火水伝ゑ文(ひみつつたえふみ)10
こんにちは、白山大地です。
私たちが、「元つキ」を忘れてしまったのは、「あやま知」にすっかり惑わされたからと、『火水伝文』は述べます。「あやま知」によって、ケガレ(気枯れ)てしまったのです。
大峠が厳しいものになるのは、神の仕組みではなく、このケガレを祓わなければならないからです。元つ神がケガレを祓うとあります。
「あやま知」は、私たちの神気が出せないように封じ込めたとあります。その「あやま知」について具体的な指摘はありませんが、私は、未熟な科学だと考えています。
今の科学は、魂や霊の存在も神の存在もないものとし、目に見えない世界、すなわち精神世界を否定しています。科学と精神世界を分けること自体、「あやま知」といえるでしょう。
神を否定してしまえば、神気が出させないのは当然です。しかし、神は、悪神が仕組んだ企みはすべて解るので、最後の最後の最後のところで見事ひっくり返し、新しき御代を建てるので心配はないと、『火水伝文』にはあります。
そして、その「あやま知」を操る者がいるそうです。日本の上に立つお偉い様方も、すっかりその者たちに惑わされ、騙されてているそうです。まさに“陰謀論”ですが、陰謀論という言葉も「あやま知」が用いる真実隠しでしょう。
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