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しらかわ、くらしごと日記|自分で暮らしをつくる人たち

自己紹介

みなさん、初めまして!今回、「ふるさとワーキングホリデー」という制度を使い、2週間、白川町ではたらきながら暮らすことになりました、あやねです。

現在大学4年生、好きなことは誰かの書いた日記を読んでその人の日常をちょこっと覗かせてもらうことです。
最近(というかずっと)考えていることは、大学卒業後、「どこで暮らし、はたらくか」。大学では周りの子たちが就職活動をし、内定をもらっていく一方で、なんとなく就活に踏み切れず、もっと違う方法で、自分が暮らし、はたらく場所を見つけたいと思っていました。白川町でワーキングホリデーをさせていただくことになったのも、実際に地域に行ってみて、どんな暮らし方、はたらき方ができそうかを自分でイメージしてみたかったからです。

私は、人がそれぞれの肩書や年齢等をこえて、自分たちの考えや思いを伝える・話す瞬間を見ること、自分がその中にいることに心地よさを感じます。また、大学で地域の中に入っていく授業を受けたことで、地域と関わる仕事がしたい、という漠然とした思いを持つようになりました。
そんなわけで、今回は、私のテーマである「人」、「地域」と関わることができる、組合向けサービス業をしている「しらかわワークドット協同組合」で働かせていただくことになりました。

この日記には、白川町でくらし、しごとをする2週間の間、私が感じたことや思ったこと、体験したことを、書き留めておこうと思います。

みどり、みどりな白川町に到着

白川口駅に到着して最初に思ったのは、「とにかく自然の緑が近い!」ということ。駅で山の緑に圧倒されながら待っていると、今回のコーディネーターであるしらかわワークドット協同組合の新井さんがお迎えに来てくれました。

そこから早速、白川町の農園、暮らすファームSunpoさん主催のヒュッゲマーケットへ連れて行ってもらいました。このマーケットでは、町内・町外の人が野菜やパン、お菓子などを出店していてクラフトのワークショップも開催されています。

ワーキングホリデー中のタスクとして事前に決まっていたのが、しらかわワークドット協同組合のパンフレットを町外の方向けに作ることでした。そのため、自分自身が人と会って話すことで町内の雰囲気を知ったり、写真などの材料集めもしようと思い、マーケットに行きました。

マーケットをうろうろし、お腹が空いたのでカレーとかき氷をいただきました。私が青空の下で食べた白川茶のかき氷は程よく苦くて、頭が痛くならないタイプ。一瞬で胃袋へ消えていきました。かき氷、久しぶりに食べたなあ。

子どもたちの遊ぶ声、出店者の方が弾くバイオリンが聞こえ、初夏の風を感じながら、しばらくぼーっとしていました。

暮らしを自分でつくる人


マーケットでは、町内の方ともお話をしました。私が大学4年生ということもあり、話の流れは就職活動のことに。「誰とはたらくかって大事だよね」という話題が上がったり、今年からSunpoさんのところで働いている新卒の方もいたので、なぜ白川町を選んだのか、お話を聞いたところ、

「農園で働いて、帰ってきて自分でご飯を作って食べる。ここでは自分で暮らしをつくっている感じがする、生きている感じがする。」
そう答えてくれました。

まずはしごとを決めて、それに合わせた暮らしをするのではなく、暮らしからしごとを選ぶ。そんな選択をしたその方が、なんだか生き生きして見えました。

この日の夜はSunpoさんに移住者の方がメインで集まるバーベキューにも誘っていただいたのですが、大きい釜を火にかけて炊いたご飯、町の人が川で釣ってきた鮎の塩焼きなどをみんなで食べ、「暮らしを自分たちでつくっている」、その一部を初日から見て感じることができました。

ほかほかの甘いごはんと鮎、美味しかったな~、しみたな~。



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