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あなたの "ひと推し" が、社会を変える。
"おせっかい" で地域を変える!
「地域活性化!」「地域を変える!」
もしかすると、こういった言葉にアレルギーを感じたり、「理想論でしょ?」と思う方もいるかもしれません。
でも、ぼくがポッドキャスト番組『コテンラジオ』で出会った “コミュニティナース” は、そんな言葉を軽く超える可能性に満ちていました!
最初は「へぇ、面白い考え方だな」程度だったのが、回を重ねて深く知るほどに、「こんな社会が本当に実現したら……!!」と、胸が高鳴っていったのです!
「コミュニティナース」とは?
まずは、コミュニティナースを世に広める、株式会社CNC(旧コミュニティナースカンパニー)の代表・矢田さんの言葉をご紹介します。
私たちは、コミュニティナースというコンセプトを発案し、全国に広げています。皆さんの暮らしの身近な存在として、全ての人がコミュニティナースとどこかしら関与があり、健康を高めあえる地域社会を日本中にどんどん増やしていきたいです。
医療や福祉というと、どうしても「病気や介護が必要な人だけを支援する」イメージが浮かびがち。
しかし、コミュニティナースの活動領域はもっとずっと広い!
地域全体を対象に、「おせっかいを焼いてでも、みんなで支え合う仕組みをつくろう」というアプローチを取っています。
たとえば、団地・郵便局・移動販売のトラック・ガソリンスタンド・パチンコ店など、一見「医療」と関係なさそうな場で人と顔を合わせ、世間話をし、悩みを聞き、必要があれば専門機関につないでいく。
そんな “暮らしのど真ん中” での行動こそ、コミュニティナースの大きな特長なのです。
「ボランティア活動でしょ?」と思う方へ
「ボランティアみたいな話じゃないの?」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、コミュニティナースを世に広める株式会社CNCは、その “おせっかい” をビジネスモデルとして成立させようとしています。
ここが一番面白いところです。
● 不動産 x コミュニティナース
たとえば、賃貸住宅の家賃にコミュニティナースの人件費を含めることで、常駐して住民同士の交流を促進し、高齢者の異変に気づいて病院へ繋ぐ。マンションの管理人のような役割を果たし続ける仕組みがあります。
● 企業 x コミュニティナース
企業がPR費としてコミュニティナースを支援する形もあります。地域貢献が企業イメージの向上にもつながり、従業員の家族や地域住民をサポートできるなど、理想と経済の両輪を回せる点が強みです。
また、以下の動画では、創業100年近い老舗の製造業である岡野バルブ製造が、コミュニティナースの活動に共感し、資金提供を決定するに至った経緯を語っています。
● 郵便局 x コミュニティナース
とりわけ興味深いのが、郵便局と連携するモデルです。
全国津々浦々にある郵便局は、住民にとって身近な場所でありながら、意外と住民との深い繋がりを築けていない場合があります。
そこにコミュニティナースが加わることで……
地域住民との関係強化
コミュニティナースが常駐していると、局員と住民が顔見知りになりやすく、交流のハードルが下がる。
地域ニーズの早期発見
配達先で郵便物が溜まっていたり、いつもと違う……そんな気づきをコミュニティナースへ共有し、必要な支援へとつなげられる。
地域貢献の実感
「あの人、最近元気がないね」というような情報をきっかけに、コミュニティナースが声をかけ、問題解決にいたれば、局員自身も大きな手応えを得られる。
空きスペースの有効活用
郵便局の使っていないスペースを、イベント会場や住民の交流の場として開放し、コミュニティの拠点に進化させる。
新たなサービスの創出
健康や生活相談を行うことで、郵便以外の機能を拡大し、新たな形で地域を支える拠点となる。
このように、郵便局とコミュニティナースの連携は、単なる “いい話” ではなく「地域インフラのあり方」を大きく変える試みになっているのです。
“支えられる側” だけじゃなく “支える側” にもなれる
コミュニティナースは、予防的な福祉に近い役割を担います。
孤立した母親や体調不良を抱える高齢者など、SOSサインが小さいうちから “おせっかい” に声をかけて、必要であれば専門機関や地域の力を呼び込んでいく。
そこが「特定の支援対象を支えるだけ」という従来の福祉サービスとは大きく異なります。
さらに、コミュニティナースは一方的に “助ける” のではなく、住民が「人の役に立っている」という喜びを味わう場も生み出しています。
住民同士が主体的に関わり合うことで、街全体が活気づく。おせっかいが回り始めると、意外なほどスムーズに困りごとが解決されていくのです。
コテンラジオで知った“ワクワク”と“確信”
ぼく自身、コテンラジオを聴くまで、「福祉=支援を受ける・与える」というシンプルな図式しか知りませんでした。
ところがコミュニティナースの取り組みを知ったとき、それがガラッと変わったのです。
もし、地域のあちこちにおせっかいで声をかけてくれる人がいたら?
人の役に立つ経験は、実は誰にとってもプラスになるのでは?
そんな問いが浮かび、社会がほんの少し変わるだけで、ぼくたちの暮らしがより温かくなるかもしれない、と強く思ったのを覚えています。
一歩踏み出せる “具体的アクション” とは?
ここまで、ぼくの稚拙な文章を読んで、興味を持ってくださった方もいるかもしれません。
さて、では、どうやって応援したり、参加したりすればいいのでしょう?
SNSや公式サイトをチェック
地元での講座や研修に参加
地域によってはコミュニティナースの育成プログラムが開催されています。関心があれば、実際に参加して雰囲気を体験できる。
ふるさと納税を活用
「一億総コミュニティナースの日本を実現する」というプロジェクトが、ふるさと納税サイトで実施中。
→ ふるさと納税 for Good
身近なところから“おせっかい”を始めてみる
たとえば、郵便局員や地元の自治体関係者に「こんな取り組みがあるらしいよ」と話題をふってみるだけでも、意外な展開が生まれることがある。
もし、興味を持ってくださった方は、これらの方法でチェックしてみてください!
ぼくが株式会社CNCを推す理由
最後に、ぼくがなぜ「株式会社CNC(コミュニティナース)」を推したいのかまとめます。
泥臭いおせっかいを社会のしくみに落とし込む行動力
単なる理想論にとどまらず、持続可能なビジネスモデルへと進化させようとしている。
支援される側だけじゃなく、誰もが “支える側” になれる発想
おせっかいを肯定することで、住民同士のつながりが生き生きと育っていく。
多様な連携モデルで既存インフラを有効活用
郵便局や企業とのコラボで、新しい地域のあり方を提案している。
ワクワクする未来図
病気や介護が必要になってからではなく、日常の延長線上で地域が互いに助け合える社会。
あなたはどう感じましたか?
「正直、まだピンとこない」という方もいるかもしれません。
それでも、実際の取り組みや成果を知っていくと、「もしかすると、これこって、私たちが目指すべき新しい地域コミュニティの姿なのでは?」と思うようになるはずです。
もし少しでも興味を持ったのなら、ほんの一歩、行動を起こしてみませんか?
SNSを覗く、イベントに足を運ぶ、寄付をしてみる。そこから繋がる世界は、きっと思っていたよりずっと身近で、温かいものだと思います。
〈おわりに〉
これがぼくの “推したい会社”
コミュニティナースを広める株式会社CNCです。
新しい社会のかたちを一緒に創っていくために、あなたも一度、コミュニティナースに触れてみてください。
あなたの ”ひと推し” が社会を変えます。
理想が現実へと変わる瞬間が、案外すぐそばにあるかもしれません。
参考リンク
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