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自分の心の整理とアファメーション
今回は、完全に自分の心の整理のために書き出します。
都営住宅に当選したものの、1ヶ月以内に審査がある
審査の時に離婚が成立していないと入居はNGになる(東京都住宅供給公社に問い合わせ済)
次の調停は12月半ば
調停で離婚成立を最優先したいと、弁護士さんに伝えたが、相手があることなのでこればかりは難しいとのこと
行政の母子生活支援担当の方に、上記のことを伝えたら「配偶者暴力が背景にある場合は、審査の際に配慮されたケースが過去にある」との返事
実家に暮らしているのではなく母子生活支援施設に入居していれば、審査にさらに有利に働く(らしい)
行政の担当者を通じて東京都住宅供給公社に問い合わせをしてもらったところ、現状の背景を記すための申請書のようなものが送られてくるとのこと。それを他の書類と一緒に提出することになった。個人で電話問い合わせしたらけんもほろろに「離婚不成立=NG」だったのに、行政通じて話すと対応が違うのか?
とはいえこれについても「あくまで可能性がある」というだけと念を押される。つまり入居審査に合格するかどうかはまだ数か月分からない。
上記を見越して、子どもの冬休み中に、自治体の母子生活支援施設に入居をすることを検討。メリットとデメリットはふたつ。
【メリット】①生活用品を準備して、貯金が底を尽きた時、生活保護に切り替えることができる②専門家が近くにいるため心理カウンセラーとつながれる③清潔④4人生活の練習ができる⑤娘たちが通う校内フリースクールが近くなる⑥イベントなとで、子どもたちが人とつながれる⑦鉄筋コンクリートだから寒くない⑧就学支援などの行政サポートを得ることができる⑨施設内に学習室とプレイルームがある⑩フードバンクのサポートが週に一回ある⑪都営住宅の審査に通る可能性が少し増える⑫両親の生活を邪魔している罪悪感から解放される
【デメリット】①部屋が6畳の1DK。圧倒的に狭い。そこに身体も大きくなった子どもたちと自分の4人が一緒に寝泊まりする必要がある②息子が2月に受験を控えているため生活の変化が好ましくない可能性がある③外泊の制限④5月に教育実習の際、実家であれば家事をお任せできるがここでは両立する必要がある⑤娘たちの所属学校は転校する必要があり、数か月の登校のために制服その他学用品を新調する必要がある⑥他の住人との人間関係が発生する可能性(←良し悪し両面)⑦ペットの鳥とあまり会えなくなる⑧門限がある
比較するとメリットの方が多いです。それを差し引いても不安なのは、自分の現状維持バイアスが声をあげているだけなんだと思います。
8か月、実家で本当にいろんな気持ちになりましたが、やはり実家ではあるので、「何かあったときに」の保険のような感覚はあったと思います。
そこを離れるのがこわいんだろうな。(それはきっとたいしたことない。)
ではデメリットに対して、いきなり自分でコメントしてみよう。
①部屋が6畳の1DK。圧倒的に狭い。そこに身体も大きくなった子どもたちと自分の4人が一緒に寝泊まりする必要がある
⇒いやいや。考えてもみなよ。人生の中で子どもたちとそんな近くで生活できるのはこれが最後かもしれないよ。ママと近くにいたい、一緒に寝たいって言ってくれるのは、今だけの奇跡じゃないかな?この滞在が非日常的であればあるほど、10年後、振り返って親子の思い出話になると思うよ。中3の長男も「いいねえ!」なんて前向きに言ってくれて。あなたどれだけ自分がラッキーか、すこし自覚しなさい。部屋が狭いことが問題なんじゃない。原因は、「状況どう捉えるか」の想像力のお粗末さってところね。
②息子が2月に受験を控えているため生活の変化が好ましくない可能性がある⇒そもそも、そんなデリケートに配慮しないと合格できない学校なら最初からやめちまえって話。今だって結局、夕方から夜まではきょうだいや親がいるスペースで過去問やったりして、なんとなく一人でやるより人がいるところでやる方が落ち着いてる感じするでしょ?彼にとって大事なのは、安心できる人たちの中で生きていること。建物環境じゃない。むしろ、母子生活支援施設は学習室があるんでしょ?それに、寝るまでは何もない空き部屋を使っていいっていうじゃない。
③外泊の制限⇒外泊って、具体的にいつのことを考えて不安になってるの?ライブがあって門限に間に合わない日とか?そうそうないよね。少なくとも22時に帰ってこれるわけで。あとは、受験の前泊をするかしないかくらいじゃない?それくらい例外として相談すればいいだけの話。子どもが基本守られる施設なのだから、子どもの利を伝えたら分かってくれるって。
④5月に教育実習の際、実家であれば家事をお任せできるがここでは両立する必要がある⇒女性は母子生活支援施設に入れるんだよね?だったら、産後の時みたいに母にお願いするという選択肢だってあるんじゃない?ちゃんと頼めば分かってくれるよ。もちろん、子どもたちと徹底的に分担したってうまくいから、そもそも問題ないのでは。
⑤娘たちの所属学校は転校する必要があり、数か月の登校のために制服その他学用品を新調する必要がある⇒あなた、すっかり日本人の常識にハマってるわ。思い出して。海外住んでいた時、夏休みに一時帰国して1ヶ月だけ地元の小・中学校に通ってる人たち、ザラにいたでしょ?それに、大阪に住んでる友人で、仕事の関係で1ヶ月東京に出張が決まったときに、子どもも1ヶ月だけ東京の小学校に転校して、また1か月後に大阪戻った、っていう人いたじゃない。そのスケールで考えたら、3ヶ月なんてむしろ長い方よ。制服を新調する必要があるっていうけど、ためしに転校先の学校に相談してみなよ。事情もぜんぶまるっと伝えて。たぶん、内緒で確保している制服がPTAの倉庫に眠っているはず。学校ってそういうもんでしょ?実際に今回の学校に転校する手続きを取るときに前回、見たよね。会議室のロッカーの中にいろんなサイズの学用品があったこと。それをレンタルしてもらえないか、という目論見、持っていてもアリだと思うよ。ダメなら「お金がなくて買えません」ってひとまず校長先生の前で泣いてみよう。絶対そこまでにはならない気がする。
⑥他の住人との人間関係が発生する可能性(←良し悪し両面)⇒一期一会。ヤバい人がいたらネタがてきておもしろいじゃない。noteに書けばいいじゃん。しかも期間限定でしょ?むしろ最高。
⑦ペットの鳥とあまり会えなくなる⇒毎日会いに行け。そのために往復ジョギングをして、ついでにダイエットをしろ。
⑧門限がある⇒子ども18:00、大人22:00。この8か月、それを超えて家の外にいたこと何回あった?夜に散歩しがてら近くのコンビニに行くくらいでしょ?それを我慢するのって、大変?そんなわけないよね。
自分で自分にコメントするって、良いワークですね。なんだかポジティブになってきました。デメリットがほとんどメリットに転じるか解決に至ってしまった。
では最後に、12月半ばにある離婚調停後の最善のケースと最悪のケースを想定してアファメーションしてみようと思います。「望む未来をすでに叶ったものとして語る」ってやつです。
とにかく最大のテーマはこの4つ。
・離婚
・受験
・住居
・仕事
■最善のケース:
離婚調停では、養育費が確定。ようやく目途が付きそうだ。冬休みに入り、クリスマスや年末年始のドタバタを超えたところで、年明け母子生活支援施設にお引越し。
スタッフの方もフレンドリーで子どもたちはこの環境が気に入った様子。学校の自然教室など楽しみにしているイベントがあるので、子どもたちの転校は年度末まで待ってもらうことができた。住民票も移した。
すぐに都営住宅の審査に必要な書類を提出する。母子生活支援施設に入所しているということが証明できたことが、審査パスの大きな後押しとなった。
生活に必要なものを買いそろえる。まずは鍋と皿。洗濯機は借りよう。炊飯器も買わねば。オーブンは今後も使うから、良いものを探す。自転車も必須。生活必需品ではないけど、観葉植物だけは充実させたい。ベランダに1つ。部屋に1つ。冷蔵庫と洗濯機は次の引っ越しまではやめておこうかな。迷うのも楽しい。
長男、受験合格!みんなで喜び合う。本当によくがんばった。お祝いをする。入学手続きを進める。3月はリラックスするためだけの月。がんばった子どもたちとキャンプと車中泊をしながら旅をしよう。
都営住宅の入居は7月に決まった。自分たちだけの住居。こんなうれしいことはあるだろうか。
1学期は娘たちは転校先の学校に行く。たまに校内フリースクールも行く。私は教育実習を終える。とても素敵な出会いがあった。
子どもたちが夏休みに入る少し前に入居。都営住宅の最寄りの学校に転校するのは2学期。新しい環境に行くのが好きな娘たちはワクワクしている。
離婚が無事、成立した。いろいろあった夫にも、両親にも感謝をして、引っ越しに踏み込むことができる。夏休みは新居をすこしずつ整えたり、近場を散策したりして過ごそう。新しい人生のスタート。ここから前に向かっていく。
子どもたちは新しい環境で自分の社会を育んでいく。その背中を見ながら、私は自分の人生を育てていく。
すごく良い条件で仕事の内定をもらった。子どもたちの生活を守りながら、自分のキャリアも育てることができる。週末の早い時間にはジャズスポットでセッションを楽しんだり、ライブで演奏をする。そして次のチャプターに進んで行くー
■最悪のケース・・・・
続いて「最悪のケース」を書いて俯瞰するきかっけにしようとしたのですが、心の中から「やめてくれ。気分悪くなる。」と声が聞こえたので、やめておきます。「最善のケース」で全力でアファメーションしたら、とても心地が良いので、このままにしておくことに。
現実に全部クリアになったとき、私は実際どういう心地になるか、想像もつきません。こんなに苦しいことがこれほど長く続いたことは、これまでの人生でもそうそうなかったのです。
少なく見積もっても
おそろしいほど幸福だろうな。