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【読書メモ】続 陸軍よもやま物語(棟田博)

続編です。こちらも本文で気になった箇所のメモ書きなど。

ろーとる
筆者は昭和12年に赤紙が来たそうです。明治42年11月生まれなので、28歳のときですか。たしかに「ろーとる」だわ(※自称されてます)

半額
軍人が半額になったものは、市電、映画館、遊郭。筆者も通ったそうです(どこに?)

兵隊の病気
一等症は「戦傷」、二等症は「内科系の病気」、三等症は「性病」。メモメモ。

軍国美談
日清戦争における最初の戦死者は松崎直臣氏で、2人目が木口小平氏。軍国美談で「死んでもなおラッパを離さなかった」というラッパ手の話があるそうですが、そのラッパ手こそ木口氏。なのに、誤って白神源二郎氏だと伝えられたそうな。なんでも、同じ大隊で同じ日に同じ場所で亡くなったからとかで…

盧溝橋事件
前作のメモにも少し書きましたが、日中全面戦争のきっかけとなった盧溝橋事件。一木清直大隊長が牟田口廉也に電話すると射撃を指示されたとか、伝令の志村菊次郎が集合に来ないとか、様々な偶然が重なって大ごとになったようです。

トテシャン
「とてもシャン」の略。大変美人であること。また、その女性。昭和初期の流行語。・・・とあります。

チョンガー
アケビ?果物?大根?
「未成年者や独身男を、どちらかというと侮蔑的なニュアンスで意味する言葉」ともあるけど、本書ではそっちの意味ではなさそう。

村田七五郎伍長
戦死した村田伍長が、毎晩敵方を向いて岩上に立っている。歩兵が西へ進んでいき、その列がいつまでも途切れない。長い隊列は次第に薄くなっていくが、軍靴、剣の音、馬の足音は聞こえる。という怪異があったそうです。

今食べたいと思うものアンケート
回答で上がったのはこんな感じ。ちょっとググってみました。

天金の天ぷら
「1970年(昭和45年)に閉店した東京 ・銀座の天ぷら屋。明治から太平洋戦争前までは東京で一番有名と言われた天ぷら屋である」だそうです。

銀座・若松のあんみつ
お店は今も健在のよう。

末広のビフテキ
ビフテキのスエヒロは今も関東・関西にあります。

虎屋の羊かん
とらやの羊羹。有名ですね。

・東電ビル七階のカキ焼き
今ある東京電力本店ビルは1972年竣工だそうで、これではないな。この牡蠣のお店だけどこかに移転して続いてる、なんてことはないのかな。東新ビルのwikiには「以前は東電旧館があった場所で~」という記述があったので、この位置にあったとか?(自信なし)

千疋屋のフルーツポンチ
こちらも有名。千疋屋=フルーツパーラーな印象ですが、フルーツポンチはお取り寄せでも買えます。

・美松の定食
「美松」という名のお店、たくさんありすぎて分かりません、お手上げです。東京にあるお店だと思いますが、池袋のTeishoku美松は昭和62年開業なので違うっぽい。

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