火水伝ゑ文(ひみつつたえふみ)7
こんにちは、白山大地です。
『火水伝文』は、当初、1000部、印刷・製本が行われたと思われます。その後、増刷もありました。
これは、人から人への紹介があったからです。我空さんは、集まって来た人たちに、講演会を開くよう頼みました。ご自分で主催するのではなく、話を聞きたいという人たちを集めてくれれば、お話をしたいとおっしゃったのです。
初めは、10名ほどの会がほとんどでした。第一回は、14名が集まりました。日月神示を読まれたり、スピリチュアルに造詣があったりと、皆さんそれぞれ勉強されていたようです。
会は、関東を中心に行われました。私は、そのほとんどに顔を出しました。そして、私も自宅に我空さんを招いて講演をしていただいたことがあります。たしか、その時は、10名も満たなかったと記憶しています。
話の内容は、どの会もほぼ同じでした。しかし、『火水伝文』に記されていたことばかりではありません。いや、むしろ、本にはない内容がほとんどといってもいいかもしれません。
実は、『火水伝ゑ文』のあとがきにあるように、『火水伝文』には、「上つ文(うわつふみ)」と「下つ文(しもつふみ)」があり、講演会のお話の内容は、「下つ文」に記されていたものだったのです。当時は、上下巻があることも知らず、これは後で知らされたのでした。