日月神示 2

こんにちは、白山大地です。
 昭和19年6月10日、千葉佐倉市に在る麻賀多神社の摂社・天之日津久神社にて、岡本天明は、最初のご神示を受けました。
 第一声は、「富士は晴れたり、日本晴れ」です。続いて、身魂を磨いていないと越せぬこの世初(はじ)まって二度とない苦労があると告げました。「神の力でないと何んにも成就せん、いつでも神かかれるように、綺麗に洗濯して置いてくれよ」と火水伝文と同じようにことが述べられています。
 当時は、日本は太平洋戦争の最中。「戦は今年中と言ってゐるが、そんなちょこい戦ではない、世界中の洗濯ざから、いらぬものが無くなるまでは、終らぬ道理が分らぬか」とあります。つまり、太平洋戦争が終わっても、戦争はなくならないことを示唆しています。
 そして、「早く掃除せぬと間に合わん、何より掃除第一」と、ここでも身魂の掃除が大切であることが強調されています。
 「口と心と行ひと、三つ揃ふたまことを命(みこと)というぞ。神の国の臣民みな命(みこと)になる身魂(みたま)、掃除身魂結構」と結んでいます。
 古事記や日本書紀には、神様の名前として○○の命(みこと/尊)とありますが、本来、命(みこと)とは、火水伝文でいう、口と心と行いの三真釣り持ち行く人のことを指していたのです。
 では、岡本天明に神示を下ろしたという瀬織津姫穂乃子様は、どうおっしゃっているのでしょうか? 『よひとやむみな』には、こうあります。
 まずは、第一声。「富士は晴れたり、日本晴れ。いよいよ、大峠の時が来た。もう変えることはできん。大難を小難にするよう伝えてきたが、今となっては、肚を据えて迎えるしかない」とあります。
 さらに、「今の科学というのものは、便利にするものであるが、幸せにするものでない。戦は終わったと申しておるが、そなたたちの心はまだ戦っておるでないか。何のために人間に生まれてきたのかを忘れておる」と述べられています。
 もちろん、その後に、「早く身魂を磨いておくれ」と、身魂磨きの強調は忘れておりません。

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