牛女しらすの2023年9月のライブ
これは正直に言うと隠しておきたかった(なのでライブとかで特に言うつもりもない)が最近なんかハゲてきている。
父親も祖父もそれ以前も誰もハゲてないので実力で掴み取ったハゲ。本来なら武器になるこのハゲも「ない身体」と「宗教」で両手が塞がっている今、どうしても持て余してしまう。
持て余してしまうとなると普通に嫌で叫びたくもなる。
「このハゲーーー!!!!」ってもしかしたら自分自身に言ってたんじゃないですか??
少し前にフォクシー加藤というハゲている学生芸人にライブで会ったのだが、フォクシー加藤はハゲ薬を飲んでいるらしい。このハゲ薬、芸人の間では有名らしく、コンプレックスの天才である大鶴肥満もこの薬についてよく知っていた。
「このハゲ薬効果あるけど、やめるとハゲるよ」
何回もいってすみません。
不二周助の「その打球、消えるよ」を彷彿とさせる一言に周りは凍りつきました。
飲まなければハゲる。
飲むと効くけど飲むの辞めた瞬間に禿げる
ハゲ薬界の常識なのかもしれないが、飲んだ瞬間に“絶望へのカウントダウン”が始まってしまう。
薬を飲む事でカウントを一時的に増やしているだけでカウントは常に減り続けているという事である。
マリオパーティーのミニゲーム
「もっとくれくれクレーン」と全く同じ。
(以下ライブ詳細あります。1番下に予約ページも。その都度追記もアリ)
9/2(土)
「ハッキリ言って相当面白いビンゴ大会〜お客様感謝祭SP~」
開場12:50 開演13:00
阿佐ヶ谷アートスペースプロット
料金1500円
今月のハキ面はビンゴ。
各々、何か来てくれたお客さんにあげる景品を持ってきてくださいと言われていたので真面目な俺は実家の勉強机の引き出しの奥から高校の生徒手帳とテーマパークでアルバイトしてた時にもらった非売品のディズニー年パスケースを持って行きました。
こういう時の景品選びは真面目とボケの2択。
以前こういう機会が牛女であった時も俺は真面目に私物を持ってきたけど佐野さんは空き巣対策の窓ストッパーを持ってきていて素晴らしい2択を作り出せた。
今回も佐野さんは撤去された自転車の回収で払ったお金の領収書を持ってきていてさすがと言ったところ。
各々が足りないところを埋める様々な景品を持参する中、やはりイッペーだけは常識を覆した。
何のエピソードもなければ思い入れもない、特別高くもなければ安くもない、ただ近所で買ったであろう(買ってもないかも)未開封のただのボールペンを持ってきたのである。
ライブ中そこまで触れられてなかったかもしれないがこれはあまりにもすごすぎると思う。
真面目でもないしボケでもない。
以前、芸人20人くらいで花見をした時も全員が食べ物やお酒を持ってきて、後から来る人達もグループLINEで何が足りなさそうか聞いて買い出しに行ってくれたにも関わらず、イッペーだけは野球のグローブとボールだけ持って現れ、話もそこそこにキャッチボールと謎のピッチング練習だけして帰っていったのを思い出した。
こんなにも天衣無縫な選択をし続ける人間がいるだろうか。
このライブも結局イッペーは1人でしりとりして1番ウケて終わった。
こいつが前に元からほとんどライブ出てないのに2ヶ月活動休止する選択してたのも全然意味わからん。
「ハッキリ言って相当面白いトークライブ」
開場 14:20開演14:30
阿佐ヶ谷アートスペースプロット
料金1500円
先月分のnoteで書いたハキ面で達成したい事、それはハキ面バンドです。
別に仲の良い芸人と集まってバンドしたいとかっていう思いは全くなかったんですが、ハキ面でやる画はとても良い想像が出来る。
先日、ダウ90000のイベントにいった際、OPでいきなり楽器を持ったダウメンバーが出てきてあんまり知らない曲(音楽詳しくなくてごめん)を全員で演奏していました。(この曲良くない?と思わせるめっちゃ良い曲だった)
蓮見が「8人集まって音楽が生まれないのは不自然だろ?」(皆も声に出して言ってみてほしい)とずっとやりたかったらしい。
ハキ面でも食べ放題行った後とかに「こんなに食べたんだからウンチしない方が不自然だろ?」とか言って順番にトイレ行ったりはしてたけど、ブティを含めた同じ8人ユニットとしてダウの200kmくらい後ろを横並びでスイカバーを食べながらでも歩いて常に追ってはいたい。
欲をいえば今年中、12月に披露するくらいのモチベーションで俺はいるけど、ダウでさえ蓮見以外のメンバーが渋りまくってなかなか実現しなかったらしいので正直いうと厳しい気もする。
ただ、皆も見たいと思う。
「私は最強〜🎵」と明転した瞬間、ドンキーが持ってるタルのコンガを4人も担当してるキモバンド。
9/3(日)
「ポケキョラ」
開場18:00 開演18:30
東高円寺U.F.O CLUB
料金2500円+1ドリンク
音楽の箱として名高いU.F.O CLUBに出演させていただいた。無知で音楽の箱として名高い事を存じてなかったのですが、奇跡的にUber eatsをめちゃくちゃやっていた頃によく寄っていたファミリーマートの地下にある会場だったので「ここかいwww」とずっこけながら階段を下らせてもらった。
場当たりで細かい照明のタイミングなどを支持する友田オレがやけに映えていて、場当たりを終えた後、座ってタバコを吸う姿に思わず見惚れてしまった。「友田オレさんって、タバコ吸うんですね。」と書類を胸に抱えながら喋りかけてしまうところだった。
「今度エントリーライブみたいのやりますよね」と友田オレの方から話しかけてくれたのも束の間、「布ちゃん、面白いですよ。」と他の男芸人を褒めて俺の心を弄んだ。
ED、まあやるかとMCを買って出たが誰に話を振っても沈黙が返ってくる水中MCを披露してしまいました。ここで「歌ネタやる時のマイクの音量とバンドの方のマイクの音量って結構違いますよね」とそっと地上から手を差し伸べてくれたのはもちろん、友田オレ。
「なるほどね〜学びがあったわけだ。学びがあるのは素晴らしいね。何事も学ぶ姿勢が大事。淡々とこなすだけになってないですか? 1つ1つのステージをこなすだけになってしまった時点で成長などないですよ?」
いつでも終われたはずさ🎵を引き出すだけの無駄な喋りも、水中にいた俺の声は泡になって消えていくのみだった。
虚しく閉まっていく幕をただ見つめ、完全に閉まり切ったのを確認してからした涙の「UFO🖐️」忘れない。(UFOって誰よ)
9/6(水)
「オトナのすべて」
開場18:30 開演19:00
座・高円寺2
料金2000円
「オトナとは?」を自らに問いかけこれが答えだ!と冷蔵庫を使うネタで本物の冷蔵庫を使う事に初めて成功。
年齢順に並びませんか?と本当にただ年齢順に並ぶだけの平場ももちろん披露させていただきました。毎回やってるけどこれのなにが面白いのかと問われると、面白いところは特にありません。
面白くないじゃなくて面白いとこが特にないのが良い。
ここしかない!とTwitterで新たなピッツァマンとなっていた「NHK新人お笑い大賞ボード」も手作りして持参。弦さんとかに持ってもらお〜🎵と楽しみにしてたけどなんかただ無礼なだけの男になるんじゃないかと思って平場で無理やり出しました。
「Twitterで流行ってるやつ〜‼️」と零士さんにつっこんでもらったけどおそらく全員出れない大会なので出演者が誰もピンときてなかった。
9/8(金)
「大阪の楽屋Aからやって来ました」
開場19:20 開演19:30
西新宿ナルゲキ
料金2000円
池袋ゲキパなのかゲキバなのかが難しいよね。という東京ライブシーンあるあるを嘲笑うかのように、大阪の楽屋Aでやるライブなのか大阪の楽屋Aの人達が東京のナルゲキに来るライブなのかという最強の2択を突きつけてくれた。
誰も間違えてないことを祈るのみです。
(なんでも俺は祈れる🙏)
ブレナイでナルゲキに呼んでもらって以来、あと2年は出ないと思っていたので思いもよらぬナルゲキチャンスに心が躍ったんですがフライヤー見たら「こうでもしないとバレる!!」というくらい俺らの写真が小さくて面白かった。
出番の5分前にボニーボニーの天神さんに「俺らのネタに出てください」と頼んだら「ありがとう!!!!」と快く引き受けてくれた。芸人は確かに良い人が多いが、本当の人間性は出番5分前にネタ出演を依頼した時に現れると思う。
俺らもう友達だろ?とルフィくらい歯を出して笑ってたのに声がボンクレーだったから本物のボンクレーだったかもしれない。
人間横丁の山田がライブ前の仕事で声を飛ばしてしまっていて何を喋っても「最期の言葉」みたいになっていた。
その声で「本田兄妹さん、新ネタライブやるみたいです」と教えてくれて笑った。
9/9(土)
「大喜利千景」
開場13:45 開演14:00
池袋西口GEKIBA
料金2000円
大喜利千景のおかげでぺるともという天才に会えたが、キミテルというおじさんにも今回会うことが出来た。
フランツの土岐とくら寿司に行った事があるだけで今回の出演を勝ち取ったと思っていたが、本当にフランツの土岐とくら寿司に行った事があるだけのおじさんだったところに俺の心は撃ち抜かれた。
とてつもない大富豪でもなければ猫に転生しているわけでもないおじさんにどうしてここまで惹かれるのだろうか。
キミテルさんはまだ何色にも染まってない果実だからだと思う。
このまま電車でナンプレを消化していくだけよりも良い景色、俺ならキミテルさんに見せられる。
キミテルさん、俺と海に行こう。
「大喜利企画工場」
開場18:20 開演18:30
池袋西口GEKIBA
料金1500円
ひっそり代演に次ぐ代演が行われ、「その日暇だったやつが集結!」という布陣が完成。
しかし千代園るるが「すみませ〜んw」と開演した後にドロヘドロの能井みたいな格好で入ってきた時からこのライブの成功は約束されていました。
序盤から「思った事をすぐ喋る」という俺の平場の正統後継者、無尽蔵、右手でグーパンチによる例え合戦が開幕。(YOIYOSEのEDで同じ事したら普通に怒られたらしい。)
ヨシダin the SUNが「面雀人狼」というズグダンズンブングンゲームよりもルールが難解なゲームを長々プレゼンした後、配られた手札を全く使わずにゆうDが「今年も近道」という本当に意味がなさすぎる文章を作り出して発表した時、あの時のはんにゃくらいウケた。
終わった後にご飯に行って全員がそれぞれ1500円くらいの会計だったのに無尽蔵の山際が500円だったのも面白かった。山際って顔だけじゃなくて会計も面白いんだ。
9/10(日)
「すごろくまによん㏌座・高円寺」
(しらすのみ)
開場12:00 開演12:30
座・高円寺2
料金2000円
しらすさんが出るの珍しいですね!と最近俺を知った芸人は言う。しかし以前このライブに俺はレギュラーで出ていたという事実がある。その為に昔から知り合いの芸人は「何言ってるんだ!? しらすさんは珍しくないよ!このライブのレギュラーなんだ!久しぶりに帰ってきてくれたんだぞ?」と怒ってくれたと耳にした。2度とそんな事で怒らないで欲しい。
ライブの構成がシンプルであればあるほどプレイヤーの腕が試されると思うのでワクワクする。
おべんとばこさんのカードを使ってわざと1回休みになる頭脳的なプレイングや、曇天さんのところ構わずカードを使う型破りなプレイングに感心していたが、1番目を見張るプレイングを見せたのは猫背うなぎの寺田であった。
真面目にすごろくに取り組み堅実なプレーで1位を獲得。そしてライブ終演後、相方に解散を告げに言ったのである。
もしかしたら話し合いを重ねていたのかもしれない。相手からすでに告げられていてその返事をするだけなのかもしれない。
けれども2時間半すごろくをした後に解散を告げちゃあダメだ。
どんなに面白い人でも「サイコパスやないか!」というツッコミをしてしまうから。
9/10(日)
「#ワイガヤ 3部」
開場18:50 開演19:10
深川江戸資料館
料金2000円
この日楽屋では「ハナフダの緊急生配信」の話題で持ちきりだった。
「見た?」「見てない! え、見た?」「見てない! え、見たの?」「見てない! 見た?」とこんなにも話題の中心だったのに誰も見てなくて面白かった。
かくいう俺も見てなかったのだが、アーカイブが残るだろうと思ったら削除されてしまい、なおかつ皆が「誰かが見るだろう」と思ってしまっていた為に起こった悲劇でもある。
ネタではえびしゃの大根が小道具を全て阿佐ヶ谷プロットに忘れたらしく誰かノートPCを持っていませんか?と芸人たちに呼びかけていた。
ワイガヤほど出演者が多いライブで1人1人声かけていたら日が暮れてしまうぞ?と思い、大根へ手を差し伸べた。
「谷口つばさは絶対に持っている」
確認したわけではない、完全なイメージではあるが、谷口つばさは必ず持っているだろうという確信があった。
大根の声掛けを制し、「時間って有限だから」と谷口つばさの楽屋入りを待った。
途中、スタッフの方が私の使いますか?と声をかけてきたが「谷口つばさが絶対にもっているんですよ」と断った。
大根が「貸してくれる人見つかりました」と声をかけてきたが「今すぐ返してこい」と突っぱねた。
徳原旅行が「谷口つばさは持っていませんよ」と声をかけてきたが無視をした。
根気よく待ち続けてようやく見つけた谷口つばさに「お前ノートPCを持っているだろ?」と確認したら、持っていなかった。
「いつもは持っているんですけどねw」と弁明もダサかった。
一応聞いたけど緊急生配信も見てなかった。
俺が粗品じゃなくて、良かった。
9/11(月)
「バオウザケルガ」
開場19:30 開演20:00
なかの芸能小劇場
料金2000円
KOC準決勝を控えたメンバーが揃う中、ゼンモンキーのヤザキとむらまつが場当たりを終えて開演を待つ間、舞台上で2人きり稽古をしていた。
音響や道具の位置など細かい確認をあまりにも時間をかけてやる芸人は小馬鹿にされてしまう傾向があるがこの2人の確認はなんと30分にも及び、楽屋のモニターで見ていた芸人全員を夢中にさせていた。荻野は1人で大判焼きを食べていた。
会う度に進捗を確認しているなかがわりょうの脱毛は本当にゆっくり進んでいて、死ぬまでに終わればいいんですけどね。とHUNTER×HUNTERみたいに扱われていて面白かった。
十九人のゆっちゃんが誕生日だったらしいので単独お疲れ様の意味も込めて来る途中で買ったシャトレーゼのどら焼き詰め合わせをあげたら、同時に隣で佐野さんが同じく誕生日だった荻野にゲンガーの帽子をあげていた。俺らがそういうコンビだと思われるのなんか恥ずかしい。
みんな誕生日教えないでほしい。(こっそりは教えてほしい)
9/12(火)
「極立漫才都市 vol.8」
開場14:30 開演15:00
座・高円寺2
料金2500円
たまたま同じ店にいた先輩の芸人に奢ってもらうというのにいつでも憧れるんですが(昔ほとんど面識のないメカイノウエさんがやってくれて痺れた)高円寺のドトールに行ったらトムブラウンさんがいたので「奢ってほしいです、、!!」とコーヒー1杯で粘り続けていたら入り時間に遅刻してしまった。(奢ってくれなかったとかじゃなくてそもそも気付かれてなかった。)
FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2023 世界を変える30歳未満を受賞した蓮見もいたので祝福🎉 何かが変わるたびに蓮見を思い出させてもらう。
初めてピアスを開ける30歳以上の佐野さんもハンギョドンのNEWピアスデビュー。
どうもー!と舞台上で並んだ時に初めて気付いて「え、ピアス良いね!」とつかみのテンションで思わず口にしてしまった。
1度も言った事ないのに勝手に口から出た言葉の連続が至高だとすると、今までで1番の漫才を再びお届けしてしまったかもしれない。
帰り際、ダウの道上が「太鼓行ってくる!」と話てたのが聞こえて、太鼓の達人の事かな?と思ってたらわざわざDMしてくれた。
9/13(水)
「YOIYOSE 18」
開場21:15 開演21:30
高円寺ジュンジョー
料金1500円
全ての優勝の権利を持ち、全てに優勝もしているトリオ、伝書鳩とようやく共演。少し前に大学芸会という学生芸人じゃなかった俺でもわかる大学お笑いの1番でかい大会があったが伝書鳩はもちろん圧勝。あまりにも圧勝すぎて決勝を盛り下げたらしい。
名前似てるだけで豆鉄砲に会うたびに「伝書鳩はどこだ?」と聞いて、毎回知りませんと言われてたけどYOIYOSEに出るだけで良かったんだ。
チェキでも優勝できんのか?wと枚数聞いたら俺たちよりも明らかに枚数を撮っていて、「なるほどねw」と言いながら自分たちのチェキに大学芸会優勝してないコンビ史上初「大学芸会優勝」と書きこんだ。
これだから、、チェキって面白い‼️
9/14(木)
「会話」
不定期更新の会話も公開収録のおかけで月1が確約できています。
そしてこの日にハナフダ緊急ニコ生が重なる奇跡。お客さんにはもちろん俺らって実は周りの芸人にかなり支えられてる。
収録外で話した新たなるSNS王の存在。
俺も意識的にSNSを動かしてる方だと思ってたけど、全然でした。
ただ、今一周回って春組織具志堅の別アカがかなり面白い(本アカ新垣も面白いが)ので皆にはこちらも注目してほしい。
SNSの未来は春組織に託した🤝
9/15(金)
「牛女の芸人復帰ライブ」
開場19:30 開演19:45
西荻窪勤労福祉会館 第1・2和室
料金1500円
照山おうちごはんをライブに呼びたいなと思って2ヶ月前くらいから声かけてましたがなぜか予定全く合わず。
俺もなんか意地になって誘い続けてたら「断るの申し訳ないので一旦こちらのスケジュールお渡しします。」と照山おうちごはんのスケジュールを全て手に入れる事が出来て面白かった。俺が照山おうちごはんのinfoやるよ。(よぴぴのinfoも)
そうやって神の視点でオファーしたにも関わらず、金山は当日無念のインフルエンザ。(インフルはただの風邪)「乾布摩擦ライブ」とか主催して金山をピンで呼ぶから覚悟してほしい。
9/16(土)
「第8回芸人さんが絵本の読み聞かせ普通に読むはずない」(佐野のみ)
開場13:00 開演13:10
高円寺北区民集会所 第1・2集会室
おひねり制
ホイップ坊やさんのPOPが日本のローソンに溢れてた時期が一瞬あったんですけど、今思い返してもそんな事あるはずない。
「牛女の❗️❗️折伏ラーメン屋さん」
開場19:00
高円寺PUNDIT2
料金3000円+1オーダー(ラーメン付き)
本気の折伏をしない事が俺のアイデンティティだったんですが、本気の折伏をします!という触れ込みのイベントがついに開催されてしまいました。そして、それがなんとラーメンのイベントだったのです。
折伏とラーメンは実はかなり相性が悪く、時間が経つと伸びてしまう時間勝負のラーメンに長時間の仏法対話は向いていません。
だからこそ腕の見せ所だとは思いますが、やればやるほど俺が今までやってきた「宗教とお笑い」の逆になってる気がして、本当に難しかった。
なぜなら創価で笑う為には本来創価じゃない必要があるから。「全員創価。」のキャッチフレーズのアウトレイジライブが開催されて盛り上がるとは思えない。いや、盛り上がる。ごめん、めっちゃ盛り上がるわ。
ただ、それ、、ライブちゃいます。
会合ですねん。
「アフター打ち上げ」
開場21:15
高円寺PUNDIT2
料金1500円+1オーダー
アフター打ち上げでは脈々と語り継がれてきた在る言葉を1人1人に授けさせていただきました。
宗教あるあるかもしれませんが、言葉を強めがちというのがあります。
勝利を大勝利。歓喜は大歓喜。
クセがあるはクセがすごい。
強い言葉を使うと弱く見えるかもしれないけど、弱さを知り、その弱い自分と対峙する事もまた宗教なんだよ藍染。
その打球、消えるよ。と今まで100回(ちょうど!?)言ってきた俺が考えたとしか思えない「この仏法、すごいよ?」という名言も飛び出してアツかった。
9/17(日)
「大喜る人たちトーナメント」
(しらすのみ)
開場13:00 開演13:30
ボケルバ
料金1000円
全芸人エントリーしてほしいです!と宣伝されていて、「確かにね。」と思ってエントリーしたけど同じ予選ブロックに芸人はハニカムズのしょうへいさんしかいなくて、「おい芸人、ボケルバ来いよ」と思った。
準決勝の日程がどちらも空いてなくて勝っても辞退する事が決定してたので、勝たねぇ大喜利ってもんを教えてやるよ。と手を挙げて「これ絶対美味いやつ〜🎵」って歌ったら満点の81点を獲れて面白かった。(チョコプラの今の点数が発表されてたのかもしれない)
芸人の参加理由って賞金が1番だと思うんですけど、大多数のアマチュアの方を見てると賞金は二の次で「純粋に大喜利で勝ち上がりたい!」という気持ちが結果に一喜一憂する姿に表れていた。
だからこそしょうへいさんが最低得点である1点を獲っていた事などもう俺以外誰も覚えていないと思う。しょうへいさんがなんと最低得点である1点を獲っていたんです。信じてほしい。
9/18(月)
「牛女が新作コント10本することだけ決まっているエントリーライブ」
開場19:00 開演19:15
せたがやがやがや館 3F交流室
料金2000円
牛女新作10本もついにエントリーライブを開催。
しかしエントリーライブとは自らを写す鏡なのです。と言わんばかりに大学お笑いからの刺客、エスパスという2人組の男達が大暴れ。舞台を汚し常識を打ち破るネタ尺を披露して俺達を覚醒させてくれた。
そして俺の私物のサンダルを盗んで帰り、「すみません、施設のやつだと思って」というどっちにしてもダメな返答の後、メルカリにそのサンダルを出品するという絶交コンボで俺もknockout。
お前ら逃げんなよ?絶対プロになれ。
今マーキュリーのエントリーライブが話題になってますけど、俺はマーキュリーを全面的に応援したいと思う。
エスパスに今、背負い投げの粛清を行えるのは、あなただけだ。
9/19(火)
「としまハリウッドライブ」
開場19:10 開演19:30
としま区民センター 小ホール
料金2000円
色んな場所をハリウッドにしちゃおうよという名目のライブかと思ったら「プロジェクトごとに適切なメンバーを集めて制作して、作り終わったら解散」という「ハリウッド式」という制作方式があるらしい。
漫才2本というストイック式なライブでもあったので、何をやろうかと楽屋で悩んでいると香盤にサノライブ:コントと書いていて驚きでトムとジェリー式に牛女の目は飛び出した👀
「これがお前のやり方か?」「エゴ全快」と揶揄される中、サノライブは不思議なほど落ち着いていた。
「まあ、主催なんで」
この男、主催をやりすぎて今自分が出ているライブが自分の主催なのかそうでないかを判断できなくなってしまっていたのである。
EDでも「自分の首を絞めます!」と言ってセンチネルトミサットの首を絞めていた。今絞めているのが自分の首なのかそうでないのかも判断できなくなってしまっていたのである。
サノライブがよく手のひらをこちらに向けて写真を撮っているがこれは自分の手の大きさを自慢しているわけではない。
俺の頬を引っ叩いて目を醒させてくれというメッセージなんだ。
9/20(水)
「牛女の90分〜其の11〜」
(ゲスト:オダウエダ)
開場19:00 開演19:30
Naked Loft Yokohama
料金1500円+1オーダー
牛女の90分も第11回を迎えよしもとゲストを招けるまで成長。そして記念すべき初よしもとゲストは同期であるオダウエダ。
オダウエダというと信じられないほど植田がボケに対して前のめりなので、攻撃力に特化したブラッド・ヴォルスをイメージされる方も多いだろう。(こういう時、ゴブリン突撃部隊ってボケが使われがちですけどブラッド・ヴォルスの方がウケます。)
ただ、オダが言うには最近の植田はもうボケてないらしい。じゃあどうしているかというと、ただ嘘をついているらしい。
話をとにかく盛る事を意識した結果、本当が一切なくなってしまっているという。
確かにこないだミリガンさんが「こないだこやけんが小池百合子との飲みを断ってて〜」って話してて嘘すぎて面白かったから嘘って面白いんだと思う。本当だって!!って反論するのも面白かった。本当だったら変すぎるから。
嘘みたいな嘘の話も嘘みたいな本当の話もまみれたお笑いの世界で俺がよく使うどちらにも対応できるすごく便利な返しを教えます。
「事実は小説より奇なり。」
この言葉、つまんなすぎて言えば言うほど面白い。
9/21(木)
「VALE TUDO」
恵比寿BATICA
料金2000円+1ドリンク
出演者の体調不良によるキャンセルが相次ぎ前日にイッペーとプロポーズのカードを切る主催の高野さんの苦肉采配。けんぞうと爆弾世紀末とかとかだったら脱帽してた。
OWARAI NYLONを持ってきたしみしゅんがせっかくなんで!といつも会える猫まみれ太郎と一緒に写真を撮ってて面白かった。
ネタライブEDで毎回「次回ですが牛女さんの出演が決まっています」という台本を後輩に読ませて「へへへ」と頭を掻いてるんすが、実は毎回出れる裏技があります。
単純ですが「出してください!」と主催の高野さんに直接言うのです。これだけ?と思うかもしれないけど、音楽系の方の義理堅さはすごいらしく、「今度ご飯行きましょう」などの実現することのないよくある社交辞令が絶対に実現するらしい。まああまり言い方は良くないですが、この義理人情につけ込ませてもらう。別に俺でも誰かに「出たいです!」って言われたら出してあげたいと思うけど。
この裏技をプロポーズに託し、耳元で「未来で待ってる」(これ俺良く使うんだけど時をかける少女のやつね)と恵比寿バチカを後にしました。
翌月、ヨシダin the Sunが呼ばれてた。
9/22(金)
「鉄人シュタイナー」
開場19:15 開演19:30
料金2000円
としま区民センター 小ホール
としま区民センターの下にあるカフェで時間を潰してしまうほどとしま区民センターに慣れてきた。今までいつ行っても混雑してた近くのびっくりドンキーにも認められたのか、いつ行っても待ち時間なくすんなり入れるようになった。
それも全部、鉄人シュタイナーのおかげ。
出演組数が多く、楽屋で自分の荷物を置く場所を確保するのも難しい中、FANだけはプロジェクターの下の席をしっかり確保していた。
ユビッジャに影マイクでネタを手伝ってもらったらそこだけめちゃくちゃ面白くなってすごかった。忘れるの橋本さんに以前ホームレスの役でネタに出てもらった時、もう橋本さんにしか手伝ってもらいたくないと俺らに思わせた事を思い出した。
ユビッジャに「生理だ🎵」っていわせてごめん🙏と思ったけど、前に「獣姦🎵」と言ったことあるらしくて笑った。
9/24(日)
早朝遊戯王 しらすのみ
池袋ムーブメントスタジオ
開場11:20開演11:30(12:30終演予定)
料金1500円
ムーブメントスタジオに11時。
後輩やけどすみません。しばくぞ!と思って会場入りしたら、ムーブメントスタジオの横が祭りの神輿の待機場所になってて面白かった。
今回は流行りもしっかり押さえた新ゲーム『VIVANT』も登場。
蓮見を無限に散歩させるほどトリップさせたVIVANTも早乙女零にかかれば即ゲームに。
ルールは簡単。「VIVANT!」の発音でお題の台詞を言うだけ。おいお前、VIVANT見てねーだろ?
減点方式という歪な得点システムにより、−1点のチームが優勝してて実に変だった。
このライブでは大丈夫だったけど次の時間のライブでずっと神輿が外で躍動してたらしく笑った。
9/24(日)
「メテオラ」
開場17:15 開演17:30
∞ドーム ステージⅠ
料金2500円
メテオラに出してくれてありがとう😊
こういうライブを断りたくないからスケジュール管理を慎重にしてるつもりではあるんですが、前回はガンジャガーデンという佐野さんがバティオスでピンネタを2本下ろす謎のライブと被って俺が知らない間に断られていたらしい。
そして粋な計らいか偶然か紅しょうがさんと奇跡の再会。オファー来た瞬間にした俺の歓喜のコンボイジャンプ皆にも見せてあげたかった。
無限大ホールで紅しょうがさんのグッズ買ったからEDで皆に見せてあげようと思ってたけど早速の洗礼。仁木恭平が稲田さんの事を「いなみきは〜」と言って俺らにマウントを取ってきたのである。
以前鈴木愛理ちゃんとウケメンで共演してた時にも嫉妬に狂ったが、仁木よ。なぜ常に俺の先にいる。一緒にモーニング娘。のコンサートに行った時、こんなにも背中が遠くなるなんて思わなかった。
俺は何も望まない。だから俺から何も奪うな。
明日から稲田さんと呼べ。
あとコンボイさん、1日1食しか食べないらしいですけど俺ずっとダサいと思ってます。(毎日2食損してるから。)
9/24(日)
座り大喜利 しらすのみ
A Talk Club WOOFER
19時00分開場・19時30分開演
料金1500円
チョコザップの上にある会場もあれば磯丸水産の下にある会場もある。そして高校生の時、セブンの上に住んでる同級生いた(笑)
開演前に谷口つばさが楽屋で髭剃りをしてたのだが、あまりにも音がうるさくて全員の注目を集めていた。剃り味が特別良いというわけでもなさそうだったので剃り味を犠牲にして音だけ大きくするモードがあるんだと思う。声だけ大きくて大して面白い事言ってないみたいな。そんなお笑い芸人だけを威嚇する髭剃りあるんだ。
こういう差し入れが出来る場所で差し入れをしてくれる方、いつもありがとう。と心の中でキスマークがついた紙をお渡ししているのですが、矢巻さんと大将さんが愛嬌だけで全く面識のない初対面のお客さんからハイボールを獲得しまくっていて面白かった。
9/25(月)
「東京コントメンR」
開場18:30 開演19:00
渋谷ユーロライブ
料金2800円
事務所ライブのゲストとして最近呼んでもらえるようになりましたが、ついにASH&Dさんにも進出させていただき光栄。
ASH&Dの大竹さんは牛女のラジオも聞いてくださっていてあれだけの立場にも関わらず「牛女が好き」と言ってくださること、ありがたすぎて頭が上がりません。
楽屋には阿佐ヶ谷姉妹さん、ラブレターズさん、ギースさん、そしてなぜか俺達と同列でゲスト出演してるBKBさんもいて、絶対に緊張するべきなのに破壊ありがとうが差し入れのお菓子全部に「なにこれ!!食べていいんですか!!!!」と騒いでいた。ナルゲキの楽屋の俺みたいだった。
打ち上げでもなぜか破壊ありがとうが会話の中心にいて、最終的に「食べるのに集中してもいいですか?w」と飯をかき込む金森を全員がただ笑顔で見つめるだけの時間まであった。こいつらなんで所属してないんだ。
青学の柱になれ!wwと俺はとにかく後輩たちに教えてきたつもりだけど間違っていたのかもしれない。
青学の柱になる前に、お前らまずナルゲキの楽屋の俺になれ。
9/26(火)
「煉瓦」
開場19:00 開演19:30
としま区民センター 多目的ホール
料金2000円
実はOWARAI NYLON掲載により新たに俺の白塗りキャラが誕生。次回いつ呼ばれても良いように、最近パック始めました。
開演前にフライヤー撮影の為に白塗りにしてたんですが、まあいいか。とそのままOPにも出演。
前にラーメン屋のライブのフライヤー撮った時もそのままラーメン屋の格好で漫才やったし、白塗り漫才が見れるのかと期待だけさせてOP終わったらすぐ落としてたから怖かったと思う。
まあでも塗れば、「また会えるから。」
100均のメイク落としで拭こうと思ったのも束の間、白塗りの先輩エレキテルさんからなんと「ダメよダメダメ‼️」の鉄槌が⚡️
怒られる😭と思ったらわざわざ楽屋までメイク落としを取りにいって「これ落ちるから。」と渡してくれてあまりにも優しかった。
終わりでもちろんびっくりドンキーを表敬訪問。
しかし、煉瓦が積み上がった屈強な家からホクホクで帰る俺達に数日後、銀狼が襲いかかる事をこの時まだ誰もしらない。
9/27(水)
「M全快 2部」
開場20:15 開演20:30
しもきたドーン
料金2000円
M-1対策ライブの日にだけ開店するあるあるラーメン屋🍜
M-1対策といえば皆がネタを「かける」イメージがあるが、俺たちだけはなぜかずっと「凌ぐ」をしていた。
かといって中途半端なネタを見せるわけにもいかないので、何にもならないあるあるネタが無意味にブラッシュアップしていく様子を是非楽しんで欲しい。
この時は1番最初にやった時にはなかった武勇伝でいう「しゃらくせー!」みたいな部分が増えました。
ブラッシュアップが終わった時、完全なただの武勇伝になってたら絶対に面白いと思う。
9/28(木)
「ピンネタ3本」
全くそういう目的ではやってなかったが、俺が毎月ピンネタをやり続けていたのを嘲笑うかのようにR-1の芸歴制限が解除された。
戻すなら最初から制限かけんなよと皆に思われてると思う。視聴率低迷の為というそれっぽい理由が明示されていたが、俺は違うと思う。(別に制限解除して視聴率上がると思えないから)
これは活動休止してる芸人へのメッセージである。長期休暇の後に学校行きたくないのと同じように長く活動を休止してると本当に戻ってくるのが色んな意味で億劫になると思う。休止してすぐ戻ってくるというのも一瞬流行ったけど正直意味わからなすぎるからやりたくないし。
つまり、活動を休止する事を選んでしまった時点で戻ってくる選択を取る事が非常に難しいと言えます。
なら休止してる芸人はどうすればいいのか。
ここで前述した通りR−1が人肌脱いでくれました。
Rー1が芸歴制限解除されたから復帰します。
これです。
俺から言わせればこれは、面白い。
なんかありえるようで全然ありえないから。
R−1が芸歴制限解除したから結婚します。って結婚したっていいし、元々ヘイトが多かったR−1という大会が今この瞬間全ての人間の背中を押そうとしてるように俺は見えました。
休んでるやつ全員戻ってこい。
自分で背負わずに笑って誰かのせいにしよう。
9/30(土)
「男くせぇライブ」
俺らに男くせぇイメージって全くないのに去年に引き続き今年も呼んでくれました。
モテるやつが「全然モテないですよ。」って謙遜してるみたいな事じゃなくて本当に誰も俺たちを1回も男くせぇって思った事ないと思う。
経験が自らを武装していくのであれば「府中でネタを2本する」という経験が出来て良かったなと今年も実感。
企画と称したトークコーナーでは
「男くせぇなと思った瞬間」
「秘蔵の恋バナ」
「4年続けてること」
「人生で1番男くせぇと思った瞬間」
という「男くせぇ」がかなりの高確率で出る悪質なシゴロ賽を振らされる事に。
サイコロではなくルーレットではあったが他の人が話したテーマは消去されるという謎のルールによりトリの牛女に残されたトークテーマは1つ。
人生とかじゃなくて1回もねぇんだよ!
これが回ってるだけで面白いからこれをただ回してもらうだけの時間を楽しみ、同じように話し終わったトークテーマを消そうとすると、、
人生の最期に自分の目の前に表示される画面みたいになって面白かった。
いつかサポートして良かったと思える。 サポートしてなかったら自分はここにいなかった。 人生はサポート。 本当にサポートが欲しいという気持ちがあります。