名人戦第1局封じ手予想
皆様こんばんは。
本日は記事を2本投稿予定で、本記事は1本目となります。
さて、本日名人戦挑戦手合七番勝負が開幕しました。
芝野虎丸名人に挑むのは、世界一を目前にした一力遼棋聖・天元・本因坊です。
激しい戦いになることだけは間違いなさそうな組み合わせですね。
毎局楽しそうです。
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封じ手予想に入る前に1つ小話を。
締まりに大して黒1とツケる手は何百年も前から打たれています。
この後白Aと下がるのは、お互いの根拠の要点なので決まりのようなものでした。
下がり以外が選ばれるのは特殊な状況以外だけだったのです。
かつて呉清源九段が下がらなかったことがありましたが、その後も真似する人はあまり現れていません。
しかし、AIによる再評価があり最近は時々見かけるようになっています。
囲碁には色々な考え方があるものなのだと、改めて感じさせられますね。
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一力挑戦者の黒番です。
確定地は白の方が多いですが、今後増えそうな地は黒の方が遥かに多いです。
黒有利の形勢ですから、手堅く黒Aと打って下辺大石を安全にしておくというプロも多いでしょう。
しかし、黒Bからコウで脱出を図る手段が残っているので、死ぬ心配はないとみて黒△と切っていきました。
一力挑戦者らしい厳しさでしたね。
さて、ここで芝野名人が次の白の手を封じて1日目終了となりました。
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封じ手予想は白△です。
黒からここに伸びる形が素晴らしく、白は防戦一方になりそうです。
ですから、当てないと始まらないといった印象ですね。
この黒は取れませんが、攻めることで周囲の白の形を整えたいところです。
明日は芝野名人がどんな形で勝負に出るのかに注目ですね。
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