ベトナム鍋図鑑/『シーズン2はニッポン料理店Ganeyaの寄せ鍋から』
去年より1か月遅れでワタシの鍋の季節が始まりました。今年はそれだけ暖かいってことですかね。もう12月だっていうのにまだTシャツ短パンで歩ける。
ベトナム人もバイクに乗る時はダウンを着ててもその下はモロ肌ヘソ出しだったりして。ウチの近所のカフェが有名な自鶏スポットなので嫌でも目に入るのです。アレは腹巻を上にずらしているとしか見えないけど。
また飽きもせず描いていきます。特に新しいことは考えていませんが自然と去年とは違うモノになるでしょう。目とか指先とか、じわじわ進む老化は止めようがありません。
ここは博多中州に本店があり、ベトナムにはハノイと、なぜか中南部高原リゾートのĐà Lạt/ダラットに店があるニッポン系ニッポン料理店です。もう10年以上続いているので老舗と言っていいでしょう。
オープン当初はニッポン人の板前さんがいましたが今はベトナム人だけです。No problemです。
こっちのニッポン料理店は刺身、寿司から焼き鳥、てんぷら、鍋、ラーメンと何でもありの店が多く、ここは鍋ももつ鍋、鶏鍋、すき焼き、しゃぶしゃぶ等々と揃っています。全部ウマいかどうかはわかりません。
この日選んだのは無難にも寄せ鍋。寄せ鍋の語源は肉、魚介、豆腐、茸、野菜など何でも寄せて入っている鍋ってことでしょうか。
スープは透き通ってサラッとしたモノで当然それなりの味付けがされていますが、ポン酢とかその手のタレがなかったので若干物足りなさはありました。
そこに店のおネーさんが具を入れてくれるワケですが、こっちの人はどうせ食べてしまうモノをキレイに並べようという発想はないので、それならワタシにもできます、ということで、ジブンでやりました。
野菜はあとでって言われたので青梗菜と白菜はあとにしたけど、どうせなら全部一遍にぶち込んでもよかったかと。
ぐつぐつ煮えるまで10分、それなりにウマいです。難を言えば白菜がもう少し新鮮で魚がもう少しふっくらしたもので肉は鶏肉団子とかあればよかったしダシ取るのに貝系が欲しかったかと、、、
カニのように見えるのはカニカマです。って言わなくてもわかるだろうけど。ベトナム人はカニカマ大好き。カニだと信じている人も多いと思う。
〆はうどんです。なかなかコシのあるウマいうどんでした。
そういえばこの店は天ぷらがウリで、以前はカウンターでお客の目の前で揚げていましたが、部屋が暑くなるというので天ぷら鍋を奥のキッチンに移動しました。それで揚げたての天ぷらが付いた天ざるうどんセットがなかなかウマかった。
鍋は二人で行けば二人前だし4人で行けばそれなりに4人で食べられる便利なモノです。この日はオヂサン二人で満腹になりました。
シゴト絡みとは言えシゴトの話はあまりしません。ワタシからは話さないのと相手も同類なのかと思いました。とにかく酒を飲み食事をしながらシゴトの話をするなんて無粋なワケで、その辺りの事前の見極めは重要だと思った次第です。