見出し画像

ハノイでベトナム地ラーメン/Naruto Ramenにナルトは載っていない


ハノイ西部新都心のニッポン人エリアであるLinh Lang/リンラン通りに通じる裏道Kim Ma Thuong/キンマートゥォン通り沿いにある店です。
周辺は7~8軒のラーメン店が建ち並びラーメン激戦区の様相を呈しています。
最近になってやっと乗り方を覚えたバスで行きました。お客がまだ完全に降りてないのに動き出したり、結構ワイルドなバスです。車体の軋みも激しくて走っている途中で分解しそうだったり。実際途中で故障してお客を降ろして放置されたバスをよく見かけます。
 

Naruto Ramenって何のことかと思っていたらニッポンアニメ愛好者向けラーメン店であることが店に入ってわかりました。壁中に絵が大きく印刷されて壁紙のように貼られています。棚にはフィギュアも
ワタシはアニメには疎いのでその絵が何を意味するのか理解できませんでしたが3,4人のオタク系男子グループがオイスィ!?とか言いながら食べてたり、そこはかとない平和な空気が漂っていました。
 
食べ物としてのナルトは好きです。東京ラーメンにはナルトと、海苔叉焼シナチク茹で卵ホウレンソウが載っています。あの白地に赤の渦巻き、噛んだ時のプニュプニュ感。竹輪より柔らかく蒲鉾より弾力がなくカニカマより薄味なところが好きです。
 

メニューを見たら東京ラーメンはなかったので二郎系というのを試してみました。
ワタシは二郎系を食べたことはありませんがどういうものかはだいたい知っています。キャベツ炒めが山盛りに載った豚骨醤油系大量ニンニク入りラーメン。
実際食べたことはない、あるいは経験したことはなくてもそれがどういうものかをだいたい知っていることは重要です。Social Literacyとでも言いましょうか。
リンラン通りの妖しい店の中で夜な夜な何が行われているか、行ったことがなくても知らなきゃいけないのです。話が逸れました。
 
味のほうはキャベツが芯だらけでイマイチでした。ニンニクはかなり入っていました。翌朝カラダがハゲしく反応してましたから。
豚骨と醤油のバランスが取れたスープ、太めの縮れ麺は悪くありません。悪いのはキャベツの芯です。
結論的にはニッポンとベトナムのブンカ交流のため、末永く頑張ってほしいと思いました。
次回は評判のいいつけ麺を食べてみようかな

いいなと思ったら応援しよう!