
「一歩ふみだせない」の本当の原因
「やりたいことは思い描いているのに実際に行動に移せない。」
「お金が足りないからバイトしたいのに、面接できない。」
「転職先のリサーチはしたものの、そこで止まっている。」
―という人は多いのではないかと思います。
それに関して
「やる気がないからだ。」
と落ち込んだことがある人も多いのではないかと思います。
この原因については明らかで
「始めたら辞められないかもしれない。」
という強迫観念が根底にあります。
「今よりさらに悪くなるかもしれない、しかもスタートしたら最後、そこから抜けられないのではないか」
という想像です。
でも考えてみてください。
「辞めてもいいし、辞めなくてもいい」
のです。
問題が発生したら、そこでまた「選ぶ」ことをすればいいだけ。
今、踏み出せないと悩んでいる、ということは
踏み出すべきテーマがあるということで
つまり、すでに選ぼうとしているわけで。
同じことを、選んだ先でやればいいのです。
「一度始めたら簡単にはやめられない」
これは、教育の呪いみたいなものですね。
「やるなら、最後までやりなさい」
というなかば無責任な保護者や先生の言葉を、真面目にきちんと守ろうとしているだけのこと。
―忘れてしまいましょう。
いいんです。
「自分が辞めると選択すると決めた」
のであれば、辞めればいいのです。
※ただし注意すべきは「辞めたければ辞める」ではないこと。辞めたいと思っても、自分で「辞めない」と選択することもあります。
つまり
「選択する」こと。
それが、進路になります。
とはいえ、「その『選択』がこわいんじゃ」という方もいらっしゃるかとおもいます。
それでは
こう思ってみてください。
新たに行おうとしていることには、すべて
「お試し期間」
がある、と。
お試し期間が結果的に延びたらもうけもの。
違うと思ったら、辞めたっていいじゃないの。
それくらい人生は自分の気ままな選択が許されています。