今年の漢字が『医』な理由~下半期は検査三昧~その4
最初の検査はCT検査、造影剤を使ったもの。つつがなく終わり、胃カメラの検査をするがまさに荒行で痛くてついつい体に力が入ると看護師さんから「(体に)力を入れないでください!」と言われる。いや、ホントに無理だから!と思いながら涙目で壁のモニターを見ると大丈夫なレベルの小さなポリープと思ったよりきれいな胃。地獄の苦しみから解放されたが、力石のように燃え尽きたので祝杯をあげる元気はなく、その日はおとなしく過ごした。そして、数週間が経ちいよいよ大腸内視鏡検査数日前。検査は数日前から始まっている。消化に悪い食べ物、繊維質、乳脂肪などは禁止。本来は検査食キットを買えばよいのだが、お腹いっぱいにならなかった時を考え、ネットであれこれ調べひさしぶりに弁当持参したり工夫して二日間を過ごした。
そして当日、大腸内視鏡センターなる場所で看護師さんから説明を受けて使命感の強いポカリスエット的なものを指示に従い飲む。それと水やノンカフェインのお茶も摂る。とにかく、お腹の中のものを出しきりきれいにならないと検査はできない。残渣物なきよう前準備からぬかりなく、一日仕事だ。思ったより順調に行ったが、やはり検査は午後。検査着と検査用パンツを履きいざ大腸内視鏡検査へ。結論としては、胃カメラより地獄ではなかったが楽ではなく健康番組でポリープに青い液体をかけてキュッと取るイメージが先行してドキドキしていたが、予想よりきれいなものだった。そして、見える検査は異常なし!ということで、帰り道に行きつけの店で祝杯をあげたのは言うまでもない。
後は、検査結果を聞きにいけばもう大丈夫!
その時は呑気に構えていたが、その後が検査結果から想定外の一ヶ月となるのだが。
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