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ホテル絵日記/Spatel d'Annam - Imperial Boutique Spa & Hotel
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先週の連休を一日延ばして行ったフエで泊まったホテルです。因みにベトナムは国家的には5連休で、直前の休日を働いたワタシは自主的に9連休でした。
連休と言ってもシゴトのメールやLineやWeb会議すら対応します。そんなこと屁でもないとワタシは思いますが世の中には休みの日にはカイシャのメールは見ないという人もいます。休み明けに大量に溜まったのを見た時のオヨヨ状態を考えるとそんなことよくできるなと思います。
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フエはシゴト絡みも含めるともう5,6回行きましたが今回初めて2重にある城壁の外側の内側という云わば神宮外苑のような場所にあるこじんまりとしたところに泊まりました。
こじんまりしているのは建物の高さ制限があるからだろうと思われこのホテルは平屋です。歴史的景観を大事に守ろうというベトナム人の気高い精神が垣間見えます。因みにハノイ旧市街はもう手遅れで汚いビルが建ち並んでいます。ガイジン観光客はそれを含めたカオス的雰囲気を楽しんでいるワケだけど
ホテルの建物は古っぽく作られていますが鉄筋コンクリートの新築です。城壁に面した部分にあるレストランとバーは古い建物を修復して使っています。広い敷地の中に40室くらいしかなく、それで値段が目の玉が飛び出るほどでなく経営的にダイジョブなのかと思います。因みにフエはホテルもレストランもハノイに比べてかなり安いです。
部屋自体は広くないものの天井を切妻状に高く上げ、庭に面したテラスも十分な広さで窮屈に感じることなくココロ穏やかに過ごせました。因みに廊下を挟んだ反対側の部屋はプールに面していたので若干ザワザワしたと思います。
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特徴的だったのは廊下や部屋の壁が橙色のペンキで塗られていて床も同色と黒の市松模様で刺激的な配色。
因みに旅行最終日にダナンで半日過ごしたホテルのバスルームも橙色のガラスでした。まさにダイダイ旅行。
あとはエアコンが壁掛けの個別式クーラーでしたが壁天井の角を欠き取って表面に唐草模様の木枠を付けてうまく隠していたところとか。
設計する側としてはどんなにキレイにデザインされていても、というか、工業製品なのでせいぜい当り障りのない今風デザインなので見せたくないワケですが、メンテナンスのことも考えないといけないし、一般人は見えても全然気にしないし、というわけで、テレビのお宅拝見みたいなのに出るような部屋でもエアコン丸見えというのはよくあります。
でもねえ、見えても見えないことにするみたいな、ハダカの王様みたいなのはあり得ないワケで、こういう工夫には敬意を払いたい。
いつも話題にするバスルームはかなり狭いです。ドアを開けると便器が出迎える禁断のレイアウト。それでガラス窓が2面にあり、カーテン下げて入るワタシ等には全然メリットなかったけど。
シャワーカーテンを引くとベッド側から便器が隠れて見えなくなるという思わぬ発見はありました。ジンセイ至るところに発見あり、です。
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