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傍のソバ・ハノイ編(番外編)/ベトナム版Nissinラ王 三役揃い踏み

2か月近く前にスーパーで激辛豚骨タイプを見つけて、食べたら余りのウマさにコーフンしてここでも紹介したラ王ですが、その後毎週末同じスーパーに行っても品切れで、もう2度と食べられないと思っていたら先日遂にフルラインナップの3種類をゲットしました。
左から豚骨、醤油、激辛豚骨です。因みにラ王はRaohです。袋に、極上の日本のラーメンと、の が2つ重なる辺りガイ人向けを感じさせます。
 
棚の一番多くを占めているのはやはり最初に買った激辛豚骨で、マーケッティング上これが一番売れるという戦略なんでしょう。ワタシには辛すぎて、ツラすぎて、消化不良必至です。

今回紹介するのは醤油味。袋には麺と粉末スープ、調味オイルが入っています。
麺は細麺ですが4分間も茹でます。ワタシは堪えられず3分30秒で引き上げました。それでもコシがあって小麦の風味があってプリプリした弾力すらありました。ミゴトな技術です。
 

袋には叉焼、ゆで卵、メンマ、小葱が豪華絢爛に盛り付けられていますが、平日ヴェジタリアンのワタシは野菜炒めしか載せないので写真のような地味な景色と相成りました。十分にウマい。
黒の豚骨も一個食べました。あまりにリアルな豚骨臭に腰が抜けて写真を撮り忘れました。同じ細麺がスープにぴったりです。
 

とにかくウマい。こんなインスタントラーメンをハノイで食べることができる日が来るなんて1ミリも思っていなかった。
どうしてこんなにウマく感じるんだろうと冷静に考えてみました。
そういえばニッポンに帰ってインスタントラーメンを食べることは絶対にない。駅そばは食べるけど。
こっちで食べてたのはニッポンブランドとは言え現地生産の現地向けラーメンで、調理時間をなるべく短くしてだいたい鍋で煮なくてもお湯を注ぐだけで出来上がるタイプです。所謂チキンラーメンスタイル。
 
今回のラ王はニッポンの味でそのまま現地向けに売ろうということでしょう。だから4分間も煮る。
そしてニッポンのラーメン製造技術はこの10数年間に飛躍的に進歩したということです。まさにウラ島次郎的状況です。
このラ王がベトナムで大ヒットすることを切に念ずる次第です。そうじゃないとすぐに食べられなくなる。




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