多面張にメンツをくっつけて多面張を作ろうとしてみるテスト
三麻ではメンチンの待ちくらいサクッとわかって当たり前で、練習することについては本にも記しているのですが、
練習方法についてエロゲやりながらふと思いついたことがあったのでここに遺してみるなり。
メンチンのまち確認はメンツを抜いて覚えている形を見つけるのが基本だと思います。
しかし、抜いても形が自身にとって見慣れないものなら、待ち認識は難しくなります。
逆に枚数が少なめでもそこそこ難しい形からさらに発展させることで、難しくなるパターンを把握しやすくなるのではないでしょうか。
■EX1 2234456777
いやこんなん7のアンコ抜きと雀頭抜き、2234456-777と22344567-77で瞬殺じゃんとかそういうのはおいておきます。この枚数ではどうあがいても簡単にしかなりませんから。練習のスタートラインとしては十分でしょう。
これに111,333,555,666,888,123,234,456,567,678,789をくっつけてみます。
4枚使いを除けばかならず253待ち以上になり、くっつけたメンツをそのまま抜く以外のパターンだけに注視すればいいです。
新たに待ちが増える場合はくっつけたメンツはかならず分解されます。111をくっつける場合は11の雀頭と123もしくは123123123の3シュンツになるパターンがないか探せばOKなわけです。
瞬間例えば1112234456777と見せられるよりは見やすくなるはずです。
・1112234456777
変わらず253待ち。雀頭を抜いてもシンプルにペン3待ち。3シュンツにはなりようがない。むしろ1112234-456777とみることで元の2234456777よりも見やすいかもしれない。
・2233334456777
くっつけた333を3-33に分解、すなわち22334456777-33と見れば1473待ち。3を3シュンツ以上にはできない。よってこれに元の253待ちを足して14725(3)待ち。
・2234455556777
555を5-55に分解、すなわち22344556777-55と見れば25シャンポン。
元の253待ちと合わせて23(5)待ち
5で3シュンツ以上にはできない
・2234456666777
6を6-66と分解しても22344566777-66もしくは223445666777-6で待ちなし。待ちは変わらず253。
同じく6を3シュンツ以上にはできない
・2234456777888
同上
・1222334456777
続いてシュンツくっつけパターン。今回はくっつけた123を別のブロック、すなわち1-23や12-3分解して新たに待ちができればいい。123で抜かずに待ちができればいい。1タンキがない時点でぱっと見で253以外ないとわかるかな。
・2223344456777
2をアンコ抜きすることで、くっつけた234を分断できる。3344456777でシンプルな347待ち。元の待ちと合わせて25347待ち。
この牌姿だけ見れば2223344-456777とすることで2345待ちからそれ以外のパターンとして、222抜きを見つけるのが簡単そうで、2234456777から発展させて待ちを見つけるのは逆に難しそう。
・2233444556777
24のカン3に345がくっついたから23445となって6待ちが増える。思いつきで走り書きしてここまできてようやく「待ちの最小単位(今回で言えば24カンチャンと2タンキと34リャンメン)」にメンツをくっつけて待ちが増えるパターンに気づく。
普段から「3タンキにとれて456シュンツがあるから6タンキにもなる」といったことをしているのに、それを無意識から意識に引き起こそうとしても、なかなか無意識のものをそのまま表せないものだ。
思えば2233334456777も、元は2タンキに456シュンツを持っていて333をくっつけるのだから、2333456となって147待ちが増えるのは当たり前のことだ。
・2234445566777
44や55や66で雀頭に取れない、444アンコにも取れない。24,2,34に456をくっつけても待ちは発展しない。よって元のまま253待ち。
・2234455667777
34に567がくっつくのだから8待ちが増える。分解の仕方も元と同じで
7のアンコ抜き:2234455667-777
7の雀頭抜き:22344556677-77
とシンプル
・2234456677778
678を元の待ちにくっつけても発展しない。66で雀頭抜きもできない。待ちは変わらす
・2234456777789
同上