傍のソバ・ハノイ編(MANG VỀ編)/走りの途中でBanh Cuonを買って帰る
ハノイは新規感染者が10人以下の日が続いていますが、いまだにソバ屋、カフェ、ビアホイ、バーの店内営業は禁止されています。
あとタクシーも。そのためワタシの行動範囲は徒歩圏のみです。
いくらTake away解禁とはいえ買いに行ける範囲は限られていて、ロックダウン解除3週目にして既に飽きてきました。アーキテキタ。ワタクシはアーキテクト。
朝、走りに出る時、若干のおカネを小さなビニール袋に入れて、スマホと一緒に腰に巻き付けます。
主には脱水した時に飲み物を買うためですが、先日、汗びしょびしょの状態で、ウマいと評判のソバ屋に寄りました。
走りの場合、散歩では行かないところまで行きます。
何その格好は、みたいな顔で店のオバサンに見られますが、背に腹は代えられない。ガイジンで、しかもベトナムではアキラカな前期高齢者なので大抵のことは許されます。
これは家の近くのThong Nhat/統一公園の東のゲートを出て、ニッポン食レストランも多いTrieu Viet Vuong/チェウ・ヴィエッ・ヴゥォン通りの近くのBanh Cuon/バインクオンの有名店で買いました。
朝6時から走り出すので、7~8キロ走ってソバ屋に寄るのは7時前くらいになります。店はまだ開いたばかりで準備しながら売るような感じですが、この時は注文したらすぐに袋に入ったソバ一式が出てきました。
早っ、と思う一方で、作り置きかという疑念がアタマをよぎりました。
家までややゆっくりめに走って10分。シャワーなんぞ浴びて洗濯機を回していざ食べようとしたらやっぱりイマイチ。
冷めているのは仕方ないとして肉がエライ硬い。
バインクオンはコメの薄皮を具のない春巻きのように重ね合わせて、ブンチャーと同じツユと焼肉と一緒に食べます。コメの薄皮には揚げ玉葱が振り掛けられています。
コメの薄皮は冷めてべちゃ―ッとしていますがツユを温めれば問題ありません。肉はおそらく前の日に焼いたものを、朝にもう一度炙った程度のモノでしょう。レンジでチンすればよかった??
注文して待たされるのもやだけど、作り置きですぐ渡されるのもなあ。
ドリフターズの昔のコントを思い出しました。寿司屋で加藤ちゃんが寿司頼むと板前のけんちゃんがカウンターの下からヘイお待ちっ、って出すアレ。