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Photo by
deramogu
離婚までのカウントダウン「もとの家に戻ってみれば」
吐きそうだ。
ペットを取りに、そして教職課程の試験を受けるために
もと住んでいた家に戻ってみました。
今週末は夫が趣味で家にいないことが分かっていたから。
レイアウトはすっかり夫の好きなように変わっていて、広々快適そうです。
私がもと使っていた部屋には、わたしの作ったアート作品や材料がまだたくさん残っていて、なにより楽器があります。
実家はもうすでにみんなで雑魚寝するだけで精一杯の場所になっているので
何ももっていくことはできません。
わたしの部屋の机にこんな紙切れがありました。
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吐きそうです。
夫のことは離れてかなり同情的な気持ちになっていましたが、全部なくなりました。
仕事が落ち着くせめて夏まで置かせて欲しいというお願いもまったく届かず。
本当になんだったんだろう、この15年という月日。
何一つリスペクトもなく、私は夫に恐怖しかもてず、離れてもなお、追い討ちをかけてくる。
やさしくない。
人として、本当にやさしくない。
こわい。本当に離れてよかった。
でも、これから荷物をどう処分したらよいか分からない。夫がいつ家にいるのかいないのか分からないから。
自分が作ったアート作品を、処分しなくてはならないと思うと
とても切なくなる。
何より、高校生の時からあるピアノ。
作った楽器。
ギター。
ウクレレ。
ディジュリドゥ。
もっていけないものばかり。
処分するのか。
本当に本当に吐きそう。