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【漫画メモ】オルフェウスの窓 12(池田理代子)

タイトル画像がなくて、アマゾンさんから借りてきました…

コミック12巻、サブタイトル「ゆれうごく愛と憎しみ」のあらすじと感想です。あらすじはそこそこ後半まで書いてるのでネタバレ注意です。感想もネタバレ有りです。(←昨日のコピペ)

あらすじ
ユスーポフ家からの脱出を試みるユリウスだったが、アナスタシアの説得もあり、今はユスーポフ家に匿われるのが得策だと判断し、そうすることに。
宮廷でラスプーチンと出くわしたレオニード。言い争いになった挙句、「宮廷に災いをもたらす者」と言われてしまう。あるとき軍隊に反乱が起き、レオニードがこれを鎮めに行くことに。今まで最前線に行かされることなどなかったが、ラスプーチンによる嫌がらせだと思われた。更には弾薬の補給を断られるなど嫌がらせは続いたが、レオニードの巧妙な作戦により反乱軍に勝利。名を挙げた。
労働党がボリシェビキとメンシェビキに分裂した。どちらも皇帝の専制政府が敵であることに変わりはないが、アルラウネがメンシェビキ派であるのに対し、アレクセイはボリシェビキの考えに傾倒していた…
アナスタシアとストラーホフの結婚式が行われた。幸せな結婚をした妹に嫉妬したアントニーナは、ストラーホフに「妹が愛していたのはアレクセイだ」と告げ口した。またストラーホフはアナスタシアに、ドミートリィを密告したのは自分だと告白するなど、不穏な結婚生活の始まりだった…

ボリシェビキとメンシェビキの違いとか書くべきなのですが、あまり詳しくない者が書くとボロが出そうなので省きました。ちなみにメモっていたのは
・メンシェビキ…資本家と共闘。資本家階級に権力を与えたがっている。
・ポリシェビキ…労働者階級の革命と見なし、武装蜂起を呼びかける。

レオニードが赴いた最前線には弟のリュドミールが隠れて付いてきた挙句、電車に轢かれそうになりますが、間一髪のところでたまたま居合わせたアレクセイが救出。レオニードはアレクセイだと気付き逮捕したかったのですが、弟に免じて見逃したというエピソードがあります。

サブタイトルの「ゆれうごく愛と憎しみ」とは、アナスタシアとストラーホフの結婚を指してるのか?それとも、アレクセイに求婚して断られたシェーラ(メンシェビキの資本家、ウスチノフの娘)のこと?

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