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視力
私の視力は、中学を卒業するころから徐々に下がりはじめました。
高校生になったらコンタクトレンズをつけるようになり、大学生になったら朝起きてから布団に入る直前までずっとつけていました。
外泊した時などは、そのまま就寝することもしばしば。
そのころの視力は、裸眼で0.3ぐらいあったと思います。
就職してからも大学の時と同じ。毎日コンタクトレンズをつけて出社し、寝る前に外すという生活が5年ほど。
日付が変わってから帰宅することもよくありました。
このころには0.1を大きく下回っていたと思います。裸眼ではろくに何も見えませんでしたから。
それから途中眼鏡に変えたものの、数年で飽きてまたコンタクトレンズに戻して5年ぐらい。
よくよく考えてみたら、17歳から36歳までの約19年間、ずっとコンタクトレンズか眼鏡をつけて生活していたことになります。
そんな私がここ4年ほど、日中は裸眼で生活をしています。
眼鏡をするのは、夜間や遠出をする時ぐらい。
あと、テレビを観る時や掃除をする時も。
6年前には、眼鏡のレンズを運転ができるギリギリの度数に変えました。
その何年か後に、パソコンなどの近くを見る時用に、かなり度数の弱い眼鏡も作りました。その眼鏡をかけて0.2ぐらいです。
コンタクトレンズはとても疲れるので、なるべく月に数回しか使わないようにしています。
「普段は裸眼で生活しているんです」
「この視力だときついでしょう。なんでですか?」
「視力が回復するかなぁと思って」
こんな話を、眼鏡屋さんやコンタクトレンズ屋さんや眼科ですると、
「山田さん、視力は良くなりませんよ」
大概はこんな感じで一蹴されます(笑)
この間、新しい眼鏡を作りに行きました。
まずは、「普段使っている眼鏡の度数を調べたい」ということで、6年前にレンズの度数を運転できるギリギリまで下げた眼鏡で測定。
「この眼鏡だと、まず問題ない見え方ですね」
と、眼鏡屋さん。
そう言えば、6年前にレンズを変えた当初、「これで運転はちょっと恐いな」と感じていたことを思い出しました。
その眼鏡で今は1.2が余裕で見えるようになっていました。
更に視力が上がることを信じて、新しい眼鏡は更に度数を下げました。
裸眼生活を続けているおかげなのか、裸眼で見る世界も随分と明るくなりました。
視力検査表をじっくり見たら、0.3のところはぼんやり分かります。
調子が良ければもう少し下も見えます。
「視力は良くならない」
あくまでも私の体感ですが、どうやらそうでもないようです。
上記は、2015年に他のサイトに書いたブログです。
あれから10年経って私の視力はどうなったかと言うと、あまり大きな進展はないまま、基本的には10年前と変わらず裸眼で過ごせています。
近所へ買い物に行く時も、散歩をする時も、自転車に乗る時も、裸眼。くっきりハッキリ見えているわけではありませんが、人とぶつかることもないし、お店で商品も値段もちゃんと見えるので、あまり不自由は感じていません。
奈良から他府県へ行く時も、一応眼鏡はカバンに入れつつ基本裸眼です。何かをちゃんと見たい時にだけ眼鏡をする感じ。
この間は日帰りで名古屋の歯医者さんへ行ってきましたが、眼鏡は一度も使いませんでした。
10年前から視力があまり上がっていない原因は、やはりスマホです。今から5年前の2020年にガラケーからスマホに変え、目が疲れることも増えました。スマホは便利で欠かせない道具ですが、上手く付き合っていかないと、目にも精神にも影響しますね。
コンタクトレンズは身体が敏感になったせいか、つけてしばらくすると目がヒリヒリするので、全く使えなくなりました。
「コンタクトレンズから、高レベルの「PFAS(有機フッ素化合物)」が検出された」という記事があって、この影響も多分にあると思います。
アキュビュー、アルコン、クーパービジョンなど人気ブランドの18セットのコンタクトレンズを分析し、PFAS(有機フッ素化合物)と呼ばれる化学物質が含有されていないかを調査。その結果、18セットすべてに、PFASの存在を示す指標である有機フッ素がさまざまなレベルで含まれていることがわかった。
国立衛生研究所(NIH)によると、PFASは主に炭素とフッ素からできた「有機フッ素化合物」の総称。ほとんどが人工的につくられたもので、4700種類以上ある。水や油をはじき、熱に強い特徴があり、自然界ではほぼ分解されない。環境中や人体に長く残るため、別名、「永遠の化学物質(フォーエバー・ケミカル)」とも呼ばれ、1950年代から消費者製品に使われてきた合成化学物質の大集合体のこと。PFASが広く使われているのには、それなりの理由がある。例えば、食べ物が調理器具にくっつかないようにしたり、カーペットの汚れを防いだり、消火剤の泡を作ったりすることなどにも役立つ。
しかし、米国環境保護庁(EPA)によると、この化学物質は環境中で簡単に分解されることはない化学物質であることから、中には長期にわたって触れることで、がんをはじめ多くの深刻な病気の原因になると言われているものもある。また、肥満や不妊症、甲状腺疾患など、その他の健康状態との関連も指摘されている。
また、NIHによると、PFASは時間とともに体内に蓄積し、排出するより取り込む量の方が多い。EPAは昨年、PFASが科学者たちが以前考えていたよりも人々にとって危険であり、またもともと認められていた最低量でも有害だと判明したことで、飲料水の健康に関する勧告を出している。
毎日コンタクトレンズをつけている方は、ちょっと考えた方がいいかもしれません。
数年前、普通自動車免許の更新がありました。
私は色々試してみるのが好きなので、裸眼で視力検査を受けてみることにしました。ダメなら眼鏡で再検査すれば済むことですし。
「これは、わかりますか?」
「え〜っと、右」
「はい。では、これは?」
「え〜っと、上」
「はい。大丈夫ですね」
「え?オッケーですか?」
「はい。オッケーです」
視力検査、パスしました(笑)
ただ、パスはしたものの、車を運転する時は念のためメガネをかけています。
少し前、「新月のお願い」で書いた紙が出てきました。それこそ10年以上前に書いたものです。
いくつか書かれているお願いの中の一つに「裸眼で生活できますように」とありました。
願いはちゃんと叶うものですね。