右手にクッキー、左手にポテチは「本」になり、はたまた両手はそのまま「映画鑑賞」
「くいいじ」
エッセイは気楽に読めるはずだが、一話ごとにとまってしまう。一話が一食みたいだから。それも滋養のあるごはん。心は満たされ、挿絵に目はうっとり。食べるエッセイ。
●●●●●(しらたま5つ)
「ブルックリン」
50年代、田舎(アイルランド)から都会(NY)へ移住する女性の成長物語。田舎より都会は優しく、意外性と普遍性、女性が蝶にかわる時期をシアーシャが演じる、鳥肌もの。
●●●●●(しらたま5つ)
「ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語」
姉妹が体を寄せあう形が素敵。パジャマに靴下が可愛い。普遍的ストーリーにイマドキ俳優陣がいい。シアーシャは歩き方まで役そのもの。そうか、人生はまぶしい。
●●●●○(しらたま4つ)
「グランド・ブダペスト・ホテル」
世界は鳩時計か。名俳優がチョイ役ででるくらい沼か。最高峰ホテルマンをおそう不条理ファンタジー。まるで誰かの夢の中!全シーン、全秒、絵になるという狂気?
●●●●○(しらたま4つ)
「すべて忘れてしまうから」
燃え殻のエッセイをドラマ化。カルチャー感のある映像がエモい。一軍俳優、語りはChara、ときどき見栄晴。どこかコミカルなミステリーなラブな単館映画風ストーリー。
●●●●○(しらたま4つ)
読書のおとも
沖縄「ジミークッキー」
●●●●○(しらたま4つ)