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共同シナリオ第二編 3話目

Bが差し出したのは1枚の写真だった。

A「え、、、。これは、俺の、、、。」

Aは悲しいような、懐かしいような顔をして、目からは涙がつーっと流れていた。

中学生2年の時、友達とキャンプに行った時の写真だった。

A「これは俺が中学ん時の、、」

B「久しぶり カー君」

カ(A)「(呆然)、、、。、、まじ、、?」「、、もしかして、ヨシ?」

ヨ(B)「(優しい笑顔)そう!驚いた?」

カ「、、(涙が止まらない)、、まじか よ。、、うん、、やっと会えた。。」

ヨ「(つられて泣く)」

カ「お前おせーよ!」

カ「よく分かったじゃん笑さすがカー君!」

       〜15年前〜

中学生2年カー君とヨシ。夏。部活終わり自転車で下校中

カ「ヨシってさ、AKBで1番好きな奴だれ?」

ヨ「俺は、マリコ様かなぁ。身長高いの好きだし、なんかお姉様って感じがするから、めちゃくちゃされたい」

カ「理由が気持ちわりぃな」

ヨ「卒業したら問題起こしそうな危うさがある笑」

カ「そうかぁ〜メンバーの中でもまじめな方じゃね」

ヨ「じゃあ、そんなカー君は誰が好きなんだよ?」 

カ「そりゃもちろんあっちゃんっしょ」

ヨ「うわ、王道」

カ「王道の何が悪いんだよ!あの神スピーチ聞いて俺は前田に一生ついていくって決めたんだよ」

ヨ「天は人の上に人を作らずってやつね」

カ「言ってねぇよ!現役アイドルが天って言葉1番使わねぇよ」

ヨ「そっか、そっか」

カ「てか来週のキャンプの準備してる?俺全くなんだけど」

ヨ「俺も。てか、クソ暑い夏にキャンプって」

カ「良いじゃんか!俺の青春の1ページに書きたいんだよ!大人になってさ、思い出話する時に使えんじゃんこのイベント」

ヨ「確かにね〜 色々文句言いながらやるキャンプも悪くないか!」

カ「そういう事よ!じゃ!また明日!」

ヨ「あいよう!おつかれ!」

2人はそれぞれの帰路に。

〜その2日後〜

夜19時。
リビングのテレビ前のカー君。

カ「(テレビを見ている)•••••••。」

ニュースを読むアナウンサー

ア「本日午後6時頃。市内にある公園でサダオカ ヨシト君16歳の遺体が発見されました。警察は事件の可能性も含めて現在捜査中です。」

カ「。」

〜現在〜

第四話へ続く。

出席番号1番 大西


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