日本人は衛生面に敏感すぎ？
韓国に住んでいるとふと思うことがある。
外国が汚いとかではなく、もしかして日本人が綺麗好きすぎるだけなのでは？？
海外の人が日本に対して持っているイメージと言えば、「オタク・アニメ文化」「礼儀正しい」と並んで「清潔」がくると思っている。
世界の綺麗な空港トップ10に日本の羽田、成田、セントレア、関空の4つも入っているくらい、日本のイメージを代表するワードでもおかしくないと思っている。
あとは日本の道を歩いていて「ゴミが落ちてない…」と感動する外国人の姿もYoutubeやテレビなんかで見たことがある人も多いのでは。
今まで韓国に旅行に来ている時は、確かに道にゴミ(コーヒーのテイクアウトカップとかお菓子の空き箱とか)が多いな〜とは思っていたけど、住んでいると特に何も思わなくなってきたのも事実。
ここで、自分なりに「どうして日本人が衛生面に敏感すぎると思った理由をいくつか書いていこうと思う。
1.大皿vs小皿〜みんなでシェアハピ〜
韓国に来て驚いたことの一つが、「シェアすることになんのためらいもないこと」。
韓国の31(ベスキンってみんな言う)では、日本よりももうちょっとサイズの大きい3〜4種類が一つのカップに入った大きいサイズのアイスが存在するのだけど、横に座ったカップル2組がその1つのカップを4人で突っついているのを見た時はかなり衝撃だった。
「いや、カップル同士ならまだしも、違うカップルの異性と一緒に食べるのはちょっと抵抗ない⁉️こういうシェアハピ文化⁉️」
と思ってしまった。他にも飲食店に行ってサラダが出てきても、トングがついてきてないことも普通にある。みんなそこから直箸や自分の使うフォークで取る。
日本だと、気の知れている間柄でそういうことも気にしない人だとお互い分かっていたらできるけど、初対面の人や上司との食事なら気を使う人も多いのではないかと思う。
私自身どちらかと言うと潔癖な方なので(でも気にしないことは全くと言っていいほど気にしないのだけど🤣)、夫の友人たちと食事に行っても「これそのまま取って良いのか…？他に誰も気にしないのか…？」と1人だけ気を使っていた記憶🙂↕️
これに関しては韓国に限らずアジアって大皿料理の文化の国が多いから、一つの器に自分の使ったお箸やスプーンを入れることもあまり厭わないのかな？と思ったのだけど、どうやらやはり文化的にそうらしい。
韓国では個食を好まず、大勢で食事することを重要視しています。一つの料理を共有するときは、直箸が基本。逆さ箸にしたり、取り箸を使ったりする文化はありません。大皿料理のときは各自が直接箸でつまみ、そのまま口に入れます。鍋も同様です。
文化とあらば仕方がないけど、潔癖の人にとってはかなり辛いと思う😂実際私も定食スタイルの方が気は楽なのは事実。
ドラマとかでも、自分のお箸で取って包んであげたサムギョプサルを食べさせてあげるシーンなんかも見たことがあるので、これが韓国では普通なんだろうなと。
2.風呂キャンセル界隈？
今話題の(少し過ぎたかも)風呂キャンセル界隈、むしろ日本人がお風呂に入り過ぎている説すらあるのは有名な話。
韓国含む海外のお風呂＝シャワーで湯船に浸かることはない。国によっては乾季で水不足だとシャワーを使えないこともある。(オーストラリアとかそうで5分とかしか使えなかった🐨)
義家族にも「なんでそんなに毎日髪を洗うの？」って聞かれたこともある。私からすると「年がら年中夏でも冬でも1日の終わりにはお風呂に入って体を洗い髪を洗う」のが普通だと思っているが、そこまでして入ることの方が異常説。
「冬や一日中家にいて汗をかいていないなら洗う必要はない」というのが世界ではあるあるらしい。わかる。お風呂入るまでがめんどくさいその気持ちはものすごくわかるけど、やっぱり入ったらさっぱりするし、入るまでが大変なだけ…🫠
きっと毎日こうやってお風呂に入る日本人の姿って、海外の人からしたら潔癖に見えるんだろうなあ…
3.ハンカチ？いつ使うの？
あとこれ。韓国のお手洗いにはハンドドライヤーがあるところもあるが、設置されていないところももちろんある。私が外出中にお手洗いに行ってハンカチで手を拭いていたら、義理の妹に「なんでそんなので拭くの？」と言われたことがある。
逆に拭かないの？と尋ねたが、「自然乾燥でいいじゃん。髪につけたりとか。」との反応。そういえば前に可愛い柄のハンカチを送ったことがあるのだけど、テーブルクロスと化していて「あんまり柄が好みじゃなかったのかな」と思っていたけど、この時ようやく違うとわかった。
使い方がわからなかったらしい🫨
すると、「それで拭くとして、その濡れたハンカチをまたカバンに入れるのは汚いと思わないの？」と。「たしかに…」とは思ったが、私はいつもメッシュポーチに入れたりしているのでその旨伝えると、「そこまでして持ち運ぶのめんどくさくない？笑」と。笑
やっぱり習慣がないとハンカチの文化ってなかなか理解できないのかも😅それでも夏は汗もかくし、何かあったときに便利だと思うので私はこれからも持ち歩くと思う🙂↕️こういうところも日本人が潔癖と言われる所以なのかなあとも思ったり。
まとめ
こういうところで外国の人、中でも韓国の人からは「日本人(私)は少し敏感だね、デリケートだね」という意味で「예민하네(イェミナネ)」と思われてしまうのかもしれない。
でも、生まれて育った環境というのは本当に大事だから、毎日お風呂に入るのが当たり前な人は、入らない人のことを「汚い」と思うかもしれないし、逆に汚れた時に入るという人は「そこまでして毎日入る意味がわからない」と思うかもしれない。
日本人にとっては帰ってきたら当たり前の「手洗い、うがい」の「うがい」も、外国によっては水道水を口に含むのも危ない場合もあるので、文化的にと言うよりは他の要因でしないあるいはできないことも十分考えられると思う。
衛生面に限った話じゃないけど、こうやってこの国ではするんだよ〜というのを、「否定」するのではなくて、「へぇ〜そうなんだ〜」ぐらいに思っておくのが、他文化理解のミソなのかな〜とも考えたり。
ただ世界どの国でも、お手洗いが清潔だとか、食材管理はしっかりするとか、手を洗ってから料理を始めるとか、そういうところはきちんとやってほしい…というのが本音ではあったり…(小声)🤣笑
他にも「これって日本だけだったの⁉️」とか「やっぱり日本人って綺麗好きなのかな？」と思ったエピソードがあれば、ぜひコメント欄で教えてください😊
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