傍のソバ・ハノイ編/Ton-chanのTonは豚骨のトン
前回に続きTon-chanに行きました。完全禁煙なので安心して入れます。
前回書きませんでしたが、鏡に映るジブンを見ながら食べた冷やし中華で思い出したのは『対自核』。イギリスのロックバンドUriah Heep/ユーライアヒープのアルバムタイトルです。原題は “Look at yourself”
LPジャケットに光沢のある銀紙が貼ってあってソレでジブンを見るという、実に直接的で何のひねりもない仕掛け。それでニッポン語タイトルだけエライ凝った。えらいこった。
核はyourselfのself辺りの意味合いですかね。ジブンの中心を見ろ、みたいな。それでラーメン食えと。
この日は看板メニューの豚骨ラーメンを食べました。たくさん食べてビール3杯飲んだ後だったので大、中、小の3種類の中の「小」にしました。
小と言ってもリッパなドンブリで、こんなに食べれなーいと思ったのも束の間、箸で3回掬ったら麺はほどんどなくなりました。
豚骨スープはかなり濃厚でした。豚骨ラーメンと言いながら味噌、醤油、塩の3種類があり、ワタシが選んだのが味噌だったからでしょう。
醤油豚骨はかつての地元の横浜家系がそれだったからよく食べたけど、味噌豚骨っていうのは生まれて初めて食べました。この歳になっても生まれて初めて食べるものはたくさんあります。でも普通の豚骨はないのかな。
具は叉焼、ゆで卵、海苔、胡麻、葱など。ここはベトナムなんで普通じゃないラーメンを期待しているモノとしては拍子抜けするくらい。
10年以上前にベトナム人がやってるニッポン料理店で味噌ラーメンを頼んだら味噌汁ラーメンかっ、これはっ、みたいなのが出てきて麺食らったことがあります。味が薄くて豆腐とかワカメとか入って。
今はそういうのはなかなかありません。ベトナム人の好みに合わせて味を変えていくというのは当然のことでしょうけど。
ところで話は替わりますが以前書いたSea Games/東南アジアオリンピックが、最後にサッカーでベトナムが男女とも優勝するという、絵にかいたような終わり方で終わりました。
日曜の夜の試合後には若者が国旗持ってブブゼラ吹いてバイクで走り回り深夜まで大騒ぎしました。普段厳しい取り締まりをしている交通ケイサツもそういうのは見逃します。
大ガス抜き大会でした。