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若者は画面じゃなくて、「音」を楽しむんだよ、おじさんおばさんたち。

暇つぶしのために、「ちょっとYouTubeを見よう」「ちょっとSNSを開こう」なんて思う人も多いんちゃうかな。

この動きは、必ずしも「若いから」っていう理由で発生しているわけでもなさそうで、全世代が暇つぶしのためにスマホを見るっていうことをしているらしい。

それを言われると確かに、私も移動時間はスマホを高確率で見ている(読書をしていることも多いが)し、家事をしているとき(洗濯や掃除、料理など)はAirPodsを着けて騒音に負けないように動画や音楽を楽しんでいる。

何をするにしてもスマホを利用し、隙間時間を全て吸い取られていると言っても過言ではない。無論、NetflixやYouTubeなどの動画プラットフォームは、「ユーザーの時間をいかに奪うのか」を考えて運用されているだろうから、私を含む多くの一般人はまんまと搾取されていると考えても差異ないよな。

そんな中で、最近の私の悩みが、とにかく「孤独」であるということだ。

弊社は2月末から7月現在までリモートワークを実践している。弊社のようなエンジニアが9割を占める会社では、出社しないと仕事ができないということが全くないから、家やカフェでずっと仕事をしている。とは言うものの、私はエンジニアではなく、ジェネラリストとして外部の方と繋がりを作ってお仕事を生み出すことが仕事なので、なかなか寂しい部分もある。

加えて、人と話すことや自分の考えを発信することが好きなので、繋がりが薄くなっている感じがするんよな。

だから今も、近くの喫茶店に来て、お仕事を引退したであろうおじさま方が楽しそうにお話をしている横でパソコンと向かって仕事をしている。

そんな私からしたら、気が向いたときに誰かとちょっと話ができる環境が心地いい。ずっと誰かと話をしているとお仕事にならないから問題やけど、たまに飽きた頃に話しかけられるような具合がちょうどいい。

雑談ができる環境が好ましいのだ。

そんなことを思っていたら、ドンピシャのサービスを発見したので、今回はそれを紹介しようと思う。(久しぶりに前振りを長めに書いてみた。)

また、今日は久しぶりに見出しをつけて書いてみようと思う。


井戸端会議を作り出したアプリ「Dabel」とは

今回紹介するのは、Dabelというその名の通り、「誰かと駄弁る」ためのアプリやな。

駄弁るっていう言葉を、私はなかなか使わないが、実際に友達や家族としてるのは間違いなく駄弁り。適当に目的もなく話をし、特に着地点もなく終わる。

仕事の中では常に「目的を持って仕事に取り組め」と多くの人が言われ、実践していると思うが、仕事以外の場所では目的なんか考えずにお話をしたいというのが本音やと思う。誰しも、日々の生活の至る所で気を張りたいだなんて思わないやろうし、適当な時間があったっていいと思う。

それを叶えてくれるのがDabelということやね。

まさに今私がいる喫茶店をオンライン上に再現したものと言って差し支えないと思う。

適当に人が集まり、日々の愚痴や考えを適当に話し、解散するというもの。

別に空白の時間が生まれてもいいし、誰かが絶対に話をしないといけないっていう縛りもない。

そんな気楽なサービスやな。

他のラジオサービスとDabelの違いは?

実際に使ってみて思った大きな違いは、「相互性の有無」だ。

最近はYouTubeの広告でも、spoonみたいな一方向性のサービスが大半を占めている。

https://www.spooncast.net/jp/

配信主がいて、その配信主が自由に話をし、コメントができるというものがメジャーやと思う。

その中でDabelは、話をしている主体を選択し、話を聞いているだけでなく、その人と直接話をすることができる。

私のイメージだと、インスタライブに近いと感じた。

インスタライブもライブをしている本人に申請をすると、その場で一緒に会話をすることができる。

その音声版だと考えればイメージができるんちゃうかな。

Dabelがなぜいいのか、とまとめ

Dabelがいいと思ったのは、カメラを回す必要がないという点だ。

イヤホンをし、話を聞き、話したいときに申請をして、駄弁る。

まさに、見た目を大きく気にすることのない井戸端会議を再現していると言えるよな。

ユーザーの需要として、「常にスマホの画面を見ていたくない」というものが生まれてきていると言える。YouTuberの動画にも、長時間、ただ話をしているだけというものが増えてきている。

BGMとしてYouTubeを利用する人が増えているのに加えて、ちょっと誰かと話をしたいという新たなニーズにも対応していると言える。

ビデオにするほどのハードルもなく、Zoomのように多人数で同時に会話をする際のめんどくささもない。

まさに、ちょうどいいサービスだと言える。

先日、サッカーの本田圭介さんを中心に展開しているNowVoiceというサービスが誕生した。

ここからもわかるように、音声サービスのトレンドがまさに生まれていると言えるだろう。

ただ聞いているだけでいい。ちょっとだけ暇なときに喋れたらいい。

そんな絶妙なニーズを汲み取って生まれたDabel。

これからの音声サービスのマーケットを大きく動かしていくと考えているんは私だけちゃうはずやで。

しらんけど。

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