日月神示 3
こんにちは、白山大地です。
日月神示の上つ巻・第一帖に「日本はお土が上がる、外国はお土が下がる。」という一文があります。
この文章は、多くの研究者が、「お土が上がる」を、日本列島が隆起すると解釈されています。「外国はお土が下がる」は、大陸の一部が沈降するような解釈です。つまり、かつてムー大陸やアトランティス大陸が沈んだような、大きな変動が起こるという解釈です。
もちろん、そう解釈しても、前後の文章とつじつまが合わないということもありません。
しかし、火水伝文では、ご紹介した通り、「お土」は、火と水を十字に組み結んだ中心で、「真中」にあたるとしています。万象万物を産み、「元つ響きの産土の鳴り出るところ」なのです。
そうであれば、「日本はお土が上がる」は、私たち日本人の一人ひとりの「真中」がスミキリ、「無限力徳」の力を発揮すると解釈できます。あるいは、日本が世界の中心となり、元つ神からの産土力を発揮して、新しい世界をリードしていくとも取れます。
これは、千賀一生さんの「ガイアの法則」にも当てはまります。となれば、「外国はお土が下がる」は、英米の持つ価値観が見直され、世界をけん引してきたお役目から降りるということになります。
こう解釈しても、同じく、前後のつながりに違和感はありません。もちろん、どちらが正しいということではなく、どちらの解釈もありうるということでしょう。日本列島が形を変えるほどの天変地異が起こることも十分予想されます。