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「まちづくり」ってそもそも何?
「まちづくり」ってよく聞く言葉なんですが、抽象的過ぎて言う側も聞く側もざっくとしている言葉と思いません?
私も最初「まちづくり」の仕事を始めた時に抽象的過ぎてどうしたらよいかわかりませんでした。
グーグル先生に尋ねたところものすごく頭の中が整理できるサイトを教えてもらいましたので紹介したいと思います。
ジチタイムズというサイトのコラムで「まちづくり」についてものすごくきれいにまとめて書かれています。このサイトのリンクはるだけでいいじゃないかというくらいの内容なので下記のリンクをご一読ください。
まちづくりについて
上位のサイト内で「まちづくり」とは
「まちづくり」の定義は、様々な有識者が複数の視点で表現していますが、わかりやすくまとめると、「身近な居住環境を改善」し、「地域の魅力や活力を高める」ということ。生活の質を高めるために身近な居住環境に対して働きかける持続的な活動のことだということもできます。
もう1つ
まちづくりは、長い年月をかけ、街そのものを作り出すことを表す言葉から徐々に意味を広げてきました。ハード面の整備だけでなく、空間や環境の整備、ルール作り、イベントや生業の整備、人と人とのコミュニケーションづくりなど、豊かな生活をするうえで必要な整備を全て網羅する言葉になっています。
2つ目の引用に書かれているように「ハード面」の整備だけでなく、豊かな生活をする上での必要な整備を全て網羅する言葉になっているようです。
なんとなくまちづくりは「ハード面」と「ソフト面」があることがわかってきました。そしてこの「ハード面のまちづくり」(道路、公園、建物等の整備)は大手の会社等がやってきましたが、「ソフト面のまちづくり」は正直あまり進んでない気がします。
「ソフト面のまちづくり」が進まない理由
もう一度上記でリンクをはったサイトの記事からこれだ!という内容の場所をひっぱってきます。
まちづくりは、市町村などの地方自治体が主体となって進めることはありますが、国や都道府県が主体となることはあまりありません。基本的には住民やNPO、企業などが主体となり、ボトムアップ型で進められます。
そのため、行政側でまちづくりに関わるのは、市町村など自治体の職員さんがほとんど。NPO、企業などが行うのは、地域のプロモーションやブランディング、商品企画、コンサルティングなどが中心で、建物や道路などの整備が必要な場合には、ゼネコンなどの大手企業や不動産会社が関わることもありますが稀なケースです。
まちづくりに関わる仕事は、多岐に渡り、
● 地域の魅力や資源を掘り起こす、リサーチ業務
● それらを発信し、認知を高めるプロモーション活動
● まちの魅力を最大限高められるようにするブランディング
● 興味を持ってくれた人たちを呼び込むマーケティング
などなど。
まちづくりのためには行わなければならないことが多く、細かな業務で言うとホームページの作成や維持、管理、SNS、動画による発信、パンフレットやガイドブックなどのツールづくりなども必要ですね。
2011年からスタートしたゆるキャラグランプリの影響もあり、ご当地キャラクターやオリジナルブランドを活かした商品づくりに力を入れている自治体も増えました。
ヒントの泉ですね。目からうろこです(笑)
そして上記の文章の下にこう書かれています。
まちづくりには、地域特有の魅力を見つけ出し最大限に活かすことが大切。自分たちの地域の魅力は何なのか、それはどんな人に喜ばれるものなのか、他の地域とどのような点が違うのか、などを客観的に観察し、まちづくりに落とし込んでいきます。
ハード面を扱う都市計画とは違い、ソフト面の整備が中心のまちづくりは、情報発信の仕方によって反応が変わってきます。ソフト面が固まったら、ターゲットに合わせた効果的な発信方法を選ぶことも重要なポイントです。
引用ばかりですいません。強引な結論かもしれませんが、ソフト面のまちづくりの中で「地域特有の魅力を見つけ出し効果的な情報発信」を行うことが需要ではないかと思っています。
生野区で情報発信
ここまで読んでいただくと「生野区で情報発信」するというのが、まちづくりのソフト面の活動の一環であるということがわかっていただけると思います。
そして生野区を以下の5つの視点
・ものづくり(地場産業)
・子育て(生活費や学校問題など)
・土地活用(空き家問題など)
・新規事業
・観光
から魅力(時にはデメリット)を発信していくことが大切だと思います。情報発信に関しては魅力を最大限にというよりはまずは「見える化」ではないかなと思っています。