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傍のソバ・ハノイ編/グルコサミン コンドロイチン代わりの朝の散歩で懐かしのMiến trộn cá


ワタクシゴトで誠に恐縮ですが、ここ3週間ほど膝が痛くて走れない状況が続いていまして、その原因は廊下、いや老化であると、テレビの通販広告で耳が痛くなるほど聞かされています。
膝の軟骨が擦り減ったのだ、放っておいたら擦り減る一方だ、○○健康食品のグルコサミン コンドロイチンを飲めば治る、と。
 
とは言えハノイにそんなモノ売ってないし、カニの甲羅とサメの軟骨を食べればいいと言ってもウマそうじゃないし。
こういう時にワタシはショック療法というか、敢えて痛い部分を動かすようにしています。
以前何年か振りにぎっくり腰になった時は翌日から毎日歩きました。それで1週間後には元に戻りました。
新聞によるとぎっくり腰になって安静にしているのは良くないというのが最新の医学的知見のようです。
 
そういうワケで週末は勿論、平日も週に3日は朝6時から1時間歩いています。4km 6,000歩。お陰で膝はかなり良くなりました。ような気がします。
nhkで織田裕二が司会しているヒューマニエンスを見ていると、ニンゲンのカラダは本当によくできていて、一部の臓器は具合が悪くなるとジブンで補修するようになっているらしい。
その時に重要な役割を果たすのが筋肉と骨である、筋肉と骨はもはや臓器なのだ、と。実におもしろい。
 

それでこの店は散歩の途中に前を通り、10年前に何度か通ったことを思い出して、おカミもそれなりに老けたものの相変わらずの美貌だったのでスルッと寄った次第です。
確かMiến trộn/ミェンチョン/スープなし春雨麺をハノイに来て初めて食べてハマった店。
具はlươn/ルォン/ウナギの稚魚のフライと、 cá/カーァ/魚のフライの2種類。どっちにする?と聞かれたのでカーァ(語尾上げ)と応えました。ハッキリ言ってベトナム語、喋れなくても全然通じる。
 
やはりうまい店は丼として美しい。
パクチーがひらひらと舞うように全体を覆い、その下に魚のフライ、茎系の野菜、茹でたもやし(ハノイではもやしを生で食べることが多い)、そして黒々とした茹でたて春雨。
ワタシの好物であるためここで何度も書いていますがtrộnは冷やしソバではありません。熱くないだけ。
食べ終わって汗まみれにならないので、今の時期はコレに限る。

スープ付き

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