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傍のソバ・ハノイ編(MANG VỀ編)/停電の朝にカイシャでPho Bo

先週の土曜は朝の7時から昼過ぎまでウチの近所一帯が停電でした。
5時半から45分走ったあと、シャワーと洗濯をして、電気が止まって水も出なくなってから家を出ました。
朝はPhoを買ってカイシャで食べようと前の日から決めていました。座れる涼しい場所が必要だから。

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買いに行ったのは家にもカイシャにも近い、所謂化学的添加物を使っていないことがウリの店です。
麺とスープは当然別々で、唐辛子ニンニクダレとスダチはそれぞれ小さな袋に入っています。スープの袋はこれまで見たことのない完全密封タイプ。かなり熱いです。
袋の上を切るとビニールのチャックが開けられ、スープが余ったら締めて冷蔵庫にしまっておけます。
店で食べる定価は50k.ドン≒240円のところ、容器代をプラスして55k.ドンでした。

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カイシャに着いてやけどしないように一式合体して食べ始めました。
ロックダウン中にインスタントのフォーは何度も食べましたが、本格的なフォーは3か月振りです。
うまいです。これこそがフォー。スープの奥深い味わいがなんとも言えません。牛肉もフォーの牛肉。
最近クセになっている唐辛子ダレをたらたらと入れました。唐辛子の蒸気に思わずむせる。シビレル辛さ。
スープはやや多めに入っています。3食分買えば一袋は余る。それで湯豆腐にしてもウマいに違いない。
ワタシは途中で継ぎ足して全部飲みました。塩分をやや摂り過ぎました。

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フォーはニッポンでも食べられるでしょうが、ワタシが数年前に行った有楽町かどこかの駅前ビルの地下の店で食べたのは一杯1,000円以上して、肉と野菜がたくさん入っていて、豪華五目フォーみたいな感じでした。
やっぱりニッポン人にウケるように変えるのは必要です。本場のフォーは朝食なのでシンプルです。


ところでハノイは今朝から飲食店の店内営業が再開しました。タクシーもオッケー。ほぼ平常に戻りました。
バー、ビアホイ、カラオケ、マッサージは閉まったままです。密着サービス系の感染リスクが高いのは分かるけど、静かなバーとか屋外ビアホイはカイシャの会議室より安全です。
そのうち自然発生的路上ビアホイが出現するでしょう。天秤棒オバサンが乾きモノ売りに来たりして、それもまた一興。 

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