
【漫画メモ】オルフェウスの窓 8(池田理代子)
※タイトル画像は切り貼りしてます。
コミック8巻、「身も心も恋に燃えて…」に当たる第8章のあらすじと感想を書きます。あらすじは途中までをざっくりと、感想はネタバレ有りです。
あらすじ
ウィーン音楽院に留学したイザークは、シェーンベルク教授にピアノを学びつつ、ザイデルホーファー家の姉妹、マルヴィーダとクララにピアノの家庭教師をして過ごしていた。
イザークは演奏会に出演し、喝さいを浴びた。しかし同じ音楽院の学生、エンマーリッヒ・ラインハルトからは「酒場のピアノのようだ」と見抜かれていた。そんなわけで、世間的には大成功に終わった演奏会だったが、イザークは自身の演奏について苦悩するのであった。
ラインハルトは天才的なピアニストで、自ら作曲した曲を超絶技巧で弾くのだった。ある日、この曲を弾く浮浪者のような男を見かけたイザーク。その一方で、この男を10年来探しているというエルヴィラという女性とも知り合った。エルヴィラにラインハルトを紹介したところ、ラインハルトからは迷惑がられた。そして、その男との関係を知らされる。あの曲に秘められた秘密も…
また、師のシェーンベルク教授の娘、アマーリエと恋に落ちるが、徐々に溝ができてしまい…
今回から第二部が始まります。舞台はドイツのレーゲンスブルクから、オーストリアのウィーンへ。サブタイトル「身も心も恋に燃えて…」を見たときには、てっきりユリウスのことだと思ったんですが、まさかまさかのイザークでした。てか、このサブタイトル、すごいな…あの時代の少女漫画ならでは感。
常々イザークはいい人だと思ってましたが、恋愛面においてもいい人です。アマーリエをひっぱたくシーンは切ないです。
ラインハルトの楽譜に仕掛けられた秘密…こんなん実際あるんでしょうか。