第九期天鳳名人戦牌譜検討第一節後半

3回戦
http://tenhou.net/0/?log=2019080721gm-0009-10011-71d30454
4回戦
http://tenhou.net/0/?log=2019080722gm-0009-10011-d2e7f24c

三回戦はつべで検討配信したので、そこで見落としたところだけ
https://www.youtube.com/watch?v=ATSsZu0iCGw&feature=youtu.be

打9sからツモ發打8sツモ9m打發
タンヤオあるから發よりも8sのが必要。
安全度優先なら發よりよっぽど安全な9sを最初から残せばいいだけのこと。
二人に現物の牌は孤立生役牌よりも安全度は遥かに上回る。明確なガバ。
まあ一応發は縦受けで明確に9sより機能はしてはいるが。

チー打5p
7m東の切り順からブロックが足りていることは明確。
変化のための孤立牌としても機能性が低いのは見えているため、5pが手牌に関連していることは自明。
打っている際は赤5pをツモ切りする準備はチーした時点でできていたが、ドラポンが見えている以上赤ひっかけの可能性がはっきりと見えるためかなり微妙か。赤5pをツモ切りした場合、36pチーすると赤をもう持っていないか、赤5m赤5sを両方持っているかのいずれかであることが透ける。

引っ張った5pがこれ以上受け入れに関わらないパターンは
556778、55578、455678、567788
くらいで、このパターンのみ5p周りが待ちに関わらない
最後のやつのような5と8のどっちでも切れるパターンで別色が待ちになっている場合は8p切るよりも5pを切る方がピンズの警戒度を上げられる分打5pがよさげだが1スジ減らすほどかというと微妙か

ポン打4m
ものすごく早いかピンズに寄せているか対子に寄せているかまだどちらでもある。
親のリーのみは456愚形でも後手でも全然曲げられるが、いずれのパターンでも放銃率が高くなりそうなピンズを吸収して打点を跳ね上げる聴牌外しの方が優りそう。1m引きのカン2mは大体リーチ、シャンポンはまた外しか曲げか選択。456愚形は待ちとして弱すぎるため、そこそこ組みなおすパターンは多め。ドラ1以上あれば流石に曲げ。

メンツ手1シャンテンだが9pがなく2p回りも変化が望めない。
七対子が最もあがりやすく打点も高い。

東ポン打1p、8pポン打4m
上家は残りスジ的にケアしない。
対面は大体ソーズの上のピンズ絡み。
仕掛けに対して速度を合わせにいったのが本線と思いつつも、ドラ切りと2人に安牌の9s手出しで聴牌かパンパンの1シャンテン
赤5p持ちやマンズ1メンツが気になるところだが、シンプルに立直とした。
もうテンパイの可能性が高い以上さらに1スジ押すのは和了率あがらないし、数順経ってから3pを切るのはさらに放銃率が上がる
待てる猶予はない

11巡目2シャンテン対親リー。ものすごく当たり前だけどちゃんと抜く
あがるためには1m7m5pを通す必要がありさらに上家も押している。河も濃く、ドラ含みリャンメン落としのため好形or七対子強タンキしか残っていない。カンチャンペンチャンシャンポンがないのは+1スジの放銃率が跳ね上がる。単騎候補もかなり少ない。

三暗刻はあるが先切り。打点十分で受け入れ2枚で2人に対して無スジ。残す牌はほぼアンパイ。次巡ツモ8pは残し。2枚と3枚はそこそこ違う印象。69pが残った時の河が悲惨だが、それは發切って69mが残ってもじこと
タンヤオのつかない平和手なら3枚あってもこの巡目はほぼ先切り

対面ポン打5sチー打白
下ポン打1sポン打r5p
スーパーレアなお知らせの役なしドラドラダマ
字牌が生牌が全滅しており対面の清一色率は高め。18000での2→4抽選はかなり厳しい。まだ孤立字牌を持っている可能性はあるがここは慎重に
素点があるとはいえ、自分の和了よりも対面の和了の方が価値の高い状況で、降りられたらそれはそれで微妙。

下にドラで刺さったところで事故って3900
下もテンパイ率は高めで対面に跳満自模ってほしいこの状況では簡単に下家に打ちたくはないが、まだあがり目は見えなくはないため打9sとした

役牌全滅、123なら待ちは1pのみ。
上はチャンタか一通。1pで刺さるとワンチャン大惨事があるため、下家にほぼカンチャンくらいしか刺さらない3sとした



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