総裁賞杜氏代表賞を受賞しました!
今回、鹿児島県本格焼酎鑑評会にて総裁賞杜氏代表賞を頂きました!
白金酒造の代表銘柄「白金乃露」が認められたという事で、今回も蔵人さんに思いを語っていただきたいと思います!
どうも。蔵人です。
この度は栄誉ある賞をいただきまして、有難うございました。
製造に従事する者として大変励みになり、今後一層よいものをつくれるよう精進してまいりたいと思います。
昨年もさつま芋基腐れ病の被害が見られ壊滅的な不作でしたが、そんな状況下でも品質の良い芋を選別して納品してくださった農家様、ご指導いただきました仲買様に感謝申し上げます。
品質の良い原料を供給してくださいました米業者様、種麹メーカー様に感謝申し上げます。
白金酒造は明治2年の創業ですが、白金乃露は大正年間から当社のレギュラー焼酎として発売されている超ロングセラー商品です。昭和30年代には芋焼酎としては鹿児島県(おそらく日本でも)で一番の出荷量を誇っていた時代があります。
レギュラー酒に求められるのはとにかく美味しく、それでいて飲み飽きしない、毎晩晩酌で楽しむためにできるだけ価格は抑えてというところかと思います。
白金乃露に使用している原料は品質重視です。
販売価格は抑えていますが、原料の質は全く落としておりません。いつも焼酎を造りながら、こんな原料を使わせてもらって有難いな~と思う反面、これでガンタレ(悪い)焼酎にしてしまったら言い訳できないぞと責任も感じております。それとよくこの価格で販売できるなぁとある意味会社が心配になります。
断言します。白金乃露は鬼コスパ焼酎です(笑)。
大正、昭和、平成、令和と100年以上続く白金乃露の歴史の中で、何代にもわたってたくさんの蔵人が汗をかき、美味しい芋焼酎は白金乃露という誇りと想いをもって造りに励んできました。
私も蔵人として白金乃露の製造に携わり、時代をつないでいることに誇りと幸せを感じております。これまでの先輩方の造ってきた歴史や酒質に恥じないように、次の時代にも白金乃露が続くように蔵人みんなで頑張っていきたいと思います。
最後に、焼酎製造に携わったスタッフの皆様ありがとうございました。
みんな、やったよ!
これからも白金乃露を何卒、よろしくお願い申し上げます。
まさか「和っていいはなし」はじめていきなりこんな報告できるなんて夢のようですね。
…これもう最終回的な感じなんで「和っていいはなし」終わりでいいですか(笑)?
えっ、だめ?…そんな真顔で言わないで。
note編集担当より
今回名誉ある賞を頂き、本当にありがとうございました!
いつも以上に蔵人さんはゴキゲン。
これからもnoteで筆を揮(ふる)ってもらいたいですね!
ちなみに蔵人さんはnoteきっかけでお絵かきにハマったのかペンタブ(お絵かき用のタブレット)を購入したそうです。
ハマると、とことんやるタイプ…。やはり職人肌だからなのでしょうか…。
今回は番外編をお送りしました。
次週は和っていい話第3弾を更新予定!