夫に相手にされない女たち

ある程度の年齢を超えた
人生の先輩方が相談においでになると
相談内容はだいたいが子供や職場での
人間関係でのやりづらさ等を上げるのですが
ほとんどの方が…いや、すべての方が
夫婦仲が良くないことを全く気にしていないのです。

身近な人とうまくいっていない人が
外の人間関係で問題を抱えるのは当然のこと

でも、もう内側の人間関係に辟易しているので
外ではなんとか頑張ろう！と別天地に期待をする。

その気持ち、わかります。
どこかで自分を認めて欲しいと
青い鳥を探したいですよね。
本当の自分を輝かせたいですよね。。

しかしこれ、うまくいくと思いますか？

なので、セッションでは
必ず夫婦間から見ていきます
ここの思考癖がとれると本当に楽になれるから。



さて、その夫婦不仲の理由をたどっていくと
心理セラピーで深層意識と出会う前、
表層意識では
「自分が相手を見限った」と思っていたりします。

「この人はダメだ」と思った
瞬間があると口を揃えておっしゃる
さも被害者のように夫の至らなさを訴えてくるのです

要は、何かの出来事によって
夫への心のシャッターを
ガラガラ閉店！しちゃったわけですね


その真実は、
「察してくれなかった」
「期待に応えてくれなかった」
「あの場面でこの言葉はひどい」「わかってくれない」
などなど、男性には察知しがたい
はっきり言ってくれよ言えばわかるからさ！的な
面倒なことだったりするのですが…ご当人には大悲劇！

でもねこれって、夫にではなく
親に対して感じていた感情ではないですか?

☝️ここテストにでます！

更に言うと、
妻側が見切りをつける夫婦不仲のケースの共通点は
「夫が相手にしてくれない」んですね。

なぜ？
そんなの簡単。相手に親を投影しているから。

「察してくれなかった」
「期待に応えてくれなかった」
「あの場面でこの言葉はひどい」「わかってくれない」
これらは子どもの心の状態が感じる不満です。

夫が求めているのは人生のパートナー。
欲しいものがもらえないと拗ねる娘さんではないのです

結婚した途端、態度が変わったのは相手ではなく
相手を男から親にすり替えて
自分の幼児化したハートに応えて！と求めた結果
それに呼応しただけではないでしょうか

逆も然り。
「うちの夫は本当にダメで」
という方は、相手より上の立場にいようとする。

そんな心の現れが、自分より下をつくりだす。

☝️ここもテストに出します！


自分が素晴らしく成果をあげているならその下は普通
自分が普通、そこそこならその下に設定した人は
ダメダメでなければならないのです

私は、そんなお困りごとを解決する方法として
夫婦仲を良くする心理講座を行なっておりますが
そこで必ずお伝えするお話があります。

「夫　という字を書いてみましょう。
　それをよく見てください。
　天が突き抜けていますよね。
　つまり、夫は天まであげたほうが機能する。
　そして、地球には重力がありますね。
　すべての物は上から下に落ちます。
　もらえない、働かない、気が利かないと
　相手を心の中で見下していませんか？
　それこそが何も受け取れない原因。
　下から上へは何も届かないのです。」

こうお伝えすると
「ヤバイ！ではどうしたら良いの！？」　
と皆さま手段に耳を傾けて
真剣にワークに取り組んでくださいます。

実は私自身が、かつて夫を心で見下していました。
今では、尊敬と好きしかなく
とにかく自分の思考回路に修正をかけ続けた結果、

めちゃくちゃ変わった！（ここはまた次回にでも）

そして、年に一度のペースで昇進し
本当に天上人のようなポジションに行ってしまわれた。嘘のような本当のお話。
体験できたし継続できているので、今はそのやり方を
心理講座にしてこっそりお伝えしています

このあたり、ひとりでは気づけないので
知識を足して解決しましょう。

これまで、キッチンなど狭い場所で
ちょっとすれ違うだけで嫌悪感だった方が
隣に並んで過ごす時間が幸せだと言えるようになったと
報告を受けた時、見直すのは関係性ではなく
やはり相手に映した自分の心だなあと実感しました。

今回は、「投影」と「フラクタル」で開設しました。
夫婦仲こそ改善できるよ！取り組む価値があるよ！と
あなたに希望を感じてもらえたら嬉しいです。

ちなみに、私のセッションで
夫婦仲が改善したケースの最高齢は８３歳。

心を変えると万華鏡のように
現実はするすると形を変えます

人間関係は変えられるのです。

夫婦関係こそ取り組むと人生変わりますよ♡

 白石美帆