こんがらがってとんがってる
将来の夢の"夢"
調べてみると"将来実現させたい思っている事柄"とかそのような意味らしい。
夢とだけ聞くと睡眠中に見る幻想のことを思い浮かべる。
その睡眠中に見る"夢"と将来実現させたいことの"夢"が同じ1文字としてくくられているのはどうなんだろう。
睡眠中に見る幻想=夢
将来実現させたい事=夢
睡眠中に見る幻想=将来実現させたい事
もはや現実に疲れ果てた社会が「君の実現させたい事なんて所詮幻想さ」と希望を持った人間を皮肉るようなブラックジョークにすら感じる。
このように、ひとつの事にいくつもの意味を持たせようとするから混乱が生まれる。
この話をしていて思ったが、漢字の音読みと訓読みも意味がわからない。
なぜひとつの漢字にいくつもの読み、言い換えれば別名があるんだ。スパイなのか?中国から渡ってくるときに仮の名が必要だったのか?
そうか、なるほど。なら納得できるわけがない。
あと多機能ペン。
普通のペンでもわざわざ服や紙にひっかけられるようにクリップが付いているものもある。これは多機能ではないのか?
どれだけクリップが付いていようが、書くという能力に限定して2つ以上のことができないと多機能とは言われないペンの気持ちを考えるととても辛い。
おっと話が少々脱線してしまった。
今日はやけに筆が乗ってしまうからペンを労わってやろうと思ってね。
ん?私が使っているペン?もちろん、多機能ペンだよ。"指"って言うんだけどね。
デジタル時代になるともうペンなんて意識しなければ持たなくなるだろう?
だから現代の多機能ペンはもはや"指"なんだよ。
もちろんこんな風に文字も書けるし、ものを掴んだりすることもできる。これぞ多機能ペンだ。
あ、しまった。またひとつの事に違う意味を持たせてしまった。
少なくとも辞書で「多機能ペン」と引くと「指のことである。」なんて出てくるのはもう少し後にしていただきたい。