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【漫画メモ】オルフェウスの窓 15(池田理代子)

コミック15巻にあたる「もう…おまえを離さない!!」のあらすじと感想です。あらすじ、わりと最後の方まで書いてるので、ネタバレ注意です。感想もネタバレ有りです。

あらすじ
シベリア送りになったアナスタシアを救出するため、革命軍は作戦を立てていた。しかしアントニーナの密告により、アジトが憲兵に襲撃され、計画は白紙に。それを知ったミハイルは責任を感じ、アントニーナと逃亡の末、2人で心中した。
そんな中、アレクセイはユリウスとばったり再会。しかしユリウスは過去の記憶を失っている様子…。それでも2人は惹かれあい、やがて一緒に住み始める。
レオニードはケレンスキーらにラスプーチンを暗殺するよう持ちかけられた。ケレンスキーは皇室を倒して政権を奪取しようと考えていた。もちろんその後にはレオニードも始末する予定だ。レオニードもそれは理解しつつ、お互いの利害一致のため、今はケレンスキーらに従っていた。その一方で、部下のロフトフスキーをスパイとしてボリシェビキに忍び込ませ、内部情勢を探るなどの対策も怠っていなかった。
やがて第一次世界大戦が勃発。戦争が長引くことで人民の生活は困窮し、不満が高まっていた。そしてついに、レオニードはラスプーチンの暗殺を決行する…

「もう…おまえを離さない!!」なんという直情的なタイトル!アントニーナにイライラしつつも、こんな悲劇的な最期を遂げるとは…。

あらすじではレオニード呼びで勝手に統一してますが、作品内ではユスーポフ侯呼びがメインだったりします。

ユリウスはなかなか記憶が戻らず、第一部での凛々しさやボーイッシュな感じはなく、腑抜けてます…。

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