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能登半島地震 大相撲夏場所・郷土力士の活躍 報道リンクその4(大の里、夏場所千秋楽)

※ 記事内は敬称略。

前後の報道はこちら。
能登半島地震 大相撲夏場所・郷土力士の活躍 報道リンク


大の里(西小結、石川県河北郡津幡町出身、二所ノ関部屋)
NHK大相撲特設サイトの大の里ページ




千秋楽(2024年5月26日)



動画


日本相撲協会公式X 大の里優勝パレード(旗手・白熊)


北陸中日新聞 パブリックビューイング@石川県津幡町役場


【速報!】大相撲 大の里ー阿炎 <令和6年五月場所・千秋楽>SUMO
日本相撲協会公式チャンネル


大の里ー阿炎(NHK大相撲サイトの取組動画)


所要7場所!大の里 優勝記念動画 <令和6年五月場所>SUMO
日本相撲協会公式チャンネル


最速優勝 大の里の15日間 <令和6年五月場所>SUMO
日本相撲協会公式チャンネル



報道


NHK NEWS WEB
大相撲 大の里が初優勝 初土俵から7場所目は最速

(・・・)【全文】大の里 初優勝インタビュー

(・・・)Q.ふるさと石川県で、今も苦しい思いをしている方も多いかと思います。勝ち星を届けることが元気を届けることだと話していましたが、今どんな思いですか?

「こうやって優勝する姿を石川県の方に見せられたと思うので、本当にうれしいですね」

(・・・)優勝パレード 家族も見守る

(・・・)国技館の周辺では午後6時半ごろから大の里の優勝パレードが行われ、国技館の正門付近には大勢のファンが集まりました。大の里は旗手を務めた兄弟子、十両の白熊とともに車に乗り込んで手を振ると、ファンから「大の里」とか「津幡の星」などと大きな声援を浴びていました。

応援に駆けつけていた父の中村知幸さん、母の朋子さん、妹の葵さんもパレードを見守り、大の里に向けて笑顔で大きく手を振っていました。

(・・・)そして、いま息子にかけたいことばを聞かれると、ことしの元日、能登半島地震で地元が被災したことを踏まえ「震災で背負うものもいっぱいあったと思うが、この15日間は石川県のヒーローでした。ご苦労さまでした」とメッセージを送っていました。

(・・・)出身地の石川 津幡町 パブリックビューイングで歓声
大の里の出身地石川県津幡町では、パブリックビューイングが行われ、大の里の優勝が決まった瞬間、会場は大きな歓声に包まれました。津幡町では、地元の人たちが応援しようと、町役場の町民プラザでパブリックビューイングが行われました。

会場に用意された120席は早い段階で埋まり、役場内に別に設けられた会場と合わせておよそ400人が集まりました。

大の里の取組を迎えると会場からは声援が上がり、阿炎を倒して優勝が決まった瞬間ほとんどの人が立ち上がって、大きな歓声を上げていました。

津幡町の50代の女性は「能登半島地震で石川県が大変な中、優勝を決めてくれて勇気をもらいました。大の里は石川県の誇りです」と話していました。

大の里が小学生の時に通っていた相撲教室に所属する小学6年生の男の子は「自分たちの先輩が優勝してくれて誇らしい気持ちです。自分も大の里のような力士になれるよう練習したいです」と話していました。

また、大の里を小学生だった時にコーチとして指導した岩脇進一さんは「まさか、自分たちの地域から優勝する力士が出るとは本当に信じられないです。大の里の活躍で、子どもたちにも相撲がもっと身近になってくれるとありがたいです」と話していました。

地震の被災地 輪島でも喜びの声
能登半島地震の被災地、石川県輪島市でも喜びの声が聞かれました。

市内で飲食店を営む30代の男性は「県内出身の力士の久しぶりの優勝ということで、とてもうれしいです。被災した私たちに勇気を与えてくれ、前向きな気持ちになります。これからも優勝を重ねて地元を盛り上げてくれる存在になってほしいです」と話していました。

市内に住む80代の女性は「地震で気持ちが暗くなる中で勇気をもらいました。次は横綱を目指して頑張ってほしいです」と話していました

大相撲 大の里が初優勝 初土俵から7場所目は最速
(NHK NEWS WEB、2024年5月26日)


北國新聞
大の里、最速初優勝 所要7場所、県勢25年ぶり

(・・・)大の里は能登半島地震の被災地を思い「優勝する姿を、石川の人たちに見せられ、本当にうれしい」と涙を拭った。

 石川県出身力士の優勝は輪島、出島(金沢市出身)に次ぐ3人目で、1999年名古屋場所の出島以来、25年ぶりの快挙となった。新三役での優勝は1957年夏場所の安念山以来で67年ぶり。

(・・・)千秋楽は津幡町後援会から贈られた「火牛(かぎゅう)の計」をモチーフにした化粧まわしを着用し、地元への思いをにじませた。石川から多くの応援が届いていたとし「本当にたくさんの方が見てくれたと思う。優勝という形で終われて良かった」と笑顔を見せた。

 名古屋場所は7月14日に愛知・ドルフィンズアリーナで始まり、新関脇として活躍を誓う。6月2日に金沢市のホテル日航金沢で新三役昇進祝賀会が予定されており、地元で初優勝を祝う凱旋(がいせん)の場となる。

大の里、最速初優勝 所要7場所、県勢25年ぶり
(北國新聞、2024年5月27日)


北國新聞
津幡、大の里祝福ムード 場に本紙ラッピング紙面、号外 町民「勝負師の顔になった」

●「町がにぎやかに」

 大相撲夏場所で大の里の初優勝から一夜明けた27日、地元津幡町は祝福ムードが広がった。町役場では優勝を伝える北國新聞朝刊のラッピング紙面や号外が掲示され、町民から「町が一日にしてにぎやかになった」「何回も優勝する姿を見たい」と喜びの声が相次いだ。

 「祝 大の里関 優勝おめでとう」。津幡町役場では1階の2カ所にこう書かれた張り紙とともに、本紙のラッピング紙面と号外が飾られた。来庁者は優勝を決めた瞬間や、新潟・海洋高時代に出場した高校相撲金沢大会の取組をとらえた写真などに見入った。

 同町加賀爪の由雄邦子さん(81)は「相撲が大好きで、毎日拍手しながら応援していた。本当に強く、15日間があっという間に終わった」と声を弾ませた。紙面で生まれた時と土俵で闘う姿の写真を見比べ「勝負師の顔になった」と話した。

 同町中山の種本博生さん(85)は「敵なしの強さだった。最高の気分だ」と笑顔を見せた。

 町役場では千秋楽の26日、大一番のパブリックビューイング(PV)が行われ、立ち見を含めて約400人が詰め掛け、盛り上がった。町民からは「凱旋(がいせん)の優勝パレードが楽しみ」などの声が上がっている。

津幡、大の里祝福ムード 場に本紙ラッピング紙面、号外 町民「勝負師の顔になった」
(北國新聞、2024年5月27日)


富山新聞
大の里が初優勝 所要7場所、最速 夏場所 12勝3敗


茨城新聞
入門1年 強さ別格 大の里V 二所ノ関親方「愛される力士に」 
茨城・つくばで祝賀会


東京新聞
大相撲夏場所、史上最速V・大の里に「おめでとう!」所属部屋の地元町民らが歓喜 茨城・阿見でパブリックビューイング


共同通信
新小結大の里が初優勝、最速記録 所要7場所、スター候補に名乗り


共同通信
初優勝の大の里、今場所が起点に 大関昇進へ審判部長が見解


共同通信
大の里優勝、家族ら大喜び 父知幸さん「彼は雑草」


共同通信
弟弟子快挙に「うれしい」 1学年先輩の白熊


共同通信
八角理事長が大の里を絶賛 「毎場所優勝争いに」


読売新聞
23歳の大の里が初優勝、初土俵から最速7場所目…本割で阿炎破る


読売新聞
師匠の元横綱稀勢の里から「喜ぶな」と言われていた大の里、優勝決めても表情崩さず

(・・・)石川県津幡町出身の大の里関は、1月1日の能登半島地震で実家が停電などの被害を受けた。「能登はいいところ。海もきれいで魚もおいしい、景色もきれい」と思いを語っていた。

 2月には、同じ石川県出身の遠藤関(33)らとともに同県の避難所を訪問。穴水町を訪れた際には、「大好きな石川県、大好きな能登がこのような状況になって驚いた。皆さんが元気になればと思います。一緒に頑張りましょう」と被災者を激励していた。

 初の賜杯を抱いた大の里関は、「優勝する姿を石川の方に見せられた。本当にうれしい」と喜んだ。

師匠の元横綱稀勢の里から「喜ぶな」と言われていた大の里、優勝決めても表情崩さず
(読売新聞、2024年5月26日)


読売新聞
「子どもの頃は負けて悔し涙流していた」大の里関、地元の恩師「良い涙を流せたようだ」

 大の里関の初優勝に、出身地の石川県津幡町や能登半島地震の被災地は喜びに沸いた。

 津幡町役場ではパブリックビューイング(PV)が行われ、町民ら約400人が「がんばれ!! 大の里」と書かれたプラカードなどを掲げて声援を送った。

 大の里関が小学生時代に通っていた同町少年相撲教室で、コーチとして指導した今村健作さん(53)は、「ドキドキしたが行けると思った。子どもの頃はよく負けて悔し涙を流していたが、良い涙を流せたようでよかった」と快挙をたたえた。

 能登半島地震の避難所となっている同県 珠洲市の旧蛸島保育所では、お年寄りらがテレビで観戦した。

「子どもの頃は負けて悔し涙流していた」大の里関、地元の恩師「良い涙を流せたようだ」

 大の里関は2月、同県の穴水町や七尾市などの避難所を慰問。優勝を決めた後の支度部屋で、「本当に多くの方が見てくれたと思うのでよかった」と話した。

 自宅が全壊した珠洲市の男性(66)は、「地震のせいで何の楽しみもなく、希望を失っていた中で本当にうれしい。珠洲のみんなが『やればできるんだ』と前を向くきっかけになるはず」と力を込めた。

 大の里関の母校・新潟県立海洋高校がある糸魚川市でも、市内3か所でPVが開かれた。相撲部の後輩ら約170人が集まった会場では優勝の瞬間、大きな歓声と拍手に包まれた。同高3年で相撲部主将の内山龍之介さん(18)は、「勝ってくれると思っていた。自分たちもいい相撲が取れるよう頑張りたい」と話した。

 読売新聞は大の里関の初優勝を受け、石川県内で約1万部の号外を発行した。

「子どもの頃は負けて悔し涙流していた」大の里関、地元の恩師「良い涙を流せたようだ」
(読売新聞、2024年5月27日)


中日新聞
新小結「大の里」が大相撲夏場所で最速初優勝 初土俵から所要7場所、石川県出身


中日新聞
石川県に元気を! 大相撲「大の里」初優勝に歓喜、地元・津幡で大声援

 大相撲夏場所で初優勝した小結大の里の地元、石川県津幡町では、町役場で開かれたパブリックビューイング(PV)に400人ほどが詰めかけた。能登半島地震の影響が残る中、郷土力士が快挙を果たし、会場は興奮に包まれた。
 参加者は町が用意した「がんばれ‼大の里」と書かれたカードを手に持ち、取組を見守った。押し出しで勝利すると、歓喜が広がり、涙を流す人もいた。

 声を張り上げて応援していた金沢市諸江町小5年の森田慎弥君(10)は能登半島地震で被災し、1月下旬に石川県穴水町から金沢に避難してきた。今は大の里が所属していた津幡町少年相撲教室に通っている。「ずっと応援していた大の里が優勝して、元気をもらえた。前に出る相撲が好きなので、大の里のように頭からぶつかる相撲を取れるようになりたい」と笑顔で話した。

 会場には、町少年相撲教室に通う子どもたち約20人が駆けつけた。大の里が小学生時代、教室で指導した岩脇進一さん(55)は「まさか津幡から優勝力士が出るなんて。当時は夢にも思わなかった」と目を細めた。

 子どもの頃は泣きながら相撲に向き合っていたという大の里。岩脇さんは「体格は大きい方だったけど、特別みんなと変わらない子だった。ここにいるどの子にもチャンスはある」と話した。 (郷司駿成、西浦梓司)

 石川県の馳浩知事の話 日頃の精進と厳しい稽古の積み重ねが、今回の偉業に結実した。まさに郷土の誇り。能登半島地震で被災された県民に、ひときわの勇気と感動を与えてくれた。

「優勝する姿を見せられて本当にうれしい」

 大相撲夏場所千秋楽で小結大の里(石川県津幡町出身)が果たした初優勝は、能登半島地震に見舞われた被災地への明るい光にもなった。土俵下での優勝インタビュー。故郷に話題が及ぶと、晴れやかな表情で「優勝する姿を石川県に見せられて本当にうれしい」と言葉を紡いだ。

 今年の元日に発生した大きな揺れ。大の里の実家も停電などの被害に遭い、2月には同県出身の遠藤、輝らとともに避難所などを訪れた。同県内灘町の避難所で祖父とも再会し「楽しみにしていると思うので、いい報告をしたい」と約束。その直後の春場所は最終盤まで優勝を争い、今場所も「一生懸命頑張ることが全て」と短い言葉に決意を込めて白星を積み重ねてきた。

 千秋楽は、地元後援会から贈られた化粧まわしで土俵入り。賜杯が懸かる一日に、源平合戦の俱利伽羅峠の戦いにちなむ「火牛」をあしらった一本を選んだ。土俵の内外に日々あふれていた郷土愛。大の里の父、中村知幸さんは「石川に極上の明るい話題を提供してくれた。故郷に錦を飾った」と誇った。(浅井貴司、栗田啓右)

石川県に元気を! 大相撲「大の里」初優勝に歓喜、地元・津幡で大声援
(中日新聞、2024年5月26日)


中日スポーツ
記録づくめ初優勝の大の里、「これが目標じゃない」二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の言葉胸に名古屋場所へ

(・・・)石川県津幡町出身。幕下付け出しの初Vでも、郷土の元横綱輪島の15場所を大きく上回った。相撲どころで生まれ育った誇りも、大の里の力。故郷を語る時は「相撲どころ」が常とう句。だから「たくさんの方が見てくれたと思う。最高の結果で終われてよかった」

 地元でも「大の里杯」創設で、期待で背中を押すプランが浮上している。今年で10回目を迎える年少から小学3年生を対象にした同町相撲連盟の大会では、大の里フィーバーもあってか参加申し込みが昨年の60人から90人に大幅増。大の里自身も、新潟へ相撲留学した中学時代に横綱白鵬(現宮城野親方)が主催する「白鵬杯」で、全国の頂点に立った経験がある。夢を与える看板大会は一流の証し。昇進などタイミングを探っていく。(・・・)

記録づくめ初優勝の大の里、「これが目標じゃない」二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)の言葉胸に
名古屋場所へ(中日スポーツ、2024年5月27日)


中日スポーツ
大の里「親方の言うことを守って、上へ上へと精進して頑張りたい」【大相撲夏場所優勝・一問一答】


茨城新聞
大相撲 大の里の成長見守る 茨城・土浦の大谷さん 「活躍続け横綱に」 二所ノ関部屋を応援


中日スポーツ
大の里、2日目に足首痛めていた…歴史的V見届けた父・中村知幸さんが明かし「自分を信じる力が、彼の強み」【大相撲夏場所】


日刊スポーツ
夏場所三賞 殊勲賞、技能賞は優勝の大の里 敢闘賞は新入幕で2ケタ勝利の欧勝馬


日刊スポーツ
大の里、初土俵から所要7場所の史上最速優勝 新三役Vは安念山以来67年ぶり2人目の快挙

(・・・)初土俵から所要7場所での優勝は、従来の最速優勝だった、先場所の尊富士の同10場所を上回った。幕下付け出しデビューとしても、同じ石川県出身の元横綱輪島の同15場所を大幅に更新。新三役での優勝は、57年5月場所を同じく新小結で制した、安念山(後の元関脇羽黒山)以来、67年ぶり2人目となった。

支度部屋では目を真っ赤にして「優勝したんだなという実感が沸きました。攻めるイメージで、落ち着いて対応できてよかった」と、かみしめながら話した。石川・津幡町出身で、元日の能登半島地震で被災した故郷に向けては「本当にたくさんの方が見てくれたと思う。最高の形で終わることができてよかった」と話した。

(・・・)故郷の石川県が元日の能登半島地震で甚大な被害に遭い、心を痛めた。新入幕の初場所千秋楽からほどなくの2月6日、当時前頭の遠藤、十両輝とともに、被災地を慰問した。内灘町の避難所に身を寄せていた、祖父の坪内勇さんには直接、支援物資を手渡した。そして「石川に明るい話題を届けたい」と、力強く誓った。

それから3カ月余り。心身ともに成長した大の里が、石川県出身力士としては99年名古屋場所を制した出島以来、25年ぶりの優勝を果たした。JR金沢駅には関取衆のパネル写真が飾られるなど、相撲どころの石川県を盛り上げるのに、この上ない快挙となった。(・・・)

大の里、初土俵から所要7場所の史上最速優勝 新三役Vは安念山以来67年ぶり2人目の快挙
(日刊スポーツ、2024年5月26日)


日刊スポーツ
大の里、地震被災の故郷に捧ぐ史上最速V「優勝する姿を石川県の方に見せられてうれしいです」

(・・・)-(地震に見舞われた故郷の)石川県の方々も喜んでいると思うが
「こうやって優勝する姿を石川県の方に見せられてうれしいです」(・・・)

大の里、地震被災の故郷に捧ぐ史上最速V「優勝する姿を石川県の方に見せられてうれしいです」
(日刊スポーツ、2024年5月26日)


日刊スポーツ
大の里史上最速V 父知幸さん号泣「そりゃ涙出ますよ。やばいです」父子で夢見た光景焼き付ける


日刊スポーツ
小学1年で牛丼並盛り2杯ペロリ、スピード幕内優勝の大の里の幼少期から今までの経歴

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

小結大の里(23=二所ノ関)が、初土俵から所要7場所の史上最速優勝、さらには67年ぶりの新三役優勝を飾った。単独トップで臨んだ1差の関脇阿炎戦に勝利。負ければ阿炎らとの優勝決定戦に回る可能性があったが、12勝3敗で初優勝を手にした。大の里の生まれてから現在までの経歴は以下の通り。

大の里泰輝(おおのさと・だいき)

◆生まれ 2000年(平12)6月7日、石川・津幡町生まれ。本名・中村泰輝(なかむら・だいき)。

◆幼少期 生まれた時は4036グラム。幼稚園のころから常に同級生よりも頭一つ大きかった。津幡町少年相撲教室で小学1年時の7歳から相撲を始める。小学1年時にしてチェーン店の牛丼並盛り2杯をペロリ。

◆中学、高校 小学6年時の夏に「強くなりたい」と新潟・糸魚川市に相撲留学。能生中、海洋高進学。

◆大学 日体大では1年に学生横綱。3、4年時にアマチュア横綱。幕下10枚目格付け出し資格を得て、鳴り物入りで大相撲へ。

◆デビュー戦黒星 昨年の夏場所初日、日体大の2年先輩石崎とのデビュー戦は黒星。2日後に初白星を挙げた際に「前評判で騒がれすぎたけど、ただの人になった」。

◆スピード出世 所要2場所での新十両は、伯桜鵬の1場所に次ぐ2番目のスピード出世。今年初場所で昭和以降3位タイとなる所要4場所で新入幕。同場所は敢闘賞、続く春場所は敢闘賞と技能賞に輝き、両場所とも11勝。今場所の所要6場所での新三役昇進は昭和以降2位のスピード。初土俵から所要7場所での優勝は史上最速。

◆サイズ 192センチ、181キロ。靴は32センチ。腕回り53センチ、太もも回り76センチ。

◆得意 右四つ、寄り、突き、押し。

◆家族 父知幸さん、母朋子さん、妹葵さん。

◆血液型 O。

小学1年で牛丼並盛り2杯ペロリ、スピード幕内優勝の大の里の幼少期から今までの経歴
(日刊スポーツ、2024年5月26日)


スポニチアネックス
大の里 被災地故郷への思い乗せ史上最速V!石川県民歓喜の嵐「励ましの花火」「勇気と感動をありがとう」

(・・・)石川県津幡町出身。能登半島地震で大きな被害を受けた故郷を勇気づける思いも発奮材料となり、「精いっぱいやるだけ」と今場所への思いを語っていた。試合を終え「こうやって優勝する姿を石川県の方に見せることができたので本当にうれしい」と安どの表情を見せた。

 この一戦を故郷で見守っていた石川県民は、史上最速優勝の快挙に大盛り上がり。「石川県民として本当にうれしい!!いやー、本当に凄い!感動したー!」「石川に大きな大きな励ましの花火を上げてくれました。おめでとうございます!そして、ありがとうございます!」「被災した石川に勇気と感動をありがとう!!かっこよすぎるぞ!!」「石川に明るいニュースが!」「大の里素晴らしい石川の星」など故郷から歓喜のコメントが寄せられている。

大の里 被災地故郷への思い乗せ史上最速V!石川県民歓喜の嵐「励ましの花火」
「勇気と感動をありがとう」(スポニチアネックス、2024年5月26日)


日刊スポーツ
元稀勢の里・二所ノ関親方「まさかこんなに早く」大の里を祝福 「横綱になるには…」と助言も


日刊スポーツ
史上最速優勝の大の里、大関とりへ「上へ上へと駆け上っていきたい」


スポニチアネックス
大の里 涙、涙の史上最速初優勝!入門1年、初土俵から7場所で輪島超え快挙 2場所連続ちょんまげV


スポニチアネックス
大の里 V誓った親方との約束「昨日親方からは優勝しても喜ぶなと言われたので冷静に冷静に、と」会場爆笑


スポニチアネックス
大の里 勝てば優勝の大一番でも落ち着いた取り口 花田虎上氏「白鵬を抜く可能性もある」


スポニチアネックス
二所ノ関親方 愛弟子・大の里初Vにも“稀勢流”祝福「3敗で優勝と思うなと言いたい。でも今日だけは…」


スポニチアネックス
八角理事長 大の里に期待「ラッキーで勝った優勝ではない。1年後はもっと上に」本人も「上へ上へと」


スポニチアネックス
阿炎 大の里との大一番に敗れ「圧力で押し負けました…やっぱ強かったですね。速かったというか重かった」


スポニチアネックス
感涙の「父の里」話題に 初賜杯つかんだ大の里の父が祈り涙する様子が何度もカメラに…「もらい泣き」


スポニチアネックス
大の里 高校時代の監督もびっくり「冗談で“優勝力士の教え子が出たら死んでもいい”と…立派でした」


スポニチアネックス
【玉ノ井親方 視点】既に大関の相撲だった大の里 年内昇進の可能性も十分にある


スポニチアネックス
阿炎 「圧力」で大の里に完敗も…手応え十分「目指しているものに近づいている」


スポニチアネックス
大の里 大学1年で学生横綱“本紙号外”が原動力に


スポニチアネックス
大の里Vに父万感 「信は力なり」スクール☆ウォーズで祝福


スポニチアネックス
二所ノ関親方 独立から3年――初めて送り出した優勝力士の大の里を祝福 素直で懐大きな男と一緒に成長を


スポニチアネックス
大の里が最速V 初土俵から丸1年7場所目 被災した故郷・石川に届けた!同郷・輪島の「15」超え

(・・・)元日に発生した能登半島地震で被災した故郷へ朗報を届けた。2月に地元を慰問し、「知らない人からもたくさん応援されている。力士として土俵の上でいい姿を見せたい」と復興への思いも胸に戦ってきた。夏場所に向け期待が膨らんだ中、4月下旬に20歳未満の力士との飲酒問題が発覚し、日本相撲協会から厳重注意を受けた。「頑張る姿勢を見てもらい、信頼を取り戻す」と反省した通り、土俵上で結果を出した。(・・・)

大の里が最速V 初土俵から丸1年7場所目 被災した故郷・石川に届けた!
同郷・輪島の「15」超え(スポニチアネックス、2024年5月27日)


スポーツ報知
大の里が初優勝 史上最速初土俵から7場所目 阿炎を破り12勝3敗 大相撲夏場所


スポーツ報知
師匠・二所ノ関親方、大の里の初V祝福「すごいこと」今後の躍進も予言し「まだ発展途上。まだまだこんなもんじゃない」


スポーツ報知
涙のちょんまげ!大の里が史上最速所要7場所V「また何回も優勝したい」 「番付はまだある」連覇であるぞ大関取り

(・・・)1月の能登半島地震で石川・津幡町に住む両親の被害は小さかったが、内灘町に住む母方の祖父・坪内勇さん(75)の自宅は断水が続き、避難所生活を強いられた。2月6日には避難所を訪問し、祖父と再会。地元の人たちも温かく迎えてくれた。「優勝した姿を石川の皆さんに見せられてうれしい」。故郷で誓った約束も果たした。(・・・)

涙のちょんまげ!大の里が史上最速所要7場所V「また何回も優勝したい」
「番付はまだある」連覇であるぞ大関取り(スポーツ報知、2024年5月27日)


スポーツ報知
「5.26は怪物の誕生祭」小結・大の里初Vに元大関・琴風「来年夏場所には堂々と張っているはず」


スポーツ報知
大の里「昨日親方からは優勝しても喜ぶなと」これが目標ではないと言われ「気持ちが楽になった」


スポーツ報知
大の里、幼少期相撲で負けると山でライバルの名前を叫んだ…進路などは自分で全部決めてきた

◆大相撲 夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)

 初土俵から7場所目で最速優勝を果たした新小結・大の里の父・中村知幸さん(48)や恩師らが、強さの原点を語った。

 相撲どころ・石川県生まれの大の里は、全国青年大会無差別級準Vなどアマ力士だった父・知幸さんの影響で相撲を始めた。生まれた時から4000グラム超と大きく、けがとは無縁。母・朋子さん(48)が「負けると山に行ってライバルの名前を叫ぶこともあった」と話す負けん気もあり、小4で全国少年相撲選手権団体戦で準Vを果たすなど名を知られる存在になった。だが、小5以降は負けることが増え、壁にぶつかった。

 転機は中学で新潟・糸魚川市の能生中に越境留学する決断だった。同市にある海洋高相撲部入部を見据えての行動。小5の頃、テレビの企画で元テニス選手の松岡修造氏が同校を訪れ、名門校進学を逃した「雑草集団」が努力する姿に胸を打たれたからだ。「何かを犠牲にしないと強くなれない」。石川にも強豪校はあり、反対の声も上がったが、「全部自分で決める性格」(知幸さん)と意志は曲げなかった。

 能生中では当時監督だった田海哲也氏(63)の下、携帯電話の使用も厳しい寮生活の中「365日相撲に集中する生活」。帰省中に知幸さんが相撲を教えようとすると「僕は新潟の選手」と拒否。父は「頭をハンマーでガーンと殴られたような衝撃。成長を感じた瞬間でもあった」と振り返る。

 高校時代のタイトルは1つとさみしい。相撲部屋から勧誘も受けたが、日体大に進学を決めると急成長。アマ横綱など個人13冠に輝いた。プロによる“争奪戦”が繰り広げられる中、二所ノ関部屋を選んだ。理由はのどかな茨城・阿見町にあり「中高と同じように誘惑がない」からで「新潟に6年間、大学に4年間、文句なく送り出してくれた両親には感謝しかない。早く上に上がって楽にさせたい」。厳しい道を選んだことは間違いではなかった。

 今場所は取り口のバリエーションも増えるなど進化中で、田海氏も「角界の大谷翔平になれる」という逸材。自ら道を切り開き、土俵に大輪の花を咲かせた。(山田 豊)

大の里、幼少期相撲で負けると山でライバルの名前を叫んだ…進路などは自分で全部決めてきた
(スポーツ報知、2024年5月27日)


スポーツ報知
ネットでは「父の里」と話題の大の里の父・知幸さん「エリートと言われているけれど実は雑草」


スポーツ報知
「相撲の神様」“初代”大ノ里が果たせなかった優勝に天内家の当代「うれしい」


スポーツ報知
「四股を踏め、腰を割れ。これが楽しめたら横綱になれる」大の里最速Vに師匠・二所ノ関親方がエール


スポーツ報知
「壁になるような力士がいない」「陳列棚に商品がないお店と一緒」先場所に続き若手力士が台頭の理由


デイリースポーツ
大の里が史上最速V 初土俵から所要7場所 優勝の「実感」に思わず涙 新時代への通過点「上へ上へと頑張りたい」

(・・・)石川県津幡町出身。能登半島地震の被災地にも明るいニュースを届けた。祖父は仮設住宅で暮らす。「優勝する姿を石川県の方に見せられて本当にうれしい」と喜んだ大の里は「これからも親方の言うことを守って、稽古に精進して上へ上へと頑張りたい」と誓った。新時代の到来を予感させる歴史的Vは、まだ序章に過ぎない。

大の里が史上最速V 初土俵から所要7場所 優勝の「実感」に思わず涙 新時代への通過点
「上へ上へと頑張りたい」(デイリースポーツ、2024年5月27日)


デイリースポーツ
大の里の父号泣 「『信は力なり』ですよ」自身も相撲経験者、V決定時ガッツポーズ 2日目に休場危機も決断後押し


デイリースポーツ
二所ノ関親方「すごいスピード」「まさかこんなに早くこの日を迎えるとは」 史上最速Vの大の里、綱とりに期待


デイリースポーツ
史上最速Vの大の里 「強くなるための部分には意欲的」「自分を見直す」同じ失敗繰り返さない 中学&高校時代恩師が明かす


デイリースポーツ
史上最速Vの大の里 「相撲は好きやけど、稽古は好きじゃない」それでも必死に食らいついて 小学生時代指導の恩師が明かす素顔

「大相撲夏場所・千秋楽」(26日、両国国技館)

 新小結大の里が阿炎を破って12勝3敗で初優勝を果たした。初土俵から所要7場所目の初V。今年春場所の尊富士の10場所を上回る史上最速で、幕下付け出しでも1972年夏場所の輪島の15場所目を上回る史上最速優勝となった。地元の石川県津幡町ではパブリックビューイングが行われ、約400人が歓喜。小学生時代の大の里をコーチとして指導した長井恒輝さん(31)は、教え子の思い出と故郷愛を明かし、さらなる活躍を期待した。
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 小さな町が生んだ大きなヒーローになった。大の里が生まれ育った石川県津幡町の人口は約3万7000人。小5からの2年間、津幡少年相撲教室でコーチとして大の里を教えた長井さんは「愛嬌(あいきょう)のある、子供らしい可愛らしい子でしたね」と印象を明かした。

 稽古は週2回で1回2時間。小学生10人ほどの町の小さなクラブで、同学年には1人か2人。大の里の稽古相手は、必然的に長井さんら指導者になった。一丁押しやぶつかり稽古で胸を借りたが、まだ現役だった長井さんの体重は123キロあり、当時の監督は約160キロ。「自分らにぶつかる時には、泣きながらやっていた時もあった。本人も『相撲は好きやけど、稽古は好きじゃない』と」。それでも、必死に食らいついてきた姿が思い出にあるという。

 中学から新潟に相撲留学した大の里。日体大時代にも地元の教室で子供たちと一緒に稽古したり、故郷愛は変わらない。昨年末、津幡町の後援会から化粧まわしを贈られた。後援会の事務局にも携わる長井さんは「町の化粧まわしをいつも場所の後半につけてくれる。それもすごくうれしい」と気遣いに感謝する。

 大の里時代到来を予感させる初優勝。歓喜に沸く町から、長井さんは「もっともっと先がある。これから長く愛される力士になってほしい」と活躍を願った。(デイリースポーツ・藤田昌央)

史上最速Vの大の里 「相撲は好きやけど、稽古は好きじゃない」それでも必死に食らいついて 小学生時代指導の恩師が明かす素顔(デイリースポーツ、2024年5月27日)


北國新聞
大の里Vに「二人の兄貴」中高大で1年先輩、部屋も同じ

●パレード旗手・白熊 新十両に昇進・嘉陽 切磋琢磨で精進

 大相撲の小結大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)の「史上最速」での幕内優勝を支えたのは、二人の「兄貴」の存在だった。津幡の小学校を卒業して親元を離れてから、新潟の中学と高校、日体大、角界に入ってからも、常に1学年上の先輩として一緒にいたのが十両白熊(しろくま)と、29日に新十両が決まった嘉陽(かよう)。家族よりも過ごした時間が長い3人は夏場所中も、互いに励まし合いながら15日間を闘い抜いた。(東京支社・森角太地)

 「大の里が優勝したのはうれしかった。自分も頑張らなきゃなと思った」。29日、両国国技館であった新十両会見で嘉陽は、一歩先を行く後輩への思いを語った。

 大の里は石川、白熊は福島、嘉陽は千葉の出身とばらばらの3人は相撲留学で、新潟・能生(のう)中に集まった。海洋高、日体大に進み、入門したのも二所ノ関部屋。大の里の父中村知幸さんも「本当の兄弟のよう」と目を細める。

 夏場所中は連日、取組を終えて部屋に戻ると、一緒に食事を取ったり、銭湯に行ったりして心と体を休めた。

 11日目に大関豊昇龍に敗れた一番の後も、すしを食べて「験直し」。白熊は「僕は通風なんで食えないけど、大の里がめっちゃウニとかマグロを食べていて、いいなあと思って」と笑いながら振り返る。

 白熊はそのとき、大の里が黒星を吹っ切ったのを感じ取ったという。実際、大の里は翌日の12日目から千秋楽まで4連勝で優勝をつかんだ。優勝パレードでは白熊が旗手を務めた。

 嘉陽は場所前の春巡業で大の里の付け人を務め、ともに全国を回った。本来の付け人ではないが、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)がさまざまな力士と稽古をさせたいとの思いから、嘉陽を参加させた。大の里とともに巡業先で稽古を積んだことで、夏場所では5勝2敗の好成績を収め、関取の座をつかむことにつながった。

 激闘の15日間が終わり、一夜明け会見も済ませた大の里と、白熊、嘉陽は28日にはボーリングに行き、羽を伸ばした。嘉陽は「大の里が一番下手くそだった」といたずらっぽく笑い、まだ20代前半の若者らしい一面をのぞかせた。

大の里Vに「二人の兄貴」中高大で1年先輩、部屋も同じ
(北國新聞、2024年5月30日)


北國新聞
初優勝の大の里、今場所が起点に 大関昇進へ審判部長が見解


北國新聞
大の里優勝、家族ら大喜び 父知幸さん「彼は雑草」


北國新聞
八角理事長が大の里を絶賛「毎場所優勝争いに」


北國新聞
弟弟子快挙に「うれしい」1学年先輩の白熊


東京スポーツ
【夏場所】大の里が史上最速V「昨年は想像していなかった。チャンスをものにできてうれしい」


東京スポーツ
【夏場所】八角理事長が大の里を絶賛「今年中に大関? もちろん。1年後はもっといくかも」


東京スポーツ
【夏場所】大の里の快挙V 恩師も感激「冗談で死んでもいいと言っていたら、現実になった」


東京スポーツ
【夏場所】大の里Vに…父・知幸さんも涙「エリートだと言われるけど、彼は雑草ですよ」


東京スポーツ
【夏場所】史上最速Vの大の里に〝輪島超え〟の期待「石川のシンボルになってほしい」の声

(・・・) 石川・津幡町出身の大の里は日体大時代に2年連続アマチュア横綱に輝き、昨年夏場所で幕下10枚目格付け出しデビュー。昭和以降3位の所要4場所で新入幕、同2位の6場所で新三役となるなど驚異的なスピード出世を重ねている。

 その大の里の地元には、番付の頂点に上り詰めた大スターがいる。七尾市出身の第54代横綱輪島だ。輪島は日大で2度の学生横綱に輝き、花籠部屋へ入門。1970年初場所、幕下付け出しで初土俵を踏んだ。73年に学生相撲出身で初めて横綱に昇進し、歴代7位となる14度の幕内優勝を達成。「黄金の左」「蔵前の星」と称され、横綱北の湖とともに「輪湖時代」を築いた。

 輪島の遠縁で「しのぶ会」の瀬戸三代氏(68=七尾市議会議員)は、今場所の〝大器〟の活躍に「大の里は地元、石川の大ヒーローになっている。もともと津幡は相撲に熱心な人が多くて、小さいころから大の里は強くて有名だった。(大の里も)『輪島関が憧れで目標』だと言ってくれているみたいだし、我々も大いに応援したい気持ちが強い」と声を弾ませる。

 その大の里は新三役の場所で12勝を挙げ、大関取りの起点を築いた。そこに「優勝」も加わったことで、来場所で連覇などの好成績なら一気に大関昇進の機運が高まる可能性もある。瀬戸氏は「輪島関よりもスピード感があるのでは。輪島関は『大関は通過点や』と言って一気に(横綱まで)駆け上がった。(大の里も)すぐに大関に昇進するのでは」と大きな期待を寄せた。

 石川出身の横綱は、第6代横綱阿武松と輪島だけ。瀬戸氏は「石川出身の横綱は2人しかいない。輪島関は美しい横綱で、すごく人気があった。七尾でも『大の里は輪島を超えるような横綱になってほしい』という声がある。大の里が横綱になれば県内でとんでもない扱いになる。石川のシンボルになってほしい」とエールを送った。

 輪島は年6場所制以降では最速の初土俵から所要21場所で横綱昇進。今の勢いなら、優勝回数も含めて「輪島超え」の実現も不可能ではなさそうだ。

【夏場所】史上最速Vの大の里に〝輪島超え〟の期待「石川のシンボルになってほしい」の声
(東京スポーツ、2024年5月27日)


東京スポーツ
【夏場所】快進撃・大の里に早期綱取りの期待 秀ノ山親方は「大関も通過点」「大スター誕生」


サンケイスポーツ
【優勝インタビュー】大の里、元稀勢の里から「『優勝しても喜ぶな』といわれた」/夏場所


サンケイスポーツ
【優勝インタビュー】大の里 史上最速所要7場所V 「優勝する姿を石川県の方に見せられた」/夏場所


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【藤島親方のこの一番】大の里は積んでいるエンジンが違う 「角界の大谷翔平」といわれる日もくるだろう/夏場所


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高田川審判部長、大の里は「最高の相撲だった」/夏場所


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【記者の目】奇跡を生んだ師弟愛 二所ノ関親方がつける可能性があったしこ名「大の里」


※ ヘッダー写真は、毎日新聞(2024年5月26日)より。