離婚までののカウントダウン「俺も引っ越す」

今日は長女と2人でバスで東京へ。
転校手続きと転入手続きを行うために、学校と市役所にいきます。

娘はそのまま都民になるはこび。

さて。
今バスで話をしていたら娘が言いました。

「パパ、駅近に引っ越すかもしれないらしいよ」

と。

最後に別居と離婚の意志を伝えてからというもの私は、夫と会話をしていません。
（あいさつしてもスルーだし、ご飯は作れば食べるけど、いただきますやごちそうさまなどない状態です）

夫の真意はまったく分からないので、離婚手続きを進める際には弁護士さんを通じて、というようにする予定ですが、たまにこうやって娘からポロっといろんな話を聞くわけです。

「引っ越したいんだって」
と聞いた私は

正直言うと

腹が立ちました。

5年前に離婚するしないの話になったときに
「同居は苦しい、別に住めないか」
と聞くと

「ここは俺の家で、お前には住む権利はない。お前が1人で勝手に出ていけ」

と話し合う余地もなく全力でぶつかってきたし

長男の部屋の前を通るたびに、ブツブツ文句を言い
私は部屋ないから、娘2人の六畳間で３人で寝ているというのに

夫だけ、家の中で唯一ドアがついてる、2階のエアコン付きの部屋があり

趣味のロードバイクや周辺器具が2階でおさまりきらないからと、1階の共有スペースまで、クローゼットや機材やロードバイクを進出させてきて

娘達が年頃になってきて
「自分の部屋が欲しいな」
と言うようになっても

「仕方ないだろ」
と耳を傾けることもなく。

家は５人の人たちにとって、完全に手狭でした。
だって半分以上夫の占領スペースでしたから。

ぶっちゃけ5年前
ずっとずっと思っていましたよ。

夫がこの家から出て行ってさえくれたら、精神的にも物理的ににも全部クリアになるのに。

と。そんなこと言いませんけど。

4人が生活の場所を変えるって大変です。
しかも東京から田舎に行くのではない。
田舎から東京に行くのは条件としてより厳しくなるわけです。

夫の気持ち？

ええ。そりゃ、寂しくなるでしょうね。
子どものとの思い出詰まった古い一軒家に1人で住むのは。

でも考えてみれば
家族を粗末に扱っていたのは自分自身だったわけです。

散々、家族との生活で思う通りにならないこと
ー例えば床に紙屑が落ちていることとか
お菓子のゴミがそのままになってることとかー
イライラしまくって、二言目には

「ジャマだ！」

と妻にも子どもにも口癖のように言ってたのだから

今こそスペースを自分のものにできて、喜ぶべきでしょう？

（いまさら引っ越すとかなんなんだ。5年前に引っ越しとけ！）

すっごく冷めた気持ちと腹立つ気持ちが交互にやってきます。憎たらしい気持ちを、抑えることもなく、心の中でジュワーと燃やしているところです。

あー！なんだか無性に腹立つ。
今後の離婚交渉、情もリスペクトも持たなきゃ、とけっこう譲歩しようと思っていましたが、そんな優しい気持ち

消し飛びました。

暴力がNGな本当の理由

「暴力はいけない」と言います。
誰にとって？
と言われたら

「受ける側にとって」

と多くの人は言うと思います。

「被害者面するんじゃねえ。ムカつく奴を殴って何が悪い？」

彼は言いました。

そりゃ悪いでしょ！と思ってますが、相手にとって「制裁」とするなら、それは正義とすら言えちゃうわけです。とりつくしまもありません。

ところで暴力が悪いのは、果たして「受け手」にとってだけでしょうか？

「何よりあなた（夫）にとって、損失になっていませんか？」

と、夢の中で夫に伝えたいところです。

殴ることで、自分が失うことの大きさを学習して、夫には来世に備えて欲しいと思っています。

…ムリか。

ムリだな。