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ライブ配信で2000人の名前を覚えた話

SHOWROOMという配信アプリで、3年半にわたって毎日配信を続けてきました。それは、私にとってまさに生命線のようなものでした。どんなに過酷な状況でも、その糸が私を支え、皆さんとの絆を一つひとつ丁寧に紡ぎ続けてくれたのです。皆さんと共に過ごす時間は、私にとって心からの癒しであり、何よりの喜びでした。

当時、私は夜明け前の5時から配信を始め、仕事に向かい、夜には再び深夜まで皆さんと過ごす日々を送っていました。それは決して簡単な道のりではありませんでしたが、皆さんの優しい言葉や応援が、私の心を温め、力を与えてくれました。

配信をしていた頃は、2000人以上のファンの皆さん一人ひとりの名前や、初めていただいたコメントをすべてノートに書き留め、毎日アーカイブを見返して必死に頭に叩き込みました。どんなに疲れていても、皆さんとの大切な時間を忘れたくなかったからです。皆さんとの思い出は、私の心の中で宝石のように輝き続けています。

しかし、時間が経つにつれて、私の生活には変化が訪れました。仕事の責任が増し、親の看病が必要になるタイミングもあり、配信時間が減っていきました。その変化と共に、「今日はどうして30分しか配信しないのですか?」や「理由を説明しなさい」といった批判的なメッセージが届くことも増えました。「入院中でも配信しなさい」といった厳しい声が、私の心に少しずつ重くのしかかることもありました。

それでも、皆さんとのつながりを大切にしたいという気持ちが、私の心を支え続けてくれました。そして今では、毎日配信をすることはなくなりましたが、ライブに足を運んでくださる方々や、遠くから私の曲を聴いてくださる方々がいることが、どれほど私の心を温めてくださるか計り知れません。

このnoteを始めたとき、かつてのファンの方々がフォローしてくださるたびに、「元気にしているかな」と思わずにはいられません。配信を再開したら、また皆さんと会えるのではないか、そんな思いが私を支えてくれています。

皆さんとの思い出は、今でも私の心に深く残り、私の生きる原動力となっています。これからも、皆さんが私に会いやすい場所で、新たな挑戦を続けていきたいと思っています。また配信もしたいですし、noteもどうか楽しみにしていてください。そして、これまで支えてくださったすべての方々に、心から感謝の気持ちを伝えたいです。応援のスタイルは人それぞれですが、どんな形であっても、皆さんのおかげで私はここまで来ることができました。本当に、ありがとう。

これからも、皆さんと共に新しい物語を紡いでいけることを、心から楽しみにしています。


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