新月/満月の集いをやっていきます
どんな時間と過ごすのか
最近気づいていることとして、「どんな時間と過ごすか」ということが自分の生活の「アタリマエ」を形づくったり、自分が生きる世界を変えるということがあります。
こんなことがありました。
コロナ禍の影響でオンラインでの人間関係が豊かになるにつれ、グローバルなつながりが増えました。
そうすると、日本時間と外国時間の両方を気にすることが「アタリマエ」となり、「あぁ、今、いろいろな時間を過ごしている人がいるんだなあ」と感じるようになりました。
それは、翻ると「私はこの時間と過ごしているんだなあ」と感じるようにもなったということです。
「世界の中の自分」の認識に変化が及びました。
こうして「どんな時間と過ごすのか」ということは、「どんな世界で生きるのか」ということと直結するのだ、と感じるようになりました。
暦を意識する
そういえば、時間の流れを身体化する仕組みは、ずいぶん昔からあったのでした。
「暦」です。
暦は、時間の流れを体系化したものであり、古今東西、いろいろな考え方や方法があります。
しかし、現在の自分は、七曜に基づいたカレンダーや、六十進法に基づいた時間を「アタリマエ」のものとして生きている。
それは盲目的なものでした。
では、この「アタリマエ」を意識的に変えてみたら、どうなるのだろう?と思いました。
もちろん、現代社会の「常識」は七曜や六十進法なので、その時間と過ごすことも「便利である」という点で自分の中に持っておくことにします。
でも、日本時間と外国時間の両方を意識して生きることができるように、複数の暦で生きてみる、という実験は面白いかもしれない、と思うようになりました。
惑星の動きを意識してみる
「地球暦(ヘリオコンパス)」という暦があります。
これは「太陽系を一兆分の一に縮小(正確には火星まで)して一枚の紙に落とし込み、春分から始まる円の一周で一年を表す暦」のことです。
以前お仕事をさせていただいたオンラインフォーラムで開発者の方のお話を聞いてとても興味を持ったと同時に、「星の配置で自分の《今》を把握し、生きる」という在り方に普遍性を感じました。
ということで、さっそく今年の春分の頃から、自分の部屋に飾っています。
ピンの一つ一つが地球を含む惑星たちです。
月はどうだろう?
地球暦(ヘリオコンパス)を導入して約3ヶ月。
生活の何かが変わるという実感は、まだありません。
まぁ、もともとすぐに何かが変わるということを期待しているわけではないし、まずは星の配置を意識するだけでいいと思っています。
ただ、やってみて分かったことは「惑星のことを意識しながら生活するのは思ったより難しい」ということでした。
「今日の火星はどうしているかな〜」
「今日の海王星はどこにあるのかな〜」
こういうことは、まぁ、毎日考えないですね。
でも、そもそも惑星というのは太陽系全体を大局的にみれば微視的な動きをしているのであって、毎日気にするものでもないという気がします。
だから、これでいいのです。
ただ、そうすると「星のことを気にする自分」に気づくわけで、今度はそれを取り扱ってみたくなりました。
そこから「もう少し短いスパンで気になる星って、どういうものがあるだろう?」という問いを探求してみたくなりました。
こうして、月のことを気にして生活してみようという気になりました。
新月/満月の集いの概要・日程
毎月、新月と満月を意識するために、それぞれの日の夜にオンラインの集いを開きます(zoom / 19〜21時くらい)。
毎月の日程をGoogleカレンダーに記しました。
対応する日にちをクリックすると「詳細」からzoomのリンクも掲載しています。
やらなきゃいけないことは特に決めておらず、集まった人たちの声に互いに耳を傾ける会になります。
出入り自由、ちょっとだけ参加OK、食べ飲みしててもOK。
ただ、少しコンセプトは設けようと思っていて。
新月は「新しいことを始めるのにちょうどいい日」で、満月は「与えられているものに感謝するのにちょうどいい日」だそうです。
なので、そういうことを真ん中に置きながら、それぞれの日で集まった人たちと対話や何かができたらと思っています。
ちなみに、誰も来なくても、そもそも「星を意識する習慣を作る」という意図・目的があるので一人でもやります。
何かが響く方、どうぞ集まりましょう。