私の自己紹介
自己紹介のタグを見つけたので改めて自己紹介をさせていただきます。
児童福祉・放課後等デイサービスの仕事に興味があり、日々邁進しております。
私自身はWAISを受けて自閉症スペクトクラムと診断されています。
元々フリーターで放課後等デイサービスの児童指導員としての職歴はあり、またその仕事につきたいと思ったのも私自身が自閉症スペクトクラム当事者で何か力になれたらという気持ちがあったからです。
発達障害ということを全て理由にするつもりはありませんが、私は社会人生活で辛い思いをしてきました。仕事が長く続かない、生きづらい、八方塞がり…
そんな気持ちを抱えながら仕事をなんとか続けてきました。しかし、5年ほど前に正社員での就職を掴み取ったにもかかわらず会社を休職することになってしまいました。
仕事の適性がなかった、とか噂を立てられ悲しかったとか理由はいろんなことがありました。
でも一番苦しかったのは出社拒否の症状でした。会社に行きたいのに体が動かない、上司に連絡するのが怖い…
そんな感情に支配されました。
そして出社拒否にいたったのは出勤時の幻聴・幻覚、涙が止まらないといった抑うつ状態からでした。
私はやがて休職に踏み切りました。なぜ耐えられなかったのかと、自分を責めてしまうことは未だにあります。あのとき我慢していたら、私は…。でも、我慢しようがなかったし、私自身ももっと壊れてしまったかもしれません。
しばらくは苦痛の日々でした。幻聴が聞こえ続けたので。自覚がなかったので精神科医に幻聴を抑える薬も処方されていませんでした。なので、今までに体験したことのないほどの恐怖感を味わいました。幻覚もほんとうかはわからないけどテレビを通して見たり、恐ろしい思いはしました。
しかし、あることで事態は少し好転します。
それは精神科デイに通うことでした。その精神科デイでは社会技能生活訓練いわゆるSSTや認知行動療法を学びました。特にその二つは私の支えになりました。
それから自分は職場で認めてもらえなかったし、人間関係が構築できないと思っていたけれどもそうじゃなかったとわかりました。精神科デイにはさまざまな精神疾患で辛い思いをした人がいて、でもそこは笑顔で溢れていて。人間って好きだなあと心底思わされるような憩いの場になりました。入退院の繰り返しなど事情があり二つほど精神科デイは変えたのですが、どちらのデイも私を癒しました。
でも、このまま実家にいて精神科デイに通うだけでは将来の不安があるなと考えていました。それで、精神科医の先生に相談し、最近では就労移行支援に通えるまでになりました。幻聴と幻覚に苦しみ、自殺企図までしたことのあった私が、です。疾患や発達障害による経験は詳しくは他のエッセイ記事に書いてありますが、私もここまでメンタルや体調が回復するとは思っていませんでした。
やや自己満足ではありますが、こうして今はエッセイを書いています。
noteは妹に勧めを受けました。
"お姉ちゃんは特別な経験をしてきたんだから何かその経験を通して伝えられることがあるんだよ、書いてみたら?"と。そうしてnote執筆を始めたのですが、私自身も書くことで自分を癒せています。
長々と自己紹介しましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。もしよければ他の記事もご覧いただければと思います。