巨大な悪の帝国の支配者とはいったいどのような存在なのでしょう?
米国の次期大統領ドナルド・トランプは公の場で「ディープ・ステート」に対する宣戦布告を訴えたました。
彼の辞書には「負ける」という言葉がないので、たとえ脅されようと狙撃されようと、この強大な力と戦わねばならないのです。
彼は歴代大統領が、このダークサイドの操り人形であったことを知っているのです。
つまり多くの人が懸念している「独裁者」なるものは米国では誕生しようがないということです。
トランプの人生の最終目標は、ロシアとウクライナの停戦を実現し、ノーベル平和賞を受賞するということですが、結末は誰にもわかりません。
最も大きな難題は、この悪の帝国が肉欲に溺れたソドムの市や神をも恐れぬバベルの塔をこの地に築き、混沌と退廃の末に破滅を予感させていることです。
神々の最後の慈悲が日本です。
世界の民に対し、朝日の昇る国に行き学びなさいと導いています。
予言者や占い師の言葉ではなく現実のエネルギーのもたらす波動ですから、美しい魂を保っている者、霊格の高い者には分かる現象です。
いずれにせよ世界中の悪の帝国は終焉を迎え、人類は新たな旅を始めることになるでしょう。
それが高次元の精神世界への旅になることを願いましょう。