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囲炉烤茶はアフタヌーンティーと同じ

私のいちばんファンシーな趣味は、アフタヌーンティーなのだが、同好の士がわりと身近にいて、いつもお笑いのライブをみにいっている友だちが、アフタヌーンも趣味にしていた。その友人が、「囲炉烤茶」に行こうと誘ってくれたので、西早稲田の「甘露」という店まで行った。

「囲炉烤茶」を始めて知ったのは、かつていやいやながら中国大陸方面にむけた仕事をしていたときに、中華ツイッター・weiboで、冬になると「囲炉烤茶」の写真が流れてきていた。茶葉を炙りつつ、おやつを炙りつつ、無限に喋るというものだ。そんなの、やりたいに決まってるじゃん。ルーツは、雲南の「火塘烤茶」にあるらしい。じゃあ、ちゃんとしたやつを、いつか雲南にいってやりたいとも思う。

こういう状態にして炙る

お茶は、雲南の蔵茶に、スパイスと牛乳をいれたお茶だった。蔵茶は、普洱茶と同じ「黒茶」で、ブロック状になったものをほぐして使う茶葉だけど、埃っぽくないやつだった。あ、「蔵茶」買ってくればよかったなあ。素でものんでみたいなーと思ったのに忘れた。

これが茶葉

お茶はもちろんおいしかったんだけど、とにかく今まで炙ったことがないものを炙ってたべたら、全部おいしかった。いちばんおいしかったのは、みかんだった。ばあさんが火鉢でみかんをあぶって食べてたのを子どものころに、なんだそれ? とおもって見てたし、食べるかと言われても絶対食べなかったけど、あれ、おいしかったんだ……。ばあさん、すまん。皮をマイルドに黒く焦がして、ほかほかのうちに食べる! おいしい! 家でもやる! そういえば、オレンジジュースはあっためて飲むとうまいんだから、そのものだっておいしいよな。バリであったかいオレンジジュース(JerukPanas)を飲んだのを思い出した。あと、ほしいもは炙ったほうがうまいのは知っているが、干もなつめも落花生(殻付き)もだった。

茶の中にはこのようなものをいれる

ちびちびしたおやつを食べ、うまいお茶をのんでいれば、無限に喋れるのも確かだった。

今日のAI:
「お客がいる雲南省の中国茶の喫茶店の店内」をお願いした。お客と言及しないと、ちゃんと無人のお店を描いてくるので、断り書きをいれてお願いをした。私の使っている画像生成のサービスは、一つのプロンプトで4枚の絵を出してくる。この絵が一番窓の外の書き込みが山水だったので採用。