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#旅する羽釜 番外編 福井の爆弾おむすび
10月26日、NHKきょうの料理「しらいのりこの食旅~福井編」でご紹介しました「福井の爆弾おむすび」。
「爆弾おむすび」なんて物騒な名前ですが、海苔1枚を使い、おむすび2個分のごはんを広げ、沢山の具材(おかず)をのせて大胆に巻く、「お弁当おむすび」。色んな具材が入っていて食べてても楽しいんですよ。もちろん携行性も抜群!
番組では、福井の油揚げ、豚肉、たくあん、葱、おからふりかけを海苔で巻きました。(豚肉に?というお話もありましたがふくいポークという豚があります)また、「美味しいの?」という声があがってましたが、このおむすび美味しいです。ほんとに。
読者、視聴者の皆様の期待を裏切らぬよう、何度も何度も試作をしてできたものですから^ ^
実は #旅する羽釜 福井編の旅から帰ってきたときに、真っ先に作ったのが、爆弾おむすび。福井で買ってきた名物食材の数々から厳選しておむすびにしました。放送のものとはまたひと味違う、福井の爆弾おむすび番外編!
具材は、油揚げ、はまな味噌、たくあんの煮たの、鯖の醬油干し、自作梅干し(三方梅、紅映)。お米は永平寺町のれんげ畑コシヒカリ。おぼろ昆布で巻きます。
ラップにごはん茶碗1杯分(150g)を広げ、具材を乗せます
上に追いご飯(50gくらい)
ラップで包んで形を整え
バットにおぼろ昆布を敷き詰め、転がします。
じゃーん、できました\(^O^)/ 中身ぎっしり!
やや食べづらかったです...(大きすぎた)
食材の紹介
永平寺町「れんげ米コシヒカリ」
秋に田んぼに種をまき、春に花を咲かせたれんげ草を土にすきこんで肥料とする農法。れんげ草が肥料の役割をしてくれるので化学肥料は一切必要なし。地球にも人にも優しいお米。
鯖の醬油干し
小浜で購入した鯖のしょうゆ干し。しょうゆに漬けた鯖を干しして焼く、一見ありそうでない一夜干し。小浜の鮮魚センターで購入。
おぼろ昆布
北前船の寄港地として栄えた敦賀。敦賀には北海道の良質の昆布が集まり、かつては沢山の昆布職人がいたそう。目の前で職人さんが削ってくれたおぼろ昆布。
たくあんの煮たの(ぜいたく煮)
番組内でもお話しました、古漬けのたくあんを水につけて塩出しして、しょうゆ、かつお節、赤唐辛子で煮たもの。大野で購入。
はまなみそ
夏に茄子を塩漬けしておいて保存。旨味たっぷりの醤油麹と合わせたおかず味噌。秋になると出回ります。三國のスーパーで購入。(このはまな味噌はどこのスーパーにもありました)
福井梅の梅干し
三方五湖の周りは梅の木が並ぶ、一大梅の産地。古くより「福井梅」として重宝されてました。今回は「紅映(べにさし)」を取り寄せて漬けてみました。このお仕事のオファーがちょうど梅シーズンの6月で、ギリギリ間に合いました。果肉が柔らかくとっても美味しくできました。
油揚げ
ご覧下さい!この大きさを!これは厚揚げではなく油揚げなんです。
浄土真宗の信仰があつい福井では信徒の催事「報恩講」の昼食でこの大きな油揚げで信者をもてなしたそう。福井県北部(嶺北エリア)で特に良くたべるそうです。こちらの油揚げは谷口屋さんのもの。
おわりに
音楽家が旅から帰って音楽を奏でる、小説家が文章を書く、画家が絵を描くように、ごはん同盟の私は旅から帰ったら大きなおむすびを作ります。全国47都道府県のおむすびを作るべく、旅を続けます。
旅行地の推薦、お仕事のご依頼お待ちしております♡
旅する羽釜~福井編
併せて今回の旅行記もご覧下さい。
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