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多子世帯の調停中無職母子に、見つけられる家なんてないのか

調停が終わって、あらゆる期待が溶けてなくなった気がします。

私の心はいま、妙に静かで涼しく
圧倒的な怒りをたたえているようでもあり、何も感じていないようでもあり
この7か月で感じたことのない静かな気持ちになっています。

東京に来てから、目論見がどんどんはずれ

今の私たちには生活保護一択のような状況ですが
その生活保護ですら、初期費用が払えなければ進めない状況。

多子世帯の母子が行政にとって死角だ、と行政の人が言ってましたからこれはほんと。

でも、これは自分たちのみならず、課題です。

さて、そんな中、別居の調停中母子に対して「実質ひとりおや給付」を行っている自治体を見つけました。


今すぐ移住したいところですが、なかなかにお家賃もお高いエリアなので、ちょっとやり方を工夫しなければと思います。

とにかく行政は「すでにそこに住民票がある人」にのみ情報提供を行いますし、それ以外はどんな事情があろうともあらゆる相談は受け付けません。

たとえ、現状DV状況があって、来週にそちらに転入するから、話だけでも、といっても基本的には取り合ってもらえません。

これは生活保護も同じ。実家にいてはダメ。



とにかく、どこでもいいから住所を移すこと。



これが本当に大事です。


とにかく、真っ向勝負をしていても、こちらがバカをみるだけだということを、心底感じています。

被害者に寄り添っている風をよそおいながら、実際的な支援など、向こうからやってくるもんじゃない。それがよく分かった。

ましてや調停中の夫から、生活費のなにがしを期待するなんていう心も
すべて宇宙まで消え果てました。悲しくもない。


心底、期待しない気持ちがセットされたと思います。

そして、やめましたよ。


自分がかわいそうだという思い込みも
こんなのひどい、といいたい気持ちも
なんで、こんなことになってしまうんだと嘆くことも


ぜんぶ、やめた。


結局、自分で動かなきゃなんにも変わらねえ。


プライドも期待も不満も全部ドブに捨てた。



自分がきれいだと思ってみていたものは、自分で勝手に作り上げた幻想だった。


別居してからなお、ずっと傷ついていた。

本当に傷ついた。


実家でも、なんでこんな気持ちにならなくてはいけないんだ、というくらい傷ついた。

もちろん、以前住んでいた家に住むことの1000倍マシだけど。


傷が増えても、子どもたちの存在が癒しになった。

でも、痛みは常にやってきたし、行政は口では良いことを言うが、蓋をあけてみたら、ことごとくダメなこと続きで、みなが下向いて「お力になれなくてすみません…」で終わる。


この10年、DV相談や市民相談の門戸をさんざん叩いて、そのたびに「すぐに転居しなさい」「家を出なさい」と促されてきました。

それでもお金が無かったから、必死で貯めた。

なんとかしのげそうだと思って、今回のタイミングで家をでた。


あれだけ、家を出ることを行政関連の人々に進められたわけだから
きっとなんとかなる―




なんとかならないじゃないか。



この実家で生きている状況は、まったくもってなんとかなっていない。


わかったよ。


今日、子育て支援課の人に、最後の提案を相談したけれど


「残念ながらー」から始まるメールが届いた。


「残念」以外のニュースは聞いたことがない。もう、疲れるやりとりはこりごりだ。

提案されて、お願いして、期待して、待って、待って、やっぱりだめー


の繰り返し。
だったら、最初から提案すらしないでほしい気持ちになる。
または、できると分かってから行ってくれ。


7か月。


以前いた自治体の市民相談から、現自治体には申し送りがされているから、
トータルで8か月、コンタクトを取り合っている。


それでも、どうにもならない。


諦める前に最後に2つだけあがいてみることにしました。

①まず、現在自治体に意見書の提出を行う。すでに「みなし離婚」に対して給付金をあてがっている自治体が存在することを主張。
調停中の多子世帯の現状を伝える。

→たぶん、期待薄。行政がルール以外のことにフレキシブルに対応してくれうなんてことは、どんな状況であっても無理だったし。でもやる。

②「みなし離婚」を導入している自治体に引っ越す。どんな場所でもいい。
子どもたちの学校は尊重されるから、学年末までは住所が変わっても現在の学校に通えるよう、すでに交渉済み。

初期費用が掛からず、審査が薄いところを探す。なんとかして住民票を移す。



こんな海外貧乏旅行みたいな生活、ある意味おもしろくてたまらない。

でも、貧乏旅行が楽しいのは一人旅だからです。



どうしたって、子どもたちの状況は良く維持したいし、それは絶対。



ああ!だれか、畳一畳でもいいから住所を置かせてほしい!

っていうのが、本音です。


母子生活支援施設の可能性も
生活保護の可能性も
都営住宅の可能性も

ぜーんぶ調べ果たして



結果

このとおり。



マジむかつく。




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