ハノイ特殊観光案内/補・桜の代わりにHoa Gạoの赤い花巡り
その後、外周り中に2本見つけました。どちらもハノイの中心部を国鉄の線路に沿って南北に貫くGiai Phong通りに面した大きな建物の正面です。
今週末もまだまだ見頃です。
Giai Phong通りはハノイ駅辺りではLe Duan通りです。南の方に進むと国道1A号線につながり、ずーっと行くとベトナム本土最南端まで通じています。北の始点は中国国境で全長約2,300キロとは途方もない。
先日は並行して走る高速道路でNinh Binh省、Thanh Hoa省まで行きましたが、途中畑や山の中にポツンポツンと赤い花が咲いていました。ニッポンなら木蓮、コブシの風情に似ています。
以下、花の話というよりセケン話。
⑦ベトナム国家建設大学玄関脇
ハノイで一番大きなThong Nhat/統一公園の南側には大きな大学がいくつか集まっていて、東京なら本郷あたりの雰囲気が漂っています。言い過ぎか。
北側から工科大学、建設大学、経済大学と並んでいます。たまに歩きますが学生街は活気があっていいですな。
この辺の学校に通うのはベトナム中から選ばれて集まった完全エリートで、お下劣なサークル活動にウツツを抜かすようなのはいません。
その中の建設大学/Vietnam National University of Civil Engineeringの玄関脇に12~3mくらいのが1本立っています。道路幅が広くて引きが取れてるので遠くからもよく見えます。どうして今まで気づかなかったのか、東大下暗し。
⑧ハノイ フレンチホスピタル角
建設大学のやや斜め向かいのガイジン向け高級病院の敷地の角です。踏切の脇です。こっちも12mくらい。ワタシは行ったことのない病院なのでこれまで気づきませんでした。
そこから南はベトナムで一番大きなBac Mai病院が1キロくらいの長さで連なっています。ニッポンのODAで造られた本館が正面玄関になっています。
中に入ると凄い光景が目に飛び込んできます。外来の待合は大勢の人が殺到していてまさにカオス。
病棟はもっとスゴくて、こっちでは家族やそれ専門の人が寝泊まりして付き添うので、バルコニーは煮炊き場兼洗濯物干し場と化し、一つのベッドに二人寝ているのはザラです。もちろん二人とも病人です。
最近は郊外に大きな公立病院ができ、多少改善されています。
カネ持ちは特別受付窓口みたいなところに行けばスルッと見てもらえます。
ほかにカネ持ち用の病院もあり大学病院の医者がアルバイトで診てくれます。ガイジンはカネ持ちと一緒の扱いですが、カネのないガイジンはどうしたものか、不安に苛まれる日々です。