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無題

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名もない日常を、淡々と。
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2019年11月の記事一覧

無題-score-

Season:1Novel
 -overture-

Main Short Story(SS)
 Act:1 『また明日』
 Act:2 『朝ご飯できてるよ』
 Act:3 『ボク達もする?』
 Act:4 『デラックスパフェ』
 Act:5 『君になら、喜んで』
 Act:6 『ボクにとっては大切な場所だからさ』
 Act:7 『起きたかい?』
 Act:8 『嘘ですごめんなさい、悲しいです』

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無題"For Fall Fuzz"-郷秋抒情詩- (Movement:1-2)

唯「……ふぅ」
蛍「これくらいにしておこう」
唯「今日も、いっぱい出たね」
蛍「なんの話だ」
唯「汗のことさ」
蛍「……」

唯「ボクらのバトン回しも、だいぶ様になってきたように思えるね」
蛍「そりゃ、毎日練習してりゃあな」
唯「こんなに練習しているのも珍しいと思うけれど」
蛍「ん、そうか?」
唯「君が心配性なのがよくわかった、かな」
蛍「ベストは尽くしたいんだよ」

舞「もうすぐ体育祭だね!」

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無題"For Fall Fuzz"-郷秋抒情詩- (Movement:2)

唯「とりっくおあとりーと」
蛍「なんだその恰好」
唯「なんだって、ハロウィンさ」
蛍「なるほど……テーマは?」
唯「魔法少女さ」
蛍「相変わらずスカートの丈が短いな」
唯「ミニスカ魔法少女さ」
蛍「言い直さんでいい」

蛍「それで、何の用だ」
唯「犯してくれなきゃイタズラされるぞってことさ」
蛍「お菓子くれなきゃイタズラするぞだろ」
唯「お菓子もイタズラもされたい!」
蛍「お前はイタズラする側だろ

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