火水伝ゑ文(ひみつつたえふみ)5
こんにちは、白山大地です。
『火水伝文』が、多くのチャネリング本と異なるのは、発信元が、「元津神(もとつかみ」ということです。『火水伝文』のあとがきに、「国祖・国常立大神様のご守護、ご指導、お導きのもとに、この度この世に下された」とあります。ですから、元津神である国常立大神が『火水伝文』を降ろしたと考えるのが自然です。
しかし、当時、国常立大神様は、元津神(もとつ)としてまだ完全復活はなされていませんでした。国常立大神は、国常立尊(くにとこたちのみこと)として、この宇宙の創造にかかわってきましたが、一度隠遁されたのです。国常立尊は、中津神(なかつかみ)でした。
そして、この度、元津神として復活され、国常立大神となられたわけですが、それは、平成の世に入ってからです。
つまり、『火水伝文』を降ろした直接の神様は、国常立大神の名代と思われます。あとがきをようく読めば、そう取れます。同じ系統のご神示『日月神示』も同様で、国常立大神様が下ろしたようにいわれていますが、下ろされたのは、瀬織津姫穂乃子様です。『よひとやむみな』(ナチュラルスピリット)という本にそう記されています。
ここで、元津神と中津神との違いについて述べさせていただきます。『火水伝文』によれば、元津神とは、「宇宙を孕んだ神」ということです。つまり、元津神の子宮の中に宇宙があるのです。これを「子宮内宇宙」と呼ぶそうです。
そして、その宇宙で生まれた神が中津神です。
間接的にしろ、元津神が直接関与して下ろされた神示は、『火水伝文』だけだと思われます。ただし、『火水伝文』は、本来神示ではなく、あくまで「伝文」ということだそうですが。
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